Hotkey プロパティ
キーの組み合わせをショートカットに割り当てるか、割り当てられたキーの組み合わせを識別します。
object.Hotkey = strHotkey
引数
- object
WshShortcut オブジェクトです。 - strHotkey
ショートカットに割り当てるキーの組み合わせを表す文字列です。
構文
strHotkey の構文は次のとおりです。
[KeyModifier]KeyName
KeyModifier
Alt +、Ctrl +、Shift +、Ext + のいずれかを指定できます。メモ Ext + は "拡張キー" を意味しています。これは、将来、新しい種類の Shift キーが文字セットに追加された場合のために用意されています。
KeyName
a ... z、 0 ... 9、F1 ... F12 などを指定できます。KeyName では、大文字と小文字は区別されません。
解説
ホットキーは特定のキーの組み合わせであり、それらのキーがすべて同時に押されたときにショートカットが起動されます。
ホットキーを使用すると、システムのデスクトップ上にあるショートカットや Windows の [スタート] メニュー内のショートカットを起動できます。
メモ ホットキーは "キーボード ショートカット" とも呼ばれます。
Windows 2000 では、有効なホットキーは必ず Ctrl + Alt で始まります。
使用例
次のコードは、HotKey プロパティの使用例です。
<package>
<job id="vbs">
<script language="VBScript">
set WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
strDesktop = WshShell.SpecialFolders("Desktop")
set oShellLink = WshShell.CreateShortcut(strDesktop & "\ショートカット スクリプト.lnk")
oShellLink.TargetPath = WScript.ScriptFullName
oShellLink.WindowStyle = 1
oShellLink.Hotkey = "Ctrl+Alt+e"
oShellLink.IconLocation = "notepad.exe, 0"
oShellLink.Description = "ショートカット スクリプト"
oShellLink.WorkingDirectory = strDesktop
oShellLink.Save
</script>
</job>
<job id="js">
<script language="JScript">
var WshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell");
strDesktop = WshShell.SpecialFolders("Desktop");
var oShellLink = WshShell.CreateShortcut(strDesktop + "\\ショートカット スクリプト.lnk");
oShellLink.TargetPath = WScript.ScriptFullName;
oShellLink.WindowStyle = 1;
oShellLink.Hotkey = "Ctrl+Alt+e";
oShellLink.IconLocation = "notepad.exe, 0";
oShellLink.Description = "ショートカット スクリプト";
oShellLink.WorkingDirectory = strDesktop;
oShellLink.Save();
</script>
</job>
</package>