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DataSet のクエリ (LINQ to DataSet)

DataSet オブジェクトへのデータの読み込みが完了すると、そのデータセットに対してクエリを実行できるようになります。 LINQ to DataSet を使ったクエリの作成方法は、他の LINQ 対応データ ソースに対して 統合言語クエリ (LINQ) を使用する方法と似ています。 ただし、DataSet オブジェクトに対して LINQ クエリを実行する場合、カスタム型の列挙体ではなく、DataRow オブジェクトの列挙体を照会しているという点に留意してください。 つまり、LINQ クエリでは、DataRow クラスの任意のメンバーを使用できるということです。 これにより、高度で複雑なクエリの作成が可能となります。

LINQ to DataSet クエリには、LINQ の他の実装と同様、クエリ式の構文とメソッド ベースのクエリ構文という 2 とおりの作成形式があります。 この 2 つの形式の詳細については、「LINQ の概要」を参照してください。クエリ式の構文またはメソッド ベースのクエリ構文を使用して、DataSet 内の単一テーブル、DataSet 内の複数テーブル、または、型指定された DataSet 内のテーブルを対象にクエリを実行できます。

このセクションの内容

参照

概念

DataSet へのデータの読み込み

その他の技術情報

LINQ to DataSet の例