Visual Studio 2017 を使用することをお勧めします

/Zm (プリコンパイル済みヘッダーのメモリ割り当て制限の指定)

 

公開日: 2016年7月

Visual Studio 2017 RC の最新のドキュメントの詳細については、Visual Studio 2017 RC ドキュメントをご参照ください。

コンパイラがプリコンパイル済みヘッダーを構築するために割り当てるメモリの量を決定します。

/Zmfactor  

factor
コンパイラがプリコンパイル済みヘッダーを構築するために使用するメモリの量を決定するスケール ファクター。

引数 factor は、コンパイラが定義する作業バッファーの既定のサイズに対する割合です。 factor の既定値は 100 (パーセント) ですが、これを超える量も、これ未満の量も指定できます。

以前のバージョンの Visual C++ では、コンパイラはいくつかの独立したヒープを使用し、ヒープにはそれぞれ大きさの限界がありました。 現在では、コンパイラは必要に応じてヒープを合計ヒープ サイズ制限まで動的に拡張します。固定サイズのバッファーはプリコンパイル済みヘッダーを構築するためだけに必要です。 そのため、/Zm コンパイラ オプションを使用する必要はほどんどありません。

/Zm コンパイラ オプションの使用時に、コンパイラがヒープ スペースを使い果たし、C1060 エラー メッセージを出力する場合は、メモリをとり過ぎている可能性があります。 /Zm オプションの削除を検討してください。 コンパイラが C1076 エラー メッセージを出力する場合、付随する C3859 メッセージは factor 引数を示します。これは、/Zm コンパイラ オプションを使って再コンパイルするときに使用する引数です。

既定のプリコンパイル済みヘッダーのバッファー サイズを 75 MB と仮定した場合に factor 引数がメモリ割り当て制限に与える影響を次の表に示します。

factor の値メモリ割り当て制限
107.5 MB
10075 MB
200150 MB
1000750 MB
20001500 MB

Visual Studio 開発環境で /Zm コンパイラ オプションを設定するには

  1. プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、「方法 : プロジェクト プロパティ ページを開く」を参照してください。

  2. ナビゲーション ペインで、[構成プロパティ][C/C++][コマンド ライン] の順に選択します。

  3. [追加のオプション] ボックスに /Zm コンパイラ オプションを入力します。

/Zm コンパイラ オプションをコードから設定するには

コンパイラ オプション
コンパイラ オプションの設定

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