LOCTOPAR 関数

Microsoft Office Visio 2003 SDK ドキュメント

LOCTOPAR 関数

変換先の座標系に基づいて親図形の座標に変換した点を返します。

LOCTOPAR(srcPoint, srcRef, dstRef)

srcPoint 変換元の座標系でのローカル座標の点です。

srcRef 変換元オブジェクトのセルに対する参照です。

dstRef 変換先オブジェクトのセルに対する参照です。

備考

変換元図形のローカル座標から変換先図形の親座標に、点が変換されます。LOCTOPAR 関数を使用すると、別の座標系にある別の点に基づいて、図形の [PinX]、[PinY]、[BeginX]、[BeginY] などのセルに親図形の座標を設定できます。

変換元図形と変換先図形がグループ内にある場合でも、この関数は機能します。変換の過程で、回転と反転についても調整されます。

変換元図形と変換先図形の座標は、同じページ上になければなりません。

変換先がページで、親図形がない場合、ページのローカル座標で結果が表示されます。

LOCTOPAR(PNT(LocPinX, LocPinY), Width, Sheet.4!Width)

数式に関連付けられている図形のローカル Pin を Sheet.4 の親座標に変換します。