D3DXSaveTextureToFile 関数

D3DXSaveTextureToFile 関数

テクスチャをファイルに保存する。

構文

HRESULT D3DXSaveTextureToFile(      
    LPCTSTR pDestFile,
    D3DXIMAGE_FILEFORMAT DestFormat,
    LPDIRECT3DBASETEXTURE9 pSrcTexture,
    const PALETTEENTRY *pSrcPalette
);

パラメータ

• pDestFile
  [in] ソース イメージのファイル名を指定する文字列へのポインタ。コンパイラの設定が Unicode を要求している場合、データ タイプ LPCTSTR は LPCWSTR になる。それ以外の場合は、この文字列のデータ タイプは LPCSTR になる。「注意」を参照すること。
• DestFormat
  [in] 保存するときに使うファイル フォーマットを指定する D3DXIMAGE_FILEFORMAT。
• pSrcTexture
  [in] 保存するテクスチャを含む IDirect3DBaseTexture9 インターフェイスへのポインタ。
• pSrcPalette
  [in] 256 色のパレットを含む PALETTEENTRY 構造体へのポインタ。このパラメータは NULL にしてもよい。

戻り値

成功した場合は、D3D_OK を返す。

失敗した場合は、次の値を返す。

注意

コンパイラの設定によって関数のバージョンも決まる。Unicode が定義されている場合、この関数の呼び出しは D3DXSaveTextureToFileW になる。それ以外の場合は ANSI 文字列を使用するので、この関数の呼び出しは D3DXSaveTextureToFileA になる。

この関数がサポートしている ファイル フォーマットは、.bmp および .dds である。

この関数は、圧縮テクスチャ フォーマット間の変換を処理する。

ボリュームが非動的で (作成時に使用方法のパラメータが 0 に設定されていたため)、ビデオ メモリ内に配置されている (メモリ プールが D3DPOOL_DEFAULT に設定されている) 場合、D3DXSaveTextureToFile は失敗する。これは、Direct3D エクステンション (D3DX) がビデオ メモリ内の非動的なボリュームをロックできないためである。

関数の情報

参照

D3DXSaveSurfaceToFile、D3DXSaveVolumeToFile