Share via

IPin::QueryAccept

  • [アーティクル]

QueryAccept メソッドは、指定したメディア タイプをピンが受け入れるかどうかを確認する。

構文

  HRESULT QueryAccept(
  const AM_MEDIA_TYPE *pmt
);

パラメータ

pmt

[in] メディア タイプを指定する AM_MEDIA_TYPE 構造体へのポインタ。

戻り値

次のいずれかの値を返す。

値 説明
S_FALSE ピンはメディア タイプを拒否する。
S_OK ピンはメディア タイプを受け入れる。

注意

戻り値が S_OK の場合、ピンは次のサンプルで、またはピン接続後にメディア タイプを受け入れることを示している。実装する際は、他のピンの接続、フィルタに設定できるプロパティを含む、フィルタの現在の状態を考慮する必要がある。

S_FALSE を含むその他の戻り値は、ピンがそのメディア タイプを拒否していることを示している。したがって、S_OK は明示的にテストすること。SUCCEEDED マクロを使ってはならない。

フィルタの実行中は、戻り値が S_OK でも確実ではない。ピンは、再接続せずに次のメディア サンプルでフォーマットの変更を受け入れる場合もあるが、再接続する必要がある場合もある。ピンが IPinConnection インターフェイスをサポートする場合は、IPinConnection::DynamicQueryAccept メソッドを呼び出すこと。このメソッドは特に再接続せずにピンが新しいタイプを受け入れられるかどうかをテストする。

参照