テキスト書式設定
テキスト ブロック全体またはテキスト ブロック内の各文字に書式 (スタイル属性) を適用できます。
テキスト ブロック内の 1 つまたは複数の文字の書式を設定するには
ツールボックスで [テキスト] ツールを選択します。
[テキスト] ツールでテキスト上をドラッグして、書式を設定するテキストを選択します。
[プロパティ] パネルの [テキスト] カテゴリで、次の変更を行います。
フォント [フォント] ギャラリーでフォントを選択します。
サイズ [活字のサイズ] リストで、テキスト サイズを選択するか、フィールドをクリックして特定のサイズを入力します。既定では、テキスト サイズはポイント (1/72 インチ) で指定します。
ヒント : テキスト サイズの指定方法を変更するには、[編集] メニューで [オプション] をポイントし、次に [単位とグリッド] をクリックします。[単位とグリッド] ウィンドウで、[単位] の [タイプの単位] リストで、測定単位を選択します。
[色とストローク] テキスト ブロック内の各文字は単独のオブジェクトと見なされ、それぞれに塗りつぶしとストロークを設定できます。[プロパティ] パネルの [外観] カテゴリで、これらの設定を変更します。詳細については、「塗りつぶしとストロークの使用」を参照してください。
整列 先に挙げた書式はいずれも文字ごとに適用できますが、左右の位置を揃える書式はテキスト ブロック全体に適用されます。通常のテキストとパス上のテキストの場合は、[左揃え]、[中央揃え]、[右揃え] のいずれかのボタンを選択できます。エリア テキストの場合は、[両端揃え] または [両端揃え (全体)] オプションも選択できます。([両端揃え] は "強制揃え" **とも呼ばれます)。
[行間] テキスト ブロック内の行と行との間の空間の縦の長さを調整します。既定では、Microsoft Expression Design によって行と行の間に自動行間値が適用されます。[テキスト] カテゴリの [行間] リストでこの設定を変更できます。[行間] は、フォント サイズに対するパーセンテージで設定します。独自のパーセンテージ値を入力するには、ボックスをクリックします。選択した文字に行間を指定できますが、Expression Design によってテキストの各行の最後の文字の行間値が行全体に適用されます。
自動 (左)、80% (中)、120% (右) の行間設定
[トラッキング] 文字と文字との間の空間の横の長さを調整します。[テキスト] カテゴリの [トラッキング] リストで、1 つまたは複数の文字のトラッキングを変更できます。トラッキングを正の値にすると、選択した各文字の右側の間隔が大きくなります。負の値を指定すると、間隔が狭くなります。隣り合う 2 つの文字の間隔を調整するには ("カーニング"** とも呼ばれます)、2 つの文字のうち最初の文字のみを選択し、その文字にトラッキングを適用します。独自の設定値を入力するには、[トラッキング] ボックスをダブルクリックします。
100% (上)、-5% (中)、5% (下) のトラッキングの設定
[横の倍率] 各文字の表示幅を変更するには、[横の倍率] スライダーを調整します。その文字の文字間隔の倍率も変わります。
横の倍率を 100% (上)、80% (中)、120% (下) に設定
ベースライン オフセット 1 つまたは複数の文字を通常のベースラインから上または下方向に移動するには、[ベースライン オフセット] を使用します。
他のすべての文字のベースラインの移動は 8 ポイント
上付きと下付き 選択したテキストのベースラインの移動とサイズを変更するには、[上付き] ボタンまたは [下付き] ボタンをクリックします。この書式設定を削除するには、テキストを選択して、[標準] をクリックします。
テキスト ブロック内の上付き文字と下付き文字
ヒント : |
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ドキュメント内のすべてのテキスト ブロックを他のフォントに変更する場合は、最初に 1 つのテキスト ブロックを [選択] ツールを使用して選択し、次に [選択] メニューの [属性によって選択] 機能を使用して、同じフォントを使用している他のテキスト ブロックをすべて選択します。[プロパティ] パネルの [テキスト] でフォントを変更すると、選択中のすべてのテキスト ブロックのフォントが変更されます。詳細については、「共有属性を使用してオブジェクトを選択する」を参照してください。 |
関連項目
参照
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