ISERRVALUE 関数

Microsoft Office Visio 2003 SDK ドキュメント

ISERRVALUE 関数

cellreference の値がエラー タイプ #VALUE である場合は、TRUE を返します。このエラー タイプは、数式の引数の種類が誤っていることを示します。ISERRVALUE 関数は、別のセルを参照する論理式で使用します。

ISERRVALUE(cellreference)

備考

[Scratch] セル A ~ D は #VALUE! エラーを返しません。このセルの数式では、同じ文字列内に数値と文字を含めることができるためです。ただしセル [X] および [Y] では、数値のみを含めることができます。

例 1

セル 数式 戻り値
Scratch.X1 = "House" #VALUE!
Scratch.A1 = If (ISERRVALUE(Scratch.X1),2,Scratch.X1) 2

戻り値は #VALUE! エラーであり、Microsoft Office Visio でエラーの代わりに 2 を返すように式で指定されているため、2 を返します。

例 2

セル 数式 戻り値
Scratch.A1 ="5 + 7" 5 + 7
Scratch.B1 =If (ISERRVALUE(Scratch.A1),2,Scratch.A1) 5 + 7

戻り値は #VALUE! エラーではなく、また元のセルの値を返すように式で指定されているため、12 を返します。