セールス: 1-800-867-1380

Azure Backup エージェントを使用したファイルとフォルダーの復旧

発行: 2012年2月

更新日: 2015年2月

適用対象: Windows Server 2008 R2 with SP1, Windows Server 2012

Microsoft Azure のバックアップ を使用してバックアップしたデータは、インターネットに接続された Windows Server 2012 または Windows Server 2008 R2 SP1 を実行中のサーバーであれば、どのサーバーにも復旧することができます。これは、たとえば、災害復旧時にサーバーに物理的にまたはネットワーク経由でアクセスできない状況で役に立ちます。運用を続行するために、別の場所に一時的に新しいサーバーを構成し、元のサーバーから保存したデータを新しいサーバー上で復元することにより、ユーザーは必要なデータにより短い時間で再度アクセスできるようになります。

このドキュメントの内容

noteメモ
このトピックには、説明する手順の一部を自動化するために使用できるサンプルの Windows PowerShell コマンドレットが含まれます。詳細については、「コマンドレットの使用」を参照してください。

Microsoft Azure のバックアップ を使用してバックアップを復旧するには、有効な Azure サブスクリプションを所有し、「Azure Backup エージェントのインストールとコンテナー資格情報のアップロード」の説明に従って Azure Backup エージェントと必須コンポーネントをすべてインストールしている必要があります。また、「Azure Backup へのサーバーの登録」の説明に従って Microsoft Azure のバックアップ にサーバーを登録し、「Windows Azure Backup エージェントを使用したバックアップのスケジュール」の説明に従ってサーバーから 1 つ以上のバックアップを作成している必要もあります。これらの作業が正常に完了すると、Microsoft Azure のバックアップ スナップイン (obsadmin.msc) を使用するか、Azure Backup 用の Windows PowerShell コマンドレットを使用して、バックアップを復旧できます。

次の手順に従って、破損または欠落したファイルおよびフォルダーを同じサーバーに復元します。

Do this step using Windows PowerShell

  1. Windows ロゴ キー + Q を押して、[アプリ] メニューを開き、[Azure Backup エージェント] をクリックします。Azure Backup エージェント スナップインが開きます。

  2. [アクシ��ン] メニューで、[データの復旧] をクリックして、データの復旧ウィザードを開きます。[はじめに] ページが表示されます。[このサーバー] をクリックし、[次へ] して次に進みます。

  3. [復旧モードの選択] ページが表示されます。次のいずれかのモードを選択します。

    • [ファイルの参照]:バックアップ ボリュームのディレクトリの一覧を参照し、復旧する適切なファイルまたはフォルダーを明示的に選択する場合は、このオプションを選択します。

    • [ファイルの検索]:特定のファイルまたはフォルダーを名前で検索する場合は、このオプションを選択します。完全な名前がわからない場合は、ワイルドカード文字を使用して、ファイルまたはフォルダーを検索できます。

    [次へ] をクリックして次に進みます。

  4. [ボリュームと日付の選択] ページが表示されます。このページでは、復元対象のバックアップのボリュームと特定の時点を選択できます。1 日に複数のバックアップを作成した場合は、時刻の横にあるドロップダウン矢印を使用して、目的のバックアップを選択できます。

    [次へ] をクリックして次に進みます。

  5. [復旧する項目の選択] ページが表示されます。このページは、[ファイルの参照][ファイルの検索] オプションのどちらを選択したかに応じて、次のように異なります。

    1. [ファイルの参照] オプション: ツリー コントロールが表示され、復旧するファイルに移動して、選択できます。

    2. [ファイルの検索] オプション: テキスト入力フィールドが表示され、検索対象のボリュームを特定し、ファイル名または検索パターンを入力できます。検索条件に一致するファイルの一覧が表示され、復旧するファイルを選択できます。

    復旧するファイルまたはフォルダーをすべて選択したら、[次へ] をクリックして次に進みます。

  6. [復旧オプションの指定] ページが表示されます。

    次のいずれかのオプションを選択して、復旧処理中に発生する可能性があるファイルの競合の処理方法を指定します。

    • [コピーを作成して両方のバージョンを保持する]: このオプションを選択した場合、重複するファイルと同じ場所に新しいファイル名の付いたファイルのコピーが作成されます。新しいファイルの名前は次のテキスト文字列で始まります (<回復日>Copy of<元のファイル名>)。

    • [復旧したバージョンで既存のバージョンを上書きする]: このオプションを選択した場合、ファイルが上書きされ、復元場所に存在するバージョンは復旧されたファイル バージョンのみになります。

      Caution注意
      上書き復元オプションでは、ファイル名が同じファイルがすべて削除されます。このオプションを選択する場合は、重要なデータが上書きされないように注意してください。

    • [復旧先に既に存在する項目は復旧しない]: このオプションを選択した場合、復旧先に既に存在するすべてのファイルの最新バージョンが保持されます。復旧先に存在しないデータについてのみ、復旧が実行されます。

    [セキュリティ設定] で、チェック ボックスをオンにして、復旧するファイルとフォルダーのアクセス制御リスト (ACL) の設定を復元するか、チェック ボックスをオフにして、復元されたファイルとフォルダーが復旧先に存在する ACL を継承するようにします。[次へ] をクリックして次に進みます。

    Warning警告
    共有設定は復旧できません。バックアップ時にファイルまたはフォルダーが共有されていても、復旧時には共有されません。復旧後に共有を手動で設定し直す必要があります。

  7. [確認] ページが表示されます。復旧する項目が目的の項目であり、正しい設定で正しい場所に復元されることを確認します。すべてが正しく表示されている場合は、[復旧] をクリックして、復旧処理を開始します。

  8. [復旧の進行状況] ページが表示され、復旧操作の進行状況が示されます。復旧の実行中にウィザードを閉じ、Microsoft Azure のバックアップ スナップインを使用して進行状況を追跡できます。復旧が完了すると、[ジョブ] ペインに [ジョブが完了しました] という状態が表示されます。

PowerShell のロゴ Windows PowerShell の同等のコマンド

次の Windows PowerShell コマンドレットは、前の手順と同じ機能を実行します。書式上の制約のため、複数行にわたって折り返される場合でも、各コマンドレットは 1 行に入力してください。

次の Windows PowerShell コマンドレットでは、ローカルな復旧の実行方法の例を示しています (データは を使用してバックアップされ、同じサーバーに復旧されます)。

$source = Get-OBRecoverableSource
$item = Get-OBRecoverableItem -Source $source[0]
$FinalItem = Get-OBRecoverableItem -ParentItem $item[0]
$paging_context = New-OBPagingContext

#To use the search function to find all .log files from a backed up location:
$search_page1 = Get-OBRecoverableItem –RecoveryPoint $item[0] –PagingContext $paging_context -SearchString *.log -Location C:\Windows\Logs


#To use the browse function to locate a certain file across backups, first establish the location parameters for the top and bottom of the search range: 
$recover_levelone = Get-OBRecoverableItem –PagingContext $paging_context -ParentItem $item
$recover_leveltwo = Get-OBRecoverableItem –PagingContext $paging_context -ParentItem $FinalItem

#Then run the recovery operation:
$recover_option = New-OBRecoveryOption
Start-OBRecovery -RecoverableItem $FinalItem -RecoveryOption $recover_option


この手順では、あるサーバーでバックアップしたデータを復旧し、別のサーバーに保存するプロセスについて説明します。これは "代替サーバーの復旧" と呼ばれます。代替サーバーの復旧は、元のサーバーが使用できない場合に役立ちます。

Do this step using Windows PowerShell

  1. Windows ロゴ キー + Q を押して、[アプリ] メニューを開き、[Azure Backup エージェント] をクリックします。Azure Backup エージェント スナップインが開きます。

  2. [アクシ��ン] メニューで、[データの復旧] をクリックして、データの復旧ウィザードを開きます。[はじめに] ページが表示されます。[別のサーバー] をクリックし、[次へ] して次に進みます。

  3. [アカウント資格情報] ページが表示されます。Microsoft Azure のバックアップ を使用する際に指定したユーザー ID とパスワードを入力します。[次へ] をクリックして次に進みます。

  4. [バックアップ サーバーの選択] ページが表示されます。データの復旧元となる特定のサーバー名を選択するか、サブスクリプションに登録されているすべてのサーバーからデータを検索することができます。

  5. [復旧モードの選択] ページが表示されます。次のいずれかのモードを選択します。

    • [ファイルの参照]: バックアップ ボリュームのディレクトリの一覧を参照し、復旧する適切なファイルまたはフォルダーを明示的に選択する場合は、このオプションを選択します。

    • [ファイルの検索]: サブスクリプションに登録されているサーバーから特定のファイルまたはフォルダーを名前で検索する場合は、このオプションを選択します。完全な名前がわからない場合は、ワイルドカード文字を使用して、ファイルまたはフォルダーを検索できます。

    [次へ] をクリックして次に進みます。

  6. [ボリュームと日付の選択] ページが表示されます。このページでは、復元対象のバックアップのボリュームと特定の時点を選択できます。1 日に複数のバックアップを作成した場合は、時刻の横にあるドロップダウン矢印を使用して、目的のバックアップを選択できます。

    [次へ] をクリックして次に進みます。

  7. [復旧する項目の選択] ページが表示されます。このページは、[ファイルの参照][ファイルの検索] オプションのどちらを選択したかに応じて、次のように異なります。

    1. [ファイルの参照] オプション:ツリー コントロールが表示され、復旧するファイルに移動して、選択できます。

    2. [ファイルの検索] オプション:テキスト入力フィールドが表示され、検索対象のボリュームを特定し、ファイル名または検索パターンを入力できます。検索条件に一致するファイルの一覧が表示され、復旧するファイルを選択できます。

    復旧するファイルまたはフォルダーを選択したら、[次へ] をクリックして次に進みます。

  8. [復旧オプションの指定] ページが表示されます。

    [復旧先] で、[元の場所] を選択して、元のサーバーと同じ場所にファイルを復旧するか、[別の場所] を選択し、指定されたテキスト ボックスに復旧場所のパスを入力します。

    次のいずれかのオプションを選択して、復旧処理中に発生する可能性があるファイルの競合の処理方法を指定します。

    • [コピーを作成して両方のバージョンを保持する]: このオプションを選択した場合、重複するファイルと同じ場所に新しいファイル名の付いたファイルのコピーが作成されます。新しいファイルの名前は次のテキスト文字列で始まります (<回復日>Copy of<元のファイル名>)。

    • [復旧したバージョンで既存のバージョンを上書きする]: このオプションを選択した場合、ファイルが上書きされ、復元場所に存在するバージョンは復旧されたファイル バージョンのみになります。

      Caution注意
      上書き復元オプションでは、ファイル名が同じファイルがすべて削除されます。このオプションを選択する場合は、重要なデータが上書きされないように注意してください。

    • [復旧先に既に存在する項目は復旧しない]: このオプションを選択した場合、復旧先に既に存在するすべてのファイルの最新バージョンが保持されます。復旧先に存在しないデータについてのみ、復旧が実行されます。

    [セキュリティ設定] で、チェック ボックスをオンにして、復旧するファイルとフォルダーのアクセス制御リスト (ACL) の設定を復元するか、チェック ボックスをオフにして、復元されたファイルとフォルダーが復旧先に存在する ACL を継承するようにします。[次へ] をクリックして次に進みます。

  9. [確認] ページが表示されます。復旧する項目が目的の項目であり、正しい設定で正しい場所に復元されることを確認します。

  10. [復旧の進行状況] ページが表示され、復旧操作の進行状況が示されます。復旧の実行中にウィザードを閉じ、Microsoft Azure のバックアップ スナップインを使用して進行状況を追跡できます。復旧が完了すると、[ジョブ] ペインに [ジョブが完了しました] という状態が表示されます。

PowerShell のロゴ Windows PowerShell の同等のコマンド

次の Windows PowerShell コマンドレットは、前の手順と同じ機能を実行します。書式上の制約のため、複数行にわたって折り返される場合でも、各コマンドレットは 1 行に入力してください。これらのサンプルでは、プレースホルダー テキストが山かっこで示されています。山かっこを含めた項目全体を適切な情報に置き換える必要があります。

この例では、あるサーバーのデータを別のサーバー上の指定した場所に復旧し、その場所にある重複するデータを上書きします。

$truepwd = "<password>"
$user = "<username@contoso.corp.com>"
$secureString = convertto-securestring -string $truepwd -asplaintext -force
$cstrial = new-object system.management.automation.pscredential $user, $secureString


$servers = Get-OBAlternateBackupServer -Credential $cstrial 
$source = Get-OBrecoverableSource -Credential $cstrial -Server $servers[0]
$item = Get-OBRecoverableItem -Source $source[0] -Credential $cstrial
$FinalItem = Get-OBRecoverableItem $item[0] -Credential $cstrial


$Path = "<Z:\Temp>"
$option = New-OBRecoveryOption -DestinationPath $Path 
$passphrase = "<passphrase>"
$secureString = convertto-securestring -string $passphrase -asplaintext –force

Start-OBRecovery -RecoverableItem $FinalItem -RecoveryOption $secureString -Credential $cstrial

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