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ストレージ グループのローカル連続レプリケーションの有効化ウィザード > ページ (RTM)

 

適用先: Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2007-06-12

ストレージ グループでローカル連続レプリケーション (LCR) を有効にするには、ストレージ グループのローカル連続レプリケーションの有効化ウィザードを使用します。LCR では、ストレージ グループのコピーを作成し、変更の適用によって最新の状態を保持する非同期レプリケーション テクノロジを使用します。次の手順は、LCR ライフ サイクルを示しています。

  • このライフ サイクルは、ストレージ グループのコピーを構成してコピーが作成されると開始します。ストレージ グループが存在し、そこに LCR コピーの場所が定義されている必要があります。LCR が有効になっているストレージ グループにデータベースが存在する場合は、ウィザードにより、そのデータベースでも LCR が有効になるようにする手順が示されます。
  • コピーとして指定されると、新しい LCR ストレージ グループはシードできるようになります。シードとは、空のデータベースと運用データベースのコピーのいずれの場合でも、データベースがストレージ グループのコピーに追加されるプロセスです。
  • シードが完了すると、そのコピーは再生中として指定されます。このプロセスでは、コピーされたトランザクション ログ ファイルがデータベースに再生されます。

ストレージ グループで LCR を有効にしたら、ストレージ グループのコピーがシードされた後にその稼働状態を確認することをお勧めします。

状態情報を表示する方法の詳細については、「ローカル連続レプリケーション コピーの状態を表示する方法」を参照してください。

LCR コピーのログ ファイルまたはシステム ファイルへのパスを指定するには、[パスの設定] ページを使用します。

  • [ストレージ グループ名]   この読み取り専用フィールドには、LCR が有効になるストレージ グループが表示されます。
  • [ローカル連続レプリケーション ログ ファイルのパス]   LCR ログ ファイルの場所を指定するには、このフィールドの [参照] ボタンを使用します。この場所は、運用ストレージ グループを含まないディスク ボリューム上である必要があります。目的のフォルダが存在しない場合は、[フォルダの参照] ダイアログ ボックスの [新しいフォルダの作成] ボタンを使用し、新しいフォルダを作成することができます。
  • [ローカル連続レプリケーション システム ファイルのパス]   LCR システム ファイルの場所を指定するには、このフィールドの [参照] ボタンをクリックします。この場所は、運用ストレージ グループを含まないディスク ボリューム上である必要があります。目的のフォルダが存在しない場合は、[フォルダの参照] ダイアログ ボックスの [新しいフォルダの作成] ボタンを使用し、新しいフォルダを作成することができます。

ウィザードのこのページでフィールドを確認したら、[次へ] をクリックしてウィザードを続行します。

関連項目

概念

ローカル連続レプリケーション

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。