IDirect3DDevice9 インターフェイス

[アーティクル]
04/22/2010

IDirect3DDevice9 インターフェイス

DrawPrimitive ベースのレンダリングの実行、リソースの作成、システムレベル変数の処理、ガンマ曲線レベルの調整、パレットの処理、シェーダの作成を行うには、IDirect3DDevice9 インターフェイスのメソッドを使う。

IDirect3DDevice9 メンバ

BeginScene	シーンを開始する。
BeginStateBlock	Microsoft® Direct3D® にデバイスステートブロックの記録を開始するように知らせる。
Clear	ビューポートまたはビューポート内の矩形セットを指定した RGBA 色にクリアし、深度バッファをクリアし、ステンシルバッファを削除する。
ColorFill	このメソッドを利用して、アプリケーションは D3DPOOL_DEFAULT サーフェイスの矩形領域を指定したカラーで塗りつぶすことができる。
CreateAdditionalSwapChain	複数のビューをレンダリングするための追加スワップチェーンを作成する。
CreateCubeTexture	キューブテクスチャリソースを作成する。
CreateDepthStencilSurface	深度ステンシルリソースを作成する。
CreateIndexBuffer	インデックスバッファを作成する。
CreateOffscreenPlainSurface	オフスクリーンサーフェイスを作成する。
CreatePixelShader	ピクセルシェーダを作成する。
CreateQuery	ステータスクエリーを作成する。
CreateRenderTarget	レンダリングターゲットサーフェイスを作成する。
CreateStateBlock	すべてのデバイスステート、頂点関連のステート、またはピクセル関連のステートの値を含む新しいステートブロックを作成する。
CreateTexture	テクスチャリソースを作成する。
CreateVertexBuffer	頂点バッファを作成する。
CreateVertexDeclaration	デバイスおよび頂点要素から頂点シェーダ宣言を作成する。
CreateVertexShader	頂点シェーダを作成する。
CreateVolumeTexture	ボリュームテクスチャリソースを作成する。
DeletePatch	キャッシュされていた高次パッチを解放する。
DrawIndexedPrimitive	頂点の配列へのインデックスに基いて、指定されたジオメトリプリミティブをレンダリングする。
DrawIndexedPrimitiveUP	ユーザーメモリポインタで指定されているデータで、指定されているジオメトリプリミティブをレンダリングする。
DrawPrimitive	現在のデータ入力ストリームセットから、指定されたタイプの非インデックス付きジオメトリプリミティブのシーケンスをレンダリングする。
DrawPrimitiveUP	ユーザーメモリポインタで指定されたデータを、指定されたタイプのジオメトリプリミティブのシーケンスとしてレンダリングする。
DrawRectPatch	現在設定されているストリームを使って、矩形のパッチを描画する。
DrawTriPatch	現在設定されているストリームを使って、三角形のパッチを描画する。
EndScene	IDirect3DDevice9::BeginScene メソッドの呼び出しによって開始されたシーンを終了する。
EndStateBlock	デバイスステートブロックの記録を停止してステートブロックのハンドルを取得するように Direct3D に指示する。
EvictManagedResources	Direct3D およびドライバ管理下のリソースを含め、すべての管理下のリソースを除外する。
GetAvailableTextureMem	使用可能なテクスチャメモリの量の推定値を返す。
GetBackBuffer	デバイスのスワップチェーンからバックバッファを取得する。
GetClipPlane	デバイスのユーザー定義クリップ面の係数を取得する。
GetClipStatus	クリップステータスを取得する。
GetCreationParameters	デバイスの作成パラメータを取得する。
GetCurrentTexturePalette	現在のテクスチャパレットを取得する。
GetDepthStencilSurface	Direct3DDevice オブジェクトが所有する深度ステンシルサーフェイスを取得する。
GetDeviceCaps	レンダリングデバイスの能力を取得する。
GetDirect3D	デバイスを作成した Direct3D オブジェクトのインスタンスへのインターフェイスを返す。
GetDisplayMode	ディスプレイモードの空間解像度、色深度、リフレッシュ周波数を取得する。
GetFrontBufferData	デバイスのフロントバッファのコピーを生成し、アプリケーションが提供するシステムメモリバッファにそのコピーを格納する。
GetFVF	固定機能による頂点の宣言を取得する。
GetGammaRamp	スワップチェーンのガンマ補正曲線を取得する。
GetIndices	インデックスデータを取得する。
GetLight	このデバイスで使う一連のライトプロパティを取得する。
GetLightEnable	アクティビティステータスを取得する。
GetMaterial	デバイスに対する現在のマテリアルのプロパティを取得する。
GetNPatchMode	N パッチモードセグメントを取得する。
GetNumberOfSwapChains	非明示的なスワップチェーンの数を取得する。
GetPaletteEntries	パレットエントリを取得する。
GetPixelShader	現在設定されているピクセルシェーダを取得する。
GetPixelShaderConstantB	ブール型のシェーダ定数を取得する。
GetPixelShaderConstantF	シェーダ定数の浮動小数点値を取得する。
GetPixelShaderConstantI	シェーダ定数の整数値を取得する。
GetRasterStatus	スワップチェーンが表示されているモニタのラスタを記述する情報を返す。
GetRenderState	デバイスに対するレンダリングステートの値を取得する。
GetRenderTarget	レンダリングターゲットサーフェイスを取得する。
GetRenderTargetData	レンダリングターゲットデータをデバイスメモリからシステムメモリにコピーする。
GetSamplerState	サンプラステート値を取得する。
GetScissorRect	シザー矩形を取得する。
GetSoftwareVertexProcessing	頂点処理 (ハードウェアまたはソフトウェア) モードを取得する。
GetStreamSource	指定されたデータストリームにバインドされている頂点バッファを取得する。
GetStreamSourceFreq	ストリームソースの頻度値を取得する。
GetSwapChain	スワップチェーンへのポインタを取得する。
GetTexture	デバイスのステージに割り当てられているテクスチャを取得する。
GetTextureStageState	割り当てられているテクスチャのステート値を取得する。
GetTransform	トランスフォームステートを記述する行列を取得する。
GetVertexDeclaration	頂点シェーダの宣言を取得する。
GetVertexShader	現在設定されている頂点シェーダを取得する。
GetVertexShaderConstantB	ブール型の頂点シェーダ定数を取得する。
GetVertexShaderConstantF	頂点シェーダ定数の浮動小数点値を取得する。
GetVertexShaderConstantI	頂点シェーダ定数の整数値を取得する。
GetViewport	デバイスに現在設定されているビューポートパラメータを取得する。
LightEnable	デバイス内のライティングパラメータセットを有効または無効にする。
MultiplyTransform	デバイスのワールド行列、ビュー行列、または射影行列に、指定された行列を乗算する。
Present	デバイスが所有するバックバッファのシーケンスの中で、次のバッファのコンテンツを提示する。
ProcessVertices	頂点シェーダで定義されている頂点処理を一連の入力データストリームに適用し、インターリーブされた頂点データの単一ストリームを転送先頂点バッファに生成する。
Reset	スワップチェーンのタイプ、サイズ、フォーマットをリセットする。
SetClipPlane	デバイスのユーザー定義クリップ面の係数を設定する。
SetClipStatus	クリップステータスを設定する。
SetCurrentTexturePalette	現在のテクスチャパレットを設定する。
SetCursorPosition	カーソルの位置と更新オプションを設定する。
SetCursorProperties	カーソルのプロパティを設定する。
SetDepthStencilSurface	深度ステンシルサーフェイスを設定する。
SetDialogBoxMode	このメソッドは、フルスクリーンモードのアプリケーションで Microsoft Windows® Graphics Device Interface (GDI) ダイアログボックスを使用可能にする。
SetFVF	現在の頂点ストリーム宣言を設定する。
SetGammaRamp	非明示的なスワップチェーンのガンマ補正曲線を設定する。
SetIndices	インデックスデータを設定する。
SetLight	このデバイスに一連のライトプロパティを割り当てる。
SetMaterial	デバイスにマテリアルプロパティを設定する。
SetNPatchMode	N パッチを有効または無効にする。
SetPaletteEntries	パレットエントリを設定する。
SetPixelShader	以前作成したピクセルシェーダに現在のピクセルシェーダを設定する。
SetPixelShaderConstantB	ブール型のシェーダ定数を設定する。
SetPixelShaderConstantF	シェーダ定数の浮動小数点値を設定する。
SetPixelShaderConstantI	シェーダ定数の整数値を設定する。
SetRenderState	単一デバイスのレンダリングステートパラメータを設定する。
SetRenderTarget	デバイスに新しいカラーバッファを設定する。
SetSamplerState	サンプラステート値を設定する。
SetScissorRect	シザー矩形を設定する。
SetSoftwareVertexProcessing	このメソッドは、頂点処理をソフトウェアとハードウェアで切り替えるために使う。
SetStreamSource	頂点バッファをデバイスのデータストリームにバインドする。詳細については、「ストリームソースの設定」を参照すること。
SetStreamSourceFreq	ストリームソースの周波数分割値を設定する。
SetTexture	テクスチャをデバイスのステージに割り当てる。
SetTextureStageState	現在割り当てられているテクスチャにステート値を設定する。
SetTransform	単一デバイスのトランスフォーム関連ステートを設定する。
SetVertexDeclaration	頂点シェーダ宣言を設定する。
SetVertexShader	頂点シェーダを設定する。
SetVertexShaderConstantB	ブール型の頂点シェーダ定数を設定する。
SetVertexShaderConstantF	頂点シェーダ定数の浮動小数点値を設定する。
SetVertexShaderConstantI	頂点シェーダ定数の整数値を設定する。
SetViewport	デバイスにビューポートパラメータを設定する。
ShowCursor	カーソルを表示または非表示にする。
StretchRect	転送元矩形の内容を転送先矩形にコピーする。コピーにより、転送元矩形を拡大およびフィルタリングできる。この関数は、ビデオストリームのアスペクト比の変更によく使われる。
TestCooperativeLevel	ウィンドウアプリケーションまたはフルスクリーンアプリケーションに対する Direct3D デバイスの現在の協調レベルステータスを報告する。
UpdateSurface	あるサーフェイスから別のサーフェイスに、ピクセルの矩形サブセットをコピーする。
UpdateTexture	テクスチャのダーティー部分を更新する。
ValidateDevice	現在のテクスチャのブレンディング処理と引数をデバイスが 1 回の処理でレンダリングできる能力を報告する。

注意

IDirect3DDevice9 インターフェイスを取得するには、IDirect3D9::CreateDevice メソッドを呼び出す。

このインターフェイスは、すべてのコンポーネントオブジェクトモデル (COM) インターフェイスと同様、IUnknown インターフェイスのメソッドを継承する。

LPDIRECT3DDEVICE9 および PDIRECT3DDEVICE9 型は、IDirect3DDevice9 インターフェイスへのポインタとして定義される。

typedef struct IDirect3DDevice9 *LPDIRECT3DDEVICE9, *PDIRECT3DDEVICE9;

インターフェイスの情報

継承元	IUnknown
ヘッダー	d3d9.h
インポートライブラリ	d3d9.lib
最低限のオペレーティングシステム	Windows 98

参照

IDirect3D9::CreateDevice

IDirect3DDevice9 インターフェイス

IDirect3DDevice9 インターフェイス

その他のリソース