Number プロパティ

エラーを指定する数値を設定します。値の取得も可能です。Number プロパティは、Err オブジェクトの既定プロパティです。

object.Number [= errornumber]

引数

  • object
    必ず指定します。Err オブジェクトを指定します。
  • errornumber
    省略可能です。Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition (VBScript) のエラー番号または SCODEのエラーの値を表す整数値を指定します。

解説

オートメーション オブジェクトからユーザー定義エラーを取得する場合は、エラーとして選択した数値を定数 vbObjectError に追加して Err オブジェクトの Number プロパティに設定します。

次のコードは、Number プロパティの使用例です。

On Error Resume Next
Err.Raise vbObjectError + 1, "SomeObject"    ' エラー番号 1 を発生させます。
MsgBox ("エラー番号 " & CStr(Err.Number) & " " & Err.Description)
Err.Clear   ' エラーのクリア。

必要条件

バージョン 1

参照

Description プロパティ | HelpContext プロパティ | HelpFile プロパティ | Err オブジェクト | Source プロパティ

対象: Err オブジェクト