[管理コンテンツ設定のプロパティ] > タブ (RTM)
適用先: Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-06-14
選択した管理コンテンツ設定を表示して変更するには、[全般] タブを使用します。管理コンテンツ設定は、メッセージング レコード管理 (MRM) 用にメッセージの保存とジャーナリングを制御するため、ユーザーのメールボックスにある管理フォルダに適用されます。管理コンテンツ設定では、不要になったメッセージを削除するか、メールボックス外の異なる記憶域の場所にジャーナル (コピー) する時期を定義します。
たとえば、ユーザーの受信トレイ フォルダに適用する管理コンテンツ設定で、そのコンテンツを 60 日後に自動的に削除したり、別のフォルダに移動したりするように指定することができます。管理フォルダおよび管理コンテンツ設定の詳細については、「メッセージング レコード管理の管理」を参照してください。
また、Exchange 管理シェルを使用して、管理コンテンツ設定を表示して変更することもできます。詳細については、以下のトピックを参照してください。
- 管理コンテンツ設定の表示の詳細については、「Get-ManagedContentSettings (RTM)」を参照してください。
- 管理コンテンツ設定の変更の詳細については、「Set-ManagedContentSettings (RTM)」を参照してください。
- Name
ページの上部にある、ラベルのないボックスには、選択された管理コンテンツ設定の名前が表示されます。この名前は変更できます。
- [最終変更日時]
このフィールドには、管理コンテンツ設定が最後に変更された日付および時刻が表示されます。
- [メッセージの種類]
この読み取り専用ボックスには、管理コンテンツ設定で制御されるメッセージの種類が表示されます。
- [保存期間 (日)]
アイテムの保存期間を指定するには、このチェック ボックスをオンにします。チェック ボックスの右側にあるボックスに、保存期間の日数を入力します。(値の範囲は 1 ~ 24,855 日です)。
[保存期間の起点]
[保存期間 (日)] チェック ボックスをオンにした後、この一覧を使用して、保存期間を開始する時点を選択できます。以下の選択肢があります。- [配信時、または予定表および定期的な仕事の終了日] (既定の設定)
- [アイテムがフォルダに移動されるとき]
[保存が終了したときの処理]
[保存期間 (日)] チェック ボックスをオンにした後、この一覧を使用して、保存期間を超えたときにアイテムをどうするべきか選択できます。以下の選択肢があります。- [削除済みアイテム フォルダに移動する] (既定の設定)
- 管理されたカスタム フォルダに移動する
- 削除して回復を許可する
削除済みアイテムの回復方法については、「削除済みのアイテムを回復する方法」を参照してください。 - 完全に削除
- 保存期限経過としてマークする
(この設定を選択すると、Microsoft Outlook でアイテムはグレーの取り消し線付きテキストとして表示されます。)
[次の管理されたカスタム フォルダに移動する]
[保存が終了したときの処理] の一覧で [管理されたカスタム フォルダに移動する] を選択した場合は、[参照] をクリックし、保存期間を過ぎたアイテムの移動先の管理されたカスタム フォルダを選択します。注 : 選択できるのは、既存の管理されたカスタム フォルダだけです。この手順で新しい管理フォルダを作成することはできません。管理されたカスタム フォルダを作成するには、管理されたカスタム フォルダの新規作成ウィザードを使用するか、Exchange 管理シェルで New-ManagedCustomFolder コマンドレットを使用します。詳細については、「管理フォルダを作成する方法」を参照してください。
詳細情報
管理コンテンツ設定の作成の詳細については、「管理コンテンツの設定を作成する方法」を参照してください。
メッセージング レコード管理 (MRM) の詳細については、「メッセージング レコード管理の管理」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。