FreeFile 関数

更新 : 2007 年 11 月

FileOpen 関数で使用できる次のファイル番号を表す整数型 (Integer) の値を返します。

Public Function FreeFile() As Integer

例外

例外の種類

エラー番号

条件

IOException

67

使用中のファイルが 255 個を超えています。

非構造化エラー処理を使用する Visual Basic 6.0 アプリケーションをアップグレードする場合は、「エラー番号」列を参照してください(エラー番号を Number プロパティ (Err オブジェクト) と照らし合わせます)。しかし、可能な限り、このエラー処理は Visual Basic の構造化例外処理の概要 で置き換えてください。

解説

FreeFile 関数は、まだ使用されていないファイル番号を取得するために使用します。

使用例

FreeFile 関数を使って、次に使用できるファイル番号を返す例を次に示します。この例では、ループ内で 5 つのファイルが出力モードで開かれており、各ファイルにはサンプル データが書き込まれています。

Dim count As Integer
Dim fileNumber As Integer
For count = 1 To 5   
   fileNumber = FreeFile()
   FileOpen(fileNumber, "TEST" & count & ".TXT", OpenMode.Output)
   PrintLine(fileNumber, "This is a sample.")
   FileClose(fileNumber)
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スマート デバイス開発者のためのメモ

この関数はサポートされていません。

必要条件

名前空間 : Microsoft.VisualBasic

モジュール : FileSystem

**アセンブリ :**Visual Basic ランタイム ライブラリ (Microsoft.VisualBasic.dll)

参照

参照

FileOpen 関数

IOException

その他の技術情報

Visual Basic でのファイルへの書き込み