SIGN 関数

Microsoft Office Visio 2003 SDK ドキュメント

SIGN 関数

数字の符号を表す値を返します。

SIGN(number,fuzz)

number 符号を確認する数値を指定します。

fuzz オプションです。指定した数値と 0 との誤差を指定します。数値と 0 の差がこの誤差以内である場合に、数値は 0 として扱われます。

備考

SIGN 関数は、number が正の場合は 1 を、number が 0 の場合は 0 を、number が負の場合は -1 を返します。

Fuzz は、計算結果が 0 に近くなる場合に、浮動小数点の丸めエラーが起きるのを防ぐために使用します。誤差の値を指定しない場合は、1E-9 (0.000000001) が使用されます。図面の縮尺を変更したり、正確な比較を行う場合は、異なる値を指定できます。

例 1

SIGN(-5)

-1 を返します。

例 2

SIGN(0)

0 を返します。

例 3

SIGN(0.00000000001)

0 を返します。

例 4

SIGN(0.00000000001,0)

1 を返します。