Borders コレクション
Microsoft Excel Visual Basic のリファレンス |
Borders コレクション
複数のオブジェクト Borders Border |
Range オブジェクト、または Style オブジェクトの 4 つの辺の罫線を表す、4 つの Border オブジェクトのコレクションです。
使い方
4 つの罫線すべてが属している Borders コレクションを取得するには、Borders プロパティを使用します。次の使用例は、ワークシート 1 のセル A1 の下側の罫線を二重線に設定します。
Worksheets(1).Range("A1").Borders.LineStyle = xlDouble
単体の Border オブジェクトを取得するには、Borders(index) プロパティを使用します。引数 index には、罫線を指定します。次の使用例では、セル範囲 A1:G1 の下側の罫線の色を赤に設定します。
Worksheets("Sheet1").Range("A1:G1"). _
Borders(xlEdgeBottom).Color = RGB(255, 0, 0)
引数 Index で使用できる定数は、XlBordersIndex クラスの定数 xlDiagonalDown、xlDiagonalUp、xlEdgeBottom、xlEdgeLeft、xlEdgeRight、xlEdgeTop、xlInsideHorizontal、xlInsideVertical のいずれかです。
解説
輪郭の辺ごとに扱えるのは、Range オブジェクトと Style オブジェクトのみです。輪郭がある他のオブジェクト、たとえばチェック ボックスやグラフ エリアなどの輪郭は、辺の数にかかわらず、1 つの Border オブジェクトとして扱われます。辺ごとにアクセスすることはできません。詳細については、ここをクリックしてください。