数値を使用する

Microsoft® Visual Basic® for Applications (VBA) で記述するプロシージャでは、ほとんどの場合何らかの方法で数値を使用します。パフォーマンスと実行効率を最適化し、計算の正確性を高めるためには、各種の数値データ型を理解し、状況に応じて使い分ける必要があります。

トピック

  • 整数型、長整数型、およびバイト型
    Microsoft® Visual Basic® for Applications (VBA) で整数を表すことができる 3 種類のデータ型、つまり、整数型 (Integer)、長整数型 (Long)、およびバイト型 (Byte) を理解します。
  • ブール型
    True または False を表すブール型 (Boolean) を使用します。
  • 浮動小数点数型
    単精度浮動小数点数型 (Single) および倍精度浮動小数点数型 (Double) を使用して、非常に小さいまたは大きい値を設定します。
  • 通貨型および小数型
    これらのスケール付き整数型は、端数の誤差が問題になる場合、および小数点以下の桁数が浮動小数点数型ほど多くない場合、使用できます。
  • 変換、端数の処理、および切り捨て
    小数点の変換、および端数の処理や切り捨てを行う関数について理解します。
  • 数値の形式を設定する
    FormatNumber、FormatCurrency、FormatPercent、および Format の各 Microsoft® Visual Basic® for Applications (VBA) 関数を使用して値の形式を設定します。
  • Mod 演算子を使用する
    Mod 演算子を使用して、ある数値が別の数値で割り切れるかどうか、割り切れない場合は剰余がどの程度であるかを確認できます。Mod 演算子は、2 つの数値に対して除算を行い、剰余を返します。
  • 数値型の配列で計算を実行する
    数値の変数セットに対して数値演算関数を実行する方法を理解します。

関連項目

  • Visual Basic for Applications を最大限に活用する
    開発者の目標は実行効率が良く、読みやすく、保守が容易で、また再利用可能なコードを記述することです。そのためには、Microsoft® Visual Basic® for Applications (VBA) を使用する上での実用的な知識、つまり言語の特徴、および実際に実行可能な作業内容を把握する必要があります。
  • 文字列を使用する
    文字列から情報を取得する方法について理解します。
  • 日付と時刻を使用する
    Microsoft® Visual Basic® for Applications (VBA) における日付の値の操作方法と、日付の値が内部的にどのように格納されているかを説明します。
  • ファイルを使用する
    Microsoft Scripting Runtime オブジェクト ライブラリについて理解し、ドライブ、フォルダ、およびファイルをオブジェクトとして扱う方法を説明します。
  • 配列について
    同じデータ型の一連の値を格納する場合に配列を利用する方法について説明します。この場合、個々の値を格納するのに変数を個別に指定する必要はありません。
  • VBA でプロシージャを定義する際のヒント
    Function プロシージャや Sub プロシージャの定義方法、作成するコードに拡張性と柔軟性を持たせられるオプションの使用方法について説明します。
  • VBA コードを最適化する
    メモリ要件を最適にする目的で、Microsoft® Visual Basic® for Applications (VBA) コードを簡潔に記述する方法について理解します。