Sign メソッド

  • [アーティクル]

文字列内に格納されているスクリプトに署名します。

Object.
Sign (FileExtension, Text, Certificate, Store)

引数

  • object
    Scripting.Signer オブジェクトです。
  • FileExtension
    スクリプトの拡張子 (.vbs、.js、または .wsf) を指定する文字列です。オペレーティング システムは、この指定に基づいて、確認対象のスクリプト ファイルの種類を判別します。
  • Text
    署名するスクリプトが格納されている文字列です。
  • Certificate
    作成者の証明書名を指定する文字列です。
  • Store
    省略可能です。証明書ストアの名前を指定する文字列です。秘密鍵が含まれている証明書、つまり、コードへの署名に使用できる証明書は、通常、"my" という名前の証明書ストアに格納されます。既定値は、"my" です。

解説

Sign メソッドでは、文字列に格納されたスクリプトにデジタル署名を付加できます。デジタル署名を作成するには、呼び出し元が有効な証明書を持っている必要があります。

使用例

Dim Signer, UnsignedText, SignedText
Set Signer = CreateObject("Scripting.Signer")
UnsignedText = _
     "Dim X " & vbCrLf & _
     "X = 123" & vbCrLf & _
     "WScript.Echo X" & vbCrLf
SignedText = Signer.Sign(".VBS", UnsignedText, "証明書名をここに入力します。")

参照

Scripting.Signer オブジェクト | SignFile メソッド | Verify メソッド | VerifyFile メソッド | スクリプトに署名する