Protect メソッド
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Protect メソッド
Worksheet オブジェクトの Protect メソッド
ワークシートを保護して変更を禁止します。このメソッドの効果は、Protection オブジェクトのプロパティを使用してワークシートを保護する場合と同じです。
expression.Protect(Password, DrawingObjects, Contents, Scenarios, UserInterfaceOnly, AllowFormattingCells, AllowFormattingColumns, AllowFormattingRows, AllowInsertingColumns, AllowInsertingRows, AllowInsertingHyperlinks, AllowDeletingColumns, AllowDeletingRows, AllowSorting, AllowFiltering, AllowUsingPivotTableReports)
*expression * 必ず指定します。Worksheet オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。
Password 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。この引数はサポートされていません。
DrawingObjects 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。この引数はサポートされていません。
Contents 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。ワークシート上のロックされたセルの内容を保護するには、True を指定します。既定値は True です。
Scenarios 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。この引数はサポートされていません。
UserInterfaceOnly 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。この引数はサポートされていません。
AllowFormattingCells 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。この引数はサポートされていません。
AllowFormattingColumns 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。列のサイズ変更を許可するには、True を指定します。既定値は False です。Protection オブジェクトの AllowSizingAllColumns プロパティと同じ機能を持ちます。
AllowFormattingRows 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。行のサイズ変更を許可するには、True を指定します。既定値は False です。Protection オブジェクトの AllowSizingAllRows プロパティと同じ機能を持ちます。
AllowInsertingColumns 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。ワークシートの列の挿入を許可する場合、True を指定します。既定値は False です。Protection オブジェクトの AllowInsertingColumns プロパティと同じ機能を持ちます。
AllowInsertingRows 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。ワークシートの行の挿入を許可する場合、True を指定します。既定値は False です。Protection オブジェクトの AllowInsertingRows プロパティと同じ機能を持ちます。
AllowInsertingHyperlinks 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。この引数はサポートされていません。
AllowDeletingColumns 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。ワークシートの列の削除を許可する場合、True を指定します。既定値は False です。Protection オブジェクトの AllowDeletingColumns プロパティと同じ機能を持ちます。
AllowDeletingRows 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。ワークシートの行の削除を許可する場合、True を指定します。既定値は False です。Protection オブジェクトの AllowDeletingRows プロパティと同じ機能を持ちます。
AllowSorting 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。指定したワークシートの並べ替えを許可する場合、True を指定します。既定値は False です。Protection オブジェクトの AllowSorting プロパティと同じ機能を持ちます。
AllowSorting 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。指定されたワークシートのフィルタ操作を許可する場合、True を指定します。既定値は False です。Protection オブジェクトの EnableAutoFilter プロパティと同じ機能を持ちます。
AllowUsingPivotTableReports 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。この引数はサポートされていません。
Workbook オブジェクトの Protect メソッド
ブックを保護して変更を禁止します。
expression.Protect(Password, Structure, Windows)
*expression * 必ず指定します。Workbook オブジェクトを表すオブジェクト式を指定します。
Password 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。この引数はサポートされていません。
Structure 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。ブックの構造を保護するには、True を指定します。ブックの構造を保護すると、ワークシートの移動、挿入、削除、表示と非表示の切り替え、および名前変更が禁止されます。既定値は False です。
Windows 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を指定します。この引数はサポートされていません。
解説
サポートされていない引数の値を True に設定すると、実行時エラーが発生します。
使用例
Worksheet オブジェクトの場合
次の使用例は、Spreadsheet1 の Sheet1 上のロックされたセルの内容を保護します。その一方で、ユーザーによる列および行の挿入および削除を許可します。
Spreadsheet1.Worksheets("Sheet1").Protect , , True, , , , , , True, True, , True, True