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Calendar コントロール

Calendar コントロールは、任意の年の任意の日付に移動できるカレンダーを表示します。ASP.NET ページを実行すると、Calendar コントロールは HTML テーブルとして表示されます。したがって、コントロールの数多くのプロパティが、テーブルの書式設定に使用されます。以前のブラウザーでは、これらのプロパティの一部がサポートされていないことがあります。このため、以前のブラウザーでは利用できない書式もあります。

Calendar コントロールは、非常に複雑なコントロールで、数多くのプログラミング オプションや書式設定オプションを備えています。Calendar コントロールの使用に関する詳細については、MSDN ライブラリの「Calendar Web サーバー コントロール (Visual Studio) Cc295478.xtlink_newWindow(ja-jp,Expression.40).png」を参照してください。

ページに Calendar コントロールを追加するには

  • [ツールボックス] パネルから Calendar コントロールをページにドラッグします。

Calendar コントロールに基本的な書式設定スキームを適用するには

  1. [デザイン] ビューで、Calendar コントロールを右クリックし、[コモン コントロール タスクの表示] をクリックします。

    tip noteヒント :

    [デザイン] ビューで Calendar コントロールをクリックし、右上隅にある矢印 Cc295478.56557a2a-a4ef-4c47-906b-f64b8d530387(ja-jp,Expression.40).png をクリックして、[コモン カレンダー タスク] メニューを表示することもできます。このメニューを非表示にするには、もう一度矢印をクリックします。

  2. [コモン カレンダー タスク] メニューの [オートフォーマット] をクリックします。

  3. [オートフォーマット] ダイアログ ボックスの [スキームを選択してください] ボックスの一覧で、いずれかのプロファイルを選択します。Calendar コントロールでのスキームの効果は、[プレビュー] 領域に表示されます。

  4. [OK] をクリックし、書式設定スキームを適用して、ダイアログ ボックスを閉じます。[適用] をクリックすると、ダイアログ ボックスを閉じずに書式設定スキームを適用できます。

[タグのプロパティ] パネルの Calendar の外観や動作を決定するプロパティを設定します。

[タグ プロパティ] パネルを使用して Calendar プロパティを設定するには

  1. [デザイン] ビューで、Calendar コントロールを右クリックし、ショートカット メニューの [プロパティ] をクリックします。

  2. プロパティ値を入力するか、ボックスの一覧から利用可能な値を選択します。

すべての Calendar コントロールの詳細については、MSDN ライブラリの「Calender プロパティ Cc295478.xtlink_newWindow(ja-jp,Expression.40).png」を参照してください。

Calendar コントロールの機能

ユーザーと Calendar との対話的処理の方法を指定するプロパティを設定できます。

Calendar コントロール機能の共通プロパティ

プロパティ 説明

SelectedDate

コントロールで特定の日付を強調表示します。

ShowNextPrevMonth

ユーザーが前後の月を移動する操作を有効または無効にします。既定では、今日の日付のある月がカレンダーに表示されます。ユーザーは、カレンダーのタイトル バーで前後の月を移動するためのリンクをクリックすることで、Calendar コントロールの表示月を移動できます。このプロパティを False に設定した場合、ユーザーが表示月を移動できるようにするコントロールはタイトル バーに表示されません。

SelectionMode

このプロパティは、SelectionMode 列挙値に定義されているいずれかの値 (DayDayWeek、または DayWeekMonth) に設定します。ここで設定した値をユーザーが選択できるようになります。日付選択を無効にする場合は、このプロパティに None を設定します。ユーザーが日付を選択できるように、カレンダーはリンク付きで表示されます。それぞれの日付には、日付番号の付いたリンクが格納されています。ユーザーが週または月全体を選択できるようにカレンダーを設定すると、カレンダーの左端に選択用のリンクを表示する列が追加されます。

VisibleDate

この日付によって、カレンダーに表示する月が決まります。カレンダーでは表示を月単位で変更できるため、表示可能日付を変更しても今日の日付への影響はありません。プログラムで表示可能日付を設定すると、月単位で表示を変更できます。

カレンダーの基本的な外観の変更

Calendar コントロールは、数多くの要素から構成される複雑なコントロールです。このため、外観をカスタマイズするためのさまざまなオプションがあります。

Calendar コントロールでは、ページ上のカレンダーの既定の表示形式を作成しますが、カレンダーの全体的な外観を変更することもできます。今日の日付や選択日付など、各カレンダー要素の外観のプロパティを設定する場合は、カレンダー全体に対する既定の設定に基づいて行います。

カレンダーの外観の共通プロパティ

プロパティ 説明

FontForeColorBackColor

フォント、テキスト、および背景色を変更します。

Height、Width

コントロールの全体的なサイズを変更します。

NextMonthTextPrevMonthTextNextPrevFormatNextPrevStyle

前後の月を移動するハイパーリンクの外観を変更します。

CellPaddingCellSpacing

各日付の周りのマージンを変更します。

FirstDayOfWeek

週の開始曜日を指定します (既定では日曜日)。

DayStyle

現在の月の日付のスタイルを設定します。週末、今日の日付、および選択日付には、それぞれ個別のスタイルが用意されています。

DayHeaderStyle

カレンダーの上部に表示される行のスタイルを設定します。この行には、曜日が表示されます。

NextPrevStyle

前後の月に移動するための LinkButtons コントロールが配置される、タイトル バーの左端と右端の部分のスタイルを設定します。

OtherMonthDayStyle

現在の月のビューに表示される前の月と次の月の日付のスタイルを設定します。

SelectedDayStyle

ユーザーが選択する日付のスタイルを設定します。

SelectorStyle

左端にある、任意の週または月全体を選択するリンクが表示される列のスタイルを設定します。

TitleStyle

月の名前と、前後の月を移動するためのリンクが含まれている、カレンダー上部のタイトル バーのスタイルを設定します。NextPrevStyle が設定されている場合、タイトル バーの左端と右端は、この設定に従います。

TodayDayStyle

今日の日付のスタイルを設定します。

WeekendDayStyle

週末の日付のスタイルを設定します。

Calendar コントロールの詳細については、MSDN ライブラリの「Calendar Web サーバー コントロールの概要 Cc295478.xtlink_newWindow(ja-jp,Expression.40).png」を参照してください。