[サーバーのプロパティ] > タブ (RTM)
適用先: Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-06-12
クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている、Microsoft Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータで Outlook Anywhere の設定を構成するには、[Outlook Anywhere] タブを使用します。このタブの設定を変更するには、先にサーバーで Outlook Anywhere を有効にする必要があります。Outlook Anywhere を有効にするには、次の手順を実行します。
- [サーバーの構成] ノードを展開します。
- [クライアント アクセス] をクリックします。
- Outlook Anywhere を有効にする Exchange サーバーを選択します。
- 操作ウィンドウで、[Outlook Anywhere を有効にする] をクリックします。Outlook Anywhere ウィザードが起動します。
Status
- サーバーで Outlook Anywhere が有効になっているかどうかが表示されます。
[外部ホスト名]
- このテキスト ボックスを使用して、外部ホスト名を入力します。ユーザーは、Outlook Anywhere でこの名前を使用して、Exchange サーバーに接続します。
[外部認証方法]
- Outlook Anywhere で使用できる認証方法は 2 つあります。
- [基本認証] 基本認証を使用するにはこのボタンをクリックします。
- [NTLM 認証] 統合 Windows 認証を使用するにはこのボタンをクリックします。
- 基本認証では、ユーザーのユーザー名とパスワードがクリア テキストで送信されます。また、基本認証を使用する場合は、ユーザーがクライアント アクセス サーバーに接続するたびにドメイン、ユーザー名、およびパスワードを入力する必要があります。
- NTLM 認証を使用すると、ユーザーの資格情報はネットワークで送信されません。代わりに、ユーザーの資格情報のハッシュ値がクライアント コンピュータとサーバーの間でやり取りされます。また、NTLM では、Microsoft Windows オペレーティング システムの現在のログオン情報を使用できます。
- NTLM の方がセキュリティは向上しますが、トラフィックの検査や変更を行うファイアウォールでは使用できない場合があります。使用しているファイアウォールで NTLM を使用できるかどうかについては、ファイアウォールの製造元のドキュメントを参照してください。
注 : Microsoft Internet Security and Acceleration (ISA) Server 2006 などの高度なファイアウォール サーバーでは、Outlook Anywhere で NTLM 認証を使用できます。
- Outlook Anywhere で使用できる認証方法は 2 つあります。
[セキュリティで保護されたチャネル (SSL) のオフロードを許可する]
- 異なるサーバーを使用して SSL (Secure Sockets Layer) の暗号化と解読を処理する場合、このチェック ボックスをオンにします。
- SSL オフロードを使用すると、クライアント アクセス サーバーの前に配置されたファイアウォールによって SSL セッションが終了され、クライアント アクセス サーバーへの非 SSL セッションが新たに確立されます。
詳細情報
Outlook Anywhere を有効にする方法の詳細については、「Outlook Anywhere を有効にする方法」を参照してください。
Outlook Anywhere を構成する方法の詳細については、「Outlook Anywhere の管理」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。