Activate メソッド

Activate メソッド

Activate メソッドを Chart** オブジェクト、または ChartObject オブジェクトに指定した場合**

指定されたグラフをアクティブにします。

expression.Activate

expression 必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。

Activate メソッドを Worksheet** オブジェクトに指定した場合**

指定されたシートをアクティブにします。シート見出しをクリックする動作と同じです。

expression.Activate

expression 必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。

Activate メソッドを OLEObject** オブジェクトに指定した場合**

指定されたオブジェクトをアクティブにします。

expression.Activate

expression 必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。

Activate メソッドを Pane** オブジェクトに指定した場合**

ウィンドウ枠 (ペイン) をアクティブにします。指定されたウィンドウ枠のあるウィンドウがアクティブでないときは、そのウィンドウもアクティブになります。固定されたウィンドウ枠はアクティブにできません。

expression.Activate

expression 必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。

Activate メソッドを Range** オブジェクトに指定した場合**

1 つのセルをアクティブにします。選択範囲の中の単一セルをアクティブにするときに使います。セル範囲を選択するときは、Select メソッドを使います。

expression.Activate

expression 必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。

Activate メソッドを Window** オブジェクトに指定した場合**

ウィンドウを Z オーダーの一番前に持ってきます。アクティブになったブックに Auto_Activate や Auto_Deactivate マクロが設定されていても、これらのマクロは実行されません。これらのマクロを実行するには、RunAutoMacros メソッドを使います。

expression.Activate

expression 必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。

Activate メソッドを Workbook** オブジェクトに指定した場合**

指定されたブックを表示しているウィンドウをアクティブにします。複数のウィンドウに表示されている場合は、最初のウィンドウをアクティブにします。ブックに Auto_Activate や Auto_Deactivate マクロが設定されていても、これらのマクロは実行されません。これらのマクロを実行するには、RunAutoMacros メソッドを使います。

expression.Activate

expression 必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。

使用例

Worksheet オブジェクトの場合

次の使用例は、シート 1 を選択します。

Worksheets("Sheet1").Activate
				

Range オブジェクトの場合

次の使用例は、シート 1 でセル範囲 A1:C3 を選択し、セル B2 をアクティブ セルにします。

Worksheets("Sheet1").Activate
Range("A1:C3").Select
Range("B2").Activate
				

Workbook オブジェクトの場合

次の使用例は、Book4.xls のブックをアクティブにします。Book4.xls に複数のウィンドウがある場合は、最初のウィンドウである Book4.xls:1 をアクティブにします。

Workbooks("BOOK4.XLS").Activate