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シングル コピー クラスタに最初にインストールされたクラスタ化メールボックス サーバーを特定する方法

  • [アーティクル]

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2007-10-30

ここでは、シングル コピー クラスタ (SCC) に最初にインストールされたクラスタ化メールボックス サーバー (CMS) を特定する方法について説明します。複数の CMS が含まれる SCC では、削除時に従う必要がある特定の順序があります。具体的には、クラスタに最初にインストールされた CMS は必ず、最後にアンインストールする必要があります。そのため、複数の CMS を含むシングル コピー クラスタから CMS をアンインストールする場合は、どの CMS が最初にインストールされたかを特定しておく必要があります。

最初にインストールされた CMS を特定するには、ADSI Edit ツールを使用して、Active Directory 内にある各 CMS サーバー オブジェクトの msExchResponsibleMTAServer 属性の値を読み取ります。ADSI Edit ツールは Windows サポート ツールに含まれています。msExchResponsibleMTAServer 属性の値には、クラスタに最初にインストールされた CMS の名前が格納されています。

開始する前に

この手順を実行するには、使用するアカウントに Exchange 表示専用管理者の役割が委任されている必要があります。Exchange 2007 を管理するために必要なアクセス許可、役割の委任、および権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

手順

ADSI Edit を使用して SCC にインストールされた最初の CMS を特定するには、次の操作を行います。

  1. ADSI Edit スナップイン (ADSIEdit.msc) を開きます。

  2. ADSI Edit スナップインで、[構成 [domainControllerName.domain.com]]、[CN=Configuration,DC=domain,DC=com]、[CN=Services]、[CN=Microsoft Exchange]、[CN=OrgName]、[CN=Administrative Groups]、[CN=Exchange Administrative Group (FYDIBOHF23SPDLT)]、[CN=Servers] の順に展開します。

  3. [CN=CMSName] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  4. 下にスクロールして msExchResponsibleMTAServer 属性を見つけます。値は識別名であり、CN=Microsoft MTA,CN=<CMS 名> で始まっています。<CMS 名> は、クラスタに最初にインストールされた CMS の名前です。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。