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適用先: Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2007-06-11

クライアント アクセス サーバーの役割がインストールされている Microsoft Exchange Server 2007 コンピュータは、種類の異なるさまざまなクライアントへの接続を受け付けます。Microsoft Outlook Express、Eudora などのソフトウェア クライアントは、POP3 (Post Office Protocol Version 3) 接続または IMAP4 (Internet Message Access Protocol Version 4rev1) 接続を使用して Exchange サーバーと通信します。モバイル デバイスなどのハードウェア クライアントは、Exchange ActiveSync、POP3、または IMAP4 を使用して、Exchange サーバーと通信します。ユーザーが Microsoft Outlook 以外のクライアントを使用して自分の受信トレイにアクセスする場合は、Exchange 組織にクライアント アクセス サーバーの役割をインストールする必要があります。

Exchange Server 2007 では、モバイル デバイスを持つユーザーは Exchange ActiveSync を使用してメールボックス データの同期を取ることができます。電子メール、連絡先、予定表情報、およびタスク フォルダを同期できます。Exchange ActiveSync を使用したメールボックス データの同期には、HTTPS 接続を介したクライアント アクセス サーバーへのユーザー認証が必要です。接続が確立されたら、クライアント アクセス サーバーを介してモバイル デバイスとユーザーのメールボックスの間ですべての情報が交換されます。

Exchange ActiveSync メールボックス ポリシーを使用すると、ユーザーまたはユーザー グループに、ポリシーやセキュリティ設定の共通セットを適用できます。

操作ウィンドウで [プロパティ] をクリックすると、選択したメールボックス ポリシーの以下のタブにアクセスできます。

  • [全般] タブ
    [全般] タブでは、準備できないデバイスが許可されるかどうかや、添付ファイルのデバイスへのダウンロードを許可するかどうかを構成できます。
  • [パスワード] タブ
    [パスワード] タブでは、クライアント デバイスにパスワードを要求するかどうかを指定します。パスワードを要求する場合は、いくつかのセキュリティ オプションから選択できます。

詳細情報

Exchange ActiveSync メールボックス ポリシーの詳細については、以下のトピックを参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。