PHP ページへのファイルのインクルード
ページがブラウザーにレンダリングされるときに Web ページに動的に挿入されるインクルード ファイルを使用して、コンテンツの同じ部分をサイトの複数のページに簡単に含めることができます。
インクルード ファイルによって、サイトを簡単に管理できるようになります。たとえば、ページ バナー、サイト情報ブロック、メニューなど、サイト内の複数のページに含めるコンテンツの部分を作成できます。コンテンツを変更する場合は、1 つのファイルに変更を加えて、インクルード ファイルが表示されるすべてのページにその変更を反映できます。
PHP インクルード ステートメントは、外部ファイルから Web ページにコンテンツをプルするコード ブロックです。次に、PHP のインクルード ステートメントの例を示します。
<?php include('pageBanner.php'); ?>
include() および require()**** という 2 つの基本的な PHP インクルード関数があります。どちらも同じ方法で動作しますが、異なるエラーを返します。include() 関数は、正しく解析されない場合に、残りのページの処理を続行し、インクルード ファイルが表示されるページに警告を表示します。require()**** 関数が存在しないファイルを参照している場合、関数はページの処理を停止し、ブラウザーにエラー ページを表示します。include() および require() の詳細については、W3 Schools サイトの「PHP Include Files (PHP のインクルード ファイル) 」を参照してください。
include_once() 関数および require_once()**** 関数では、インクルード ファイルをページで 1 回のみ使用することを指定します。2 つの include() 関数が同じインクルード ファイルを参照している場合は、最初の include()**** 関数だけがブラウザーに表示されます。詳細については、PHP.NET サイトの「include_once() 」および「require_once() 」を参照してください。
Microsoft Expression Web では、HTML、INC、PHP、TXT という 4 種類のファイルをインクルード ファイルとして使用できます。入れ子になったインクルード ファイルを作成することもできます。たとえば、他のインクルード ファイルへの参照を含むインクルード ファイルを作成できます。
Web ページに include() 関数を挿入するには
[挿入] メニューの [PHP] をクリックし、次の include() 関数のいずれかをクリックします。
Include ファイルがページで参照されるたびに、ファイルをインクルードします。
Include_once ファイルがページで初めて参照されたときに、ファイルをインクルードします。
Require ページが返される前にファイルが処理される必要があり、ファイルがページで参照されるたびに、ファイルをインクルードします。
Require_once ページが返される前にファイルが処理される必要があり、ファイルがページで初めて参照されたときにファイルをインクルードします。
[PHP ページの選択] ダイアログ ボックスで、インクルードするファイルを選択し、[開く] をクリックします。
関連項目
タスク
PHP コードの色の変更
PHP のページの作成
PHP スクリプトの挿入
PHP ページのプレビュー
ビューでの PHP 編集記号の表示/非表示の切り替え
IntelliSense を使用した PHP の作成
PHP 用の IntelliSense オプションの設定