既定のログオン ドメインを設定する

既定のログオン ドメインを設定する

基本認証で認証を受けるユーザーは、有効な Windows ユーザー名とパスワードでログオンする必要があります。通常、ユーザー名には次のものが含まれます。

  • Windows "ドメイン" 名
  • アカウント ユーザー名

これらの名前により、Web サーバーが管理する 1 台または複数のコンピュータが単一のエンティティとして識別されます。たとえば、"Sales1" ドメインの "PhilSpencer" というアカウントを使用してログオンするユーザーは、"Sales1\PhilSpencer" としてログオンします。ただし、ユーザーがドメイン名を示さない場合に、基本認証用の既定のログオン ドメインを使用するように、Web サーバーを構成することができます。

既定のログオン ドメインを設定するには

  1. インターネット インフォメーション サービス スナップインで、Web サイト、ディレクトリ、またはファイルを選択し、そのプロパティ シートを開きます。

  2. [ディレクトリ セキュリティ] プロパティ シートまたは [ファイル セキュリティ] プロパティ シートをクリックします。[匿名アクセスおよび認証コントロール] の [編集] をクリックします。

  3. [認証方法] ダイアログ ボックスで、[基本認証] チェック ボックスをオンにします。

       基本認証ではパスワードが暗号化されずにネットワークに送信されるので、先に進むかどうかを確認するメッセージが表示されます。[はい] をクリックして先に進みます。

  4. [編集] をクリックします。

  5. [基本認証ドメイン] ダイアログ ボックスで、新しく既定のログオン ドメインにするドメイン名を入力するか、または参照して選択します。Web サーバーの既定のドメイン名を使用するには、[標準設定] をクリックします。