既定のタイマ間隔

通知メッセージは、即座に送信することも、1 日ごと、または週ごとにまとめて送信することもできます。即座の通知の場合、実際はすぐに送信されるのではなく、タイマ間隔で決まる遅延の後に送信されます。これは、パフォーマンスを考慮した対応です。

既定のタイマ間隔は 5 分です。したがって、この間隔が変更されない場合、通知メッセージが生成されるまでに最大で5 分かかることになります。変更内容は、そのつどイベント ログに記録され、通知メッセージは、次回のタイマー ジョブが実行されたときにログからレンダリングされます。

SPAlertFrequency を使用した通知間隔の設定

Windows SharePoint Services 3.0オブジェクト モデルを使用して通知間隔を調整できます。SPAlert クラスを使用して、サイト内のユーザーを反復処理して通知間隔を更新する例については、「SPAlertFrequency」を参照してください。

STSADM を使用した既定のタイマ間隔の決定

STSADM コマンド ライン ユーティリティを使用して、既定のタイマ間隔を決定できます。STSADM では、バッチ ファイルまたは Windows コマンド ラインからコマンドを実行できます。

STSADM を使用して既定のタイマ間隔を決定するには、次のコマンドを入力します。

STSADM -o getproperty -pn job-immediate-alerts -url url

STSADM を使用した既定のタイマ間隔の設定

STSADM を使用してタイマ間隔プロパティを設定できます。次に、間隔を 3 分に設定する例を示します。

STSADM -o setproperty -pn job-immediate-alerts -url url -pv "every 3 minutes"

参考資料

Windows SharePoint Services での通知

STSADM についての詳細は、https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc261956.aspx を参照してください。