サーバーに FTP で接続
サイトをホストするサーバーがファイル転送プロトコル (FTP) をサポートしている場合は、Microsoft Expression Web の FTP 機能を使用してサーバーにサイトをパブリッシュできます。
Expression Web では、FTP だけでなく、FTPS と SFTP のセキュア プロトコルもサポートしています。パッシブ FTP と通常の FTP のどちらを使用するかを選択できます。ネットワーク構成には、パッシブ FTP モードが有効になっている場合だけ動作するものと、パッシブ FTP モードが無効になっている場合だけ動作するものがあります。ほとんどのネットワーク構成では、両方のモードがサポートされます。パッシブ FTP モードの方が安全と見なされます。
新しいパブリッシュ先を追加するには
[パブリッシュ] ビューで、[パブリッシュ先を追加する] をクリックします。
[接続設定] ダイアログ ボックスで、[名前] にサイトの名前を入力します。
[接続の種類] で、次のいずれかを選択します。
FTP
SFTP
FTPS
FrontPage Server Extensions
WebDAV
ファイル システム
[場所] ボックスに、フォルダーやファイルのパブリッシュ先のインターネット アドレスをプロトコルも含めて入力します。(例: ftp://www.example.com)Web ホスト プロバイダーに指定されたとおりに、Web ルートのディレクトリを入力します。
[ファイル システム] 以外を選択した場合は、指定した場所へのパブリッシュ権限を持っているアカウントの [ユーザー名] と [パスワード] を入力します。ユーザー名とパスワードをパブリッシュ先の設定とともに保存したくない場合や、統合 Windows 認証を使用する場合は、ユーザー名とパスワードを空白にしておきます。
[FTP]、[SFTP]、または[FTPS] を選択した場合は、[同時接続の最大数] を変更できます。同時接続数を設定すると、一度に複数のファイルを転送できるようになるので、パブリッシュにかかる時間が大幅に短くなります。
メモ : この設定を行う前に、Web ホスト プロバイダーに確認してください。多くのプロバイダーが、同時接続の数を制限しています。制限を超える数を指定すると、パブリッシュの速度が低下することがあります。
[FTP]、[SFTP]、または[FTPS] を選択した場合は、[パッシブ FTP を使用する] をオンまたはオフにします。
既存のパブリッシュ先を変更するには
[パブリッシュ] ビューで、[パブリッシュ設定] をクリックします。
[サイトの設定] ダイアログ ボックスの [パブリッシュ] タブで、変更するパブリッシュ先をクリックし [編集] をクリックします。
新しい設定を選択します。
[保存] をクリックします。
FTP アプリケーションのオプションを設定するには
[ツール] メニューの [アプリケーションのオプション] をクリックします。
[アプリケーションのオプション] ダイアログ ボックスの [FTP] タブをクリックします。
次のいずれかの操作を行います。
FTP モードをパッシブ FTP または通常の FTP に設定するには、[パッシブ FTP を使用する] をオンまたはオフにします。
[ASCII 形式で転送するファイル名の拡張子] 一覧に表示されていないファイル拡張子を ASCII として転送するように設定するには、[新しい拡張子] の下にファイル拡張子を入力し、[追加] をクリックします。
ファイル名の拡張子をバイナリとして転送するように設定するには、ファイル名の拡張子が [ASCII 形式で転送するファイルの拡張子] 一覧にないことを確認します。ファイル名の拡張子を一覧から削除するには、[ASCII 形式で転送するファイルの拡張子] でファイル拡張子を選択し、[削除] をクリックします。
既定の FTP 設定に戻すには、[リセット] をクリックします。
[OK] をクリックします。