[受信者の選択] > (RTM)
適用先: Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-06-12
[受信者の選択] ダイアログ ボックスに表示される、受信者に対する Active Directory ディレクトリ サービスの範囲を変更するには、[受信者の選択範囲] ダイアログ ボックスを使用します。この "受信者の選択" とは、さまざまなタスクに対して受信者を選択するためのダイアログ ボックスを指します。
注 : |
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[受信者の選択範囲] ダイアログ ボックスで選択する範囲は、現在開かれている [受信者の選択] ダイアログ ボックスでのみ有効です。この選択により、[受信者の構成] ノードで構成されている受信者の範囲全体が変更されることはありません。 |
既定では、[受信者の選択] ダイアログ ボックスには、実行しているタスクに適用でき、[受信者の構成] ノードで構成されている受信者の範囲に含まれる、すべての受信者が表示されます。たとえば、既存のユーザーのために新しい会議室メールボックスを作成している場合は、この受信者の範囲内のメールが有効になっていない無効なユーザー アカウントのみが表示されます。受信者の範囲の詳細については、「受信者の範囲について」を参照してください。
受信者の選択範囲は、[受信者の構成] ノードで構成されている受信者の範囲内になっている必要があります。たとえば、受信者の範囲が Active Directory 内の特定の組織単位 (OU) に設定されている場合は、受信者の選択範囲としてその OU またはその下にある他のすべての OU を選択できます。この範囲は、[受信者の構成] ノードの受信者の範囲もフォレスト全体に設定されている場合は、フォレスト全体に設定できます。[受信者の構成] ノードの受信者の範囲がフォレスト全体に設定されていない場合は、[受信者の選択範囲] ダイアログ ボックスの [フォレスト内のすべての受信者を表示する] オプションは使用できなくなります。
注 : |
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ただし、これには例外があり、受信者のプロパティの変更時 (配布グループへのメンバの追加や、メールボックス、メール ユーザー、またはメール連絡先への管理者の割り当てなど) に開かれる [受信者の選択] ダイアログ ボックスについては当てはまりません。これらのダイアログ ボックスでは、受信者の選択範囲を Active Directory の任意のレベルに設定できます。 |
受信者の構成の範囲を設定するには、次のいずれかのオプションを選択します。
- [フォレスト内のすべての受信者を表示する]
Active Directory フォレスト内のすべての受信者を表示するには、このボタンをクリックします。
[指定した組織単位のすべての受信者を表示する]
- 特定のドメインまたは OU の受信者のみを表示するには、このボタンをクリックします。このボタンをクリックする場合は、OU も選択する必要があります。
- [組織単位]** [参照]** をクリックして [組織単位の選択] ダイアログ ボックスを開きます。使用する組織単位をクリックし、[OK] をクリックします。
注 : ドメイン全体を選択することもできます。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。