通知ハンドラを実装する

  • [アーティクル]

IAlertNotifyHandler インターフェイスに OnNotification 関数を実装することにより、通知イベントを取得することができます。

IAlertUpdateHandler に PreUpdate 関数と PostUpdate 関数を実装することにより、通知の作成イベントおよび修正イベントを取得することができます。

通知ハンドラを実装する

通知ハンドラを実装するには、以下の手順を実行します。

通知ハンドラを実装するには

  1. クラスを作成し、IAlertNotifyHandler インターフェイスと IAlertUpdateHandler インターフェイスを実装します。

  2. アセンブリをグローバル アセンブリ キャッシュに登録します。

  3. 以下の形式を使用して通知テンプレートをハンドラに接続します。

    <Properties>
  <NotificationHandlerAssembly>
    Handler assembly strong name
  </NotificationHandlerAssembly>
  <NotificationHandlerClassName>
    Fully qualified class name
  </NotificationHandlerClassName> 
  <NotificationHandlerProperties>
    Other option properties you want to pass
  </NotificationHandlerProperties>
  <UpdateHandlerAssembly>
    Assembly
  </UpdateHandlerAssembly>
  <UpdateHandlerClassName>
    Class name
  </UpdateHandlerClassName>
  <UpdateHandlerProperties>
    Other properties
  </UpdateHandlerProperties>
</Properties>

イベントの取得

通知がトリガされるときにイベントを取得するには、IAlertNotifyHandler を実装します。通知がトリガされると、OnNotification が呼び出されます。次に、SPUtility.SendEmail または同様の send-mail ユーティリティを使用してメッセージを送信します。 SPAlertHandlerParams オブジェクトがこの関数に渡されます。

プロパティの変更や新しいプロパティの設定を行えるように、新しい通知の作成時または更新時にイベントを取得するには、IAlertNotifyHandler インターフェイスを実装します。通知の変更がデータベースにコミットされる前に PreUpdate が呼び出され、この変更がコミットされた後に PostUpdate が呼び出されます。

注意

IAlertNotifyHandler を実装する際は、SPAlertCollection にアクセスしないようにするか、SPAlert オブジェクトを変更するようにします。また、SPAlert プロパティが null であるかどうかについて、アクセスする前に必ずテストするようにします。

See Also

概念

Windows SharePoint Services での通知