[エッジ トランスポート] > [スパム対策] > [IP 禁止一覧プロバイダまたは IP 許可一覧プロバイダのプロパティ] > [プロバイダ] タブ > ダイアログ ボックス (RTM)
適用先: Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-06-15
組織でブロックする IP 禁止一覧の一致の種類を制限するには、[プロバイダの追加] ダイアログ ボックスを使用します。IP 禁止一覧プロバイダ構成は次のように設定できます。
- 特定のビットマスクに対して処理を実行します。
- 特定の絶対値に対して処理を実行します。
- IP 禁止一覧プロバイダが返す IP 禁止一覧の一致をすべてブロックする。
IP 禁止一覧プロバイダ サービスおよび IP 許可一覧プロバイダ サービスは、エッジ トランスポート サーバーの役割がインストールされたコンピュータでのスパムの減少と全体的なメッセージ処理の向上に役立ちます。複数の IP 禁止一覧プロバイダ サービスおよび IP 許可一覧プロバイダ サービス (セーフ リスト サービスと呼ばれることもあります) の構成を検討してください。
プロバイダの要件に固有の詳細な手順や値については、プロバイダが提供するドキュメントを参照してください。
- [プロバイダ名]
このフィールドには、IP 禁止一覧プロバイダ サービスの名前を入力します。この名前は、ユーザー自身がプロバイダの識別に使用します。
- [参照ドメイン]
このフィールドには、接続フィルタ エージェントが更新された IP 禁止一覧情報に対するクエリを実行するドメイン名を入力します。
- [リターン状態コード]
メッセージを送信しているリモート サーバーの IP アドレスが IP 禁止一覧プロバイダ サービスの IP 禁止一覧の IP アドレスと一致するとき、大部分の IP 禁止一覧プロバイダ サービスはビットマスクまたは絶対値データの種類を返します。送信された IP アドレスを記載した一覧の種類を示す複数の値が、これらのデータの種類内に存在する場合があります。
- [すべてのリターン コードを適用する]
このオプションを選択した場合、接続フィルタ エージェントは IP 禁止一覧プロバイダ サービスによって返される IP アドレス状態コードをすべて一致として扱います。
[次のマスクに適用する]
このオプションを選択すると、接続フィルタ エージェントはリターン状態コード 127.0.0.x に一致するメッセージに対してのみ処理を実行します。整数 x は次のいずれかの値になります。- 1 IP アドレスは IP 禁止一覧に記載されています。
- 2 SMTP (簡易メール転送プロトコル) サーバーは第三者中継として機能するように構成されています。
- 4 IP アドレスはダイヤル アップ IP アドレスをサポートします。
[次の応答すべてに適用する]
このオプションを選択した場合、接続フィルタ エージェントは、IP 禁止一覧プロバイダ サービスによって返される同じ IP アドレス状態コードに一致するメッセージに対してのみ処理を実行します。次の例は、絶対値と明示的な応答を示しています。- 127.0.0.2 IP アドレスは直接のスパムの送信元です。
- 127.0.0.4 IP アドレスは大容量メーラーです。
- 127.0.0.5 メッセージを送信しているリモート サーバーは多段階第三者中継をサポートすることがわかっています。
詳細情報
接続フィルタ、および IP 禁止一覧と IP 許可一覧の機能については、以下のトピックを参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。