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SQL Server ファイル用の Azure インポート/エクスポート サービスの使用方法

更新日: 2015年3月

このトピックでは、SQL Server データベース用の Azure インポート/エクスポート サービスの使用方法について説明します。大規模なデータベースには、Azure への移行および Azure からの移行の代替オプションとして Azure インポート/エクスポート サービスの使用を検討することをお勧めします。このサービスを使用すると、ハード ドライブにある大量のファイル データを、オンプレミスから Azure BLOB ストレージへ、または Azure BLOB ストレージからオンプレミスへ転送できます。たとえば、データを含む 1 つ以上のハード ドライブを Azure データ センターに送り、中のデータを Azure BLOB ストレージにインポートできます。同様に、空のハード ドライブを Azure データ センターに送り、それにデータをエクスポートできます。エクスポート処理では、Azure ストレージ アカウントの BLOB データがハード ドライブにコピーされ、そのハード ドライブが返却されます。

インポート ジョブとエクスポート ジョブを作成し、それらを管理するために、Azure 管理ポータルまたはインポート/エクスポート REST API サービスを使用できます。

以下のセクションでは、大規模な SQL Server のファイルをオンプレミスから Azure に、また Azure からオンプレミスにインポートおよびエクスポートする際に使用するワークフローについて説明します。

Azure インポート サービスを使用してデータ ファイル、ログ ファイル、およびバックアップ ファイルをオンプレミスからインポートする方法について次の表で説明します。

 

[同期元サーバー]

[同期先サーバー]

Azure インポート サービスの使用方法

SQL Server (オンプレミス)

SQL Server (Azure 仮想マシン)

データ ファイルおよびログ ファイルの場合:

  1. Azure インポート サービスを使用して、オンプレミスからデータ ファイルおよびログ ファイルを Azure BLOB ストレージにインポートします。

  2. Azure の仮想マシン内にデータベースを作成するには、次の 2 つの方法のいずれかを実行します。

    • SQL Server Data Files in Azure 機能と CREATE DATABASE … FOR ATTACH ステートメントを使用して、Azure BLOB ストレージ内のデータ ファイルとログ ファイルからデータベースを作成します。

    • BLOB サービス API またはサードパーティの Azure ストレージ ツールを使用して、Azure BLOB ストレージから Azure 内の SQL Server 仮想マシン (VM) にデータ ファイルとログ ファイルをコピーします。CREATE DATABASE … FOR ATTACH ステートメントを使用してローカルのデータ ファイルとログ ファイルを Azure VM 内の SQL Server のインスタンスにアタッチします。

バックアップ ファイルの場合:

  1. Azure インポート サービスを使用して、オンプレミスのサーバーからバックアップ ファイルを Azure BLOB ストレージにインポートします。

  2. データベースを Azure 内の SQL Server のインスタンスに復元するには、次の 2 つの方法のいずれかを実行します。

    • RESTORE DATABASE FROM URL ステートメントを使用して Azure ストレージからデータベースを復元します。

    • BLOB サービス API またはサードパーティの Azure ストレージ ツールを使用して、Azure ストレージから Azure 内の VM にバックアップ ファイルを取得します。その後、ローカルのバックアップ ファイルから Azure の仮想マシン内の SQL Server のインスタンスにデータベースを復元します。

Azure エクスポート サービスを使用してデータ ファイル、ログ ファイル、およびバックアップ ファイルをオンプレミスにエクスポートする方法について次の表で説明します。

 

[同期元サーバー]

[同期先サーバー]

Azure エクスポート サービスの使用方法

SQL Server (Azure 仮想マシン)

SQL Server (オンプレミス)

データ ファイルおよびログ ファイルの場合:

  1. Azure のソース サーバー内のデータベースをデタッチします。SQL Server Data Files in Azure 機能を使用して作成したデータベースの場合は、データ ファイルとログ ファイルは自動的に Azure ストレージに置かれます。その他のデータベースの場合、データ ファイルとログ ファイルは Azure 仮想マシン内のローカル フォルダーにあります。BLOB サービス API を使用してそれらのファイルを Azure ストレージにコピーします。デタッチ プロセスが完了したら、Azure エクスポート サービスを使用してデータ ファイルとログ ファイルをハード ドライブ内のオンプレミスに移動します。

  2. データ ファイルとログ ファイルをハード ドライブからオンプレミスのサーバーにコピーします。次に、CREATE DATABASE … FOR ATTACH ステートメントを使用してデータベースをオンプレミスの SQL Server インスタンスにアタッチします。

バックアップ ファイルの場合:

  1. SQL Server Backup to URL 機能または Backup ステートメントを使用して、Azure のソース サーバー内のデータベースをバックアップします。SQL Server Backup to URL を使用すると、バックアップ ファイルは自動的に Azure ストレージに置かれます。Backup ステートメントを使用する場合、バックアップ ファイルは Azure 仮想マシン内のローカル フォルダーに置かれます。BLOB サービス API を使用して、それらのファイルを Azure ストレージにコピーします。バックアップ プロセスが完了したら、Azure エクスポート サービスを使用してバックアップ ファイルをハード ドライブ内のオンプレミスに移動します。

  2. データ ファイルとログ ファイルをハード ドライブからローカルのオンプレミス サーバーにコピーします。次に、RESTORE DATABASE ステートメントを使用してオンプレミスのサーバー内のデータベースを復元します。

Azure インポート/エクスポート サービスを使用して Azure ストレージのblock blobspage blobs にデータをアップロードし、またそれらからデータをダウンロードすることができます。SQL Server Data Files in Azure または SQL Server Backup to URL 機能を使用するときは、Page blobs (サイズは最大 1 TB まで) を使用する必要があります。バックアップ ファイル、データ ファイル、またはログ ファイルが 1 TB よりも大きい場合は、複数のファイルに分割する必要があります。たとえば、複数のデバイスへのバックアップを実行するか、MAXTRANSFERSIZE パラメーター セットを指定して複数のデータ ファイルまたはログ ファイルを使用します。さらに、RESTORE from URL を実行するときは、BLOCKSIZE パラメーターを明示的に 4096 に設定する必要があります。これを設定しないと、エラーが発生します。

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