DirectX COM ドキュメントの表記規則

DirectX COM ドキュメントの表記規則

このドキュメントでは、コンポーネント オブジェクト モデル (COM) の メソッドおよびインターフェイスは、C++ クラスでの同等のクラス名で表す。したがって、IDirectPlay8Peer インターフェイスの Initialize メソッドは、IDirectPlay8Peer::Initialize のように表記される。このような表記規則を使う主な理由は、同じ名前で機能や構文はまったく異なるメソッドが、複数の異なるインターフェイスによって公開される場合があるからである。たとえば、多くのインターフェイスに Init メソッドまたは Initialize メソッドが含まれるが、その機能やパラメータはまったく異なることがある。C++ のクラス名を使うのは、メソッドを一意に識別する便利な方法である。

通常、テキストやサンプル コードでは、COM メソッドを呼び出すときに C++ の表記規則を使う。C++ のメソッド呼び出しをC の呼び出しに変換する方法については、「C による COM オブジェクトへのアクセス」を参照すること。