スクリプト ファイルの種類

スタンドアロン スクリプトには、いくつかの種類があり、それぞれ拡張子が異なります。代表的な種類を、次の表に示します。

拡張子 スクリプトの種類 説明
.bat MS-DOS バッチ ファイル MS-DOSオペレーティング システムのバッチ ファイル。
.asp ASP ページ ASP (Active Server Page) ファイル。
.html HTML ファイル Web ページ。
.js JScript ファイル Windows スクリプト。
.vbs VBScript ファイル Windows スクリプト。
.wsf Windows Script Host ファイル Windows スクリプト用のコンテナ ファイルまたはプロジェクト ファイル。WSH 2.0 以降でサポートされています。
.wsh Windows Script Host ファイル スクリプト ファイル用のプロパティ ファイル。WSH 1.0 以降でサポートされています。

これらのスクリプトには、それぞれ長所と短所があり、用途も異なります。どの種類のスクリプトを使用するかは、実際のニーズによって決まります。

しかし、1 つのニーズに対し 1 種類のスクリプトだけでは対処できない場合もあります。そのような場合は、問題をいくつかの部分に分け、各部分に対して、最も適切なスクリプト言語でスクリプトを作成することになります。

複数の種類のスクリプトを併用する場合は、Windows Script Host ファイル (WSF ファイル) が便利です。WSF ファイルでは、スクリプトの一部として、ほかのスクリプト ファイルを参照することができます。使用頻度の高い関数のライブラリを作成して、1 か所にまとめて保存しておけば、それらを複数の WSF ファイルから参照できます。

参照

Windows Script Host のオブジェクト モデル