Errors オブジェクト

Microsoft Excel Visual Basic のリファレンス

Errors オブジェクト

Range
Errors
Error

セル範囲のさまざまなエラーを表します。

使い方

Errors オブジェクトを取得するには、Range コレクションの Errors プロパティを使用します。

Errors オブジェクトを取得すると、Error オブジェクトの Value プロパティを使って、エラー チェック オプションごとのエラーの状態を調べることができます。次の使用例は、セル A1 に数値を文字列として設定し、その数値が文字列として記述されているかを判別して、メッセージを表示します。

Sub ErrorValue()
    ' セル A1 に数値を文字列として設定します。
    Range("A1").Formula = "'1"
    If Range("A1").Errors.Item(xlNumberAsText).Value = True Then
        MsgBox "セル A1 の数値は文字列として記述されています。"
    Else
        MsgBox "セル A1 の数値は文字列として記述されていません。"
    End If
End Sub