メールボックスの新規作成ウィザード > ページ (RTM)
適用先: Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-06-15
Microsoft Exchange Server 2007 組織に新しいメールボックスを作成するには、メールボックスの新規作成ウィザードを使用します。Exchange 2007 のメールボックスは、メールボックス属性を持つ Active Directory ディレクトリ サービスのユーザー オブジェクトと、メールボックス データベースに格納される関連するメールボックス データを組み合わせたものです。ユーザーまたは会議室や機器などのリソースに対しては、新しいメールボックスを使用できます。
注 : |
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また、Exchange 管理シェルを使用して、新しいメールボックスを作成することもできます。詳細については、「New-Mailbox (RTM)」を参照してください。 |
このページでは、メールボックスのタイプを指定します。次のいずれかのタイプを選択します。
[ユーザー メールボックス]
- 電子メール メッセージを送受信するためにユーザーが所有するメールボックスを作成するには、このボタンをクリックします。ユーザー メールボックスは、リソースのスケジューリングには使用できません。
- ユーザー メールボックスと関連付けられる Active Directory アカウントは、Exchange サーバーと同じフォレストに存在する必要があります。信頼されているフォレスト内のアカウントを使用するには、[リンクされたメールボックス] を選択します。
[会議室メールボックス]
- 会議をスケジューリングするための場所リソースとして使用するメールボックスを作成するには、このボタンをクリックします。会議室メールボックスは、リソースとして会議出席依頼に含めることができ、受信要求を自動的に処理するように構成できます。
- Active Directory で会議室メールボックス用に新しいユーザー アカウントを作成すると、そのアカウントは無効になります。新しい会議室メールボックスと既存のアカウントを関連付ける場合は、無効になっているアカウントを選択する必要があります。
[備品用メールボックス]
- 会議をスケジューリングするためのリソースとして使用するメールボックスを作成するには、このボタンをクリックします。備品用メールボックスは、リソースとして会議出席依頼に含めることができ、受信要求を自動的に処理するように構成できます。
- ベスト プラクティスとして、プロジェクタやオーディオ装置など、別の会議室に移動できる共有会議室装置に対しては、メールボックスを作成します。
- Active Directory で備品用メールボックス用に新しいユーザー アカウントを作成すると、そのアカウントは無効になります。新しい備品用メールボックスと既存のアカウントを関連付ける場合は、無効になっているアカウントを選択する必要があります。
[リンクされたメールボックス]
- 独立した信頼されているフォレストのユーザーによってアクセスされるユーザー メールボックスを作成するには、このボタンをクリックします。その場合でも、Exchange Server が存在するフォレストにユーザー アカウントを作成する必要があります。これは、メールボックス情報を格納するために必要な Active Directory オブジェクトを作成するために必要です。
- リソース フォレストに Exchange を展開する組織では、リンクされたメールボックスが必要になる場合があります。リソース フォレストのシナリオを使用すると、Exchange を単一のフォレストで集中管理しながら、1 つ以上の信頼されているフォレストのユーザー アカウントでの Exchange 組織へのアクセスを許可できます。
- リソース フォレストのシナリオおよびその他の複雑な Exchange 展開の詳細については、「複雑な Exchange 組織の計画」を参照してください。
詳細情報
- 新しいユーザーのメールボックスの作成の詳細については、「新しいユーザーのメールボックスを作成する方法」を参照してください。
- 既存のユーザーのメールボックスの作成の詳細については、「既存のユーザーのメールボックスを作成する方法」を参照してください。
- リンクされたメールボックスの作成の詳細については、「リンクされたメールボックスを作成する方法」を参照してください。
- メールボックスの管理の詳細については、「ユーザーのメールボックスの管理」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。