WebServiceConnection.GenerateDataSetDiffGram メソッド

ADO .NET の DataSet を使用するデータ接続で、データ要素の元のバージョンと現在のバージョンの違いを識別する DiffGram を返します。

名前空間: Microsoft.Office.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.InfoPath (microsoft.office.infopath.dll 内)

構文

'宣言
Public MustOverride Function GenerateDataSetDiffGram As XPathNavigator
'使用
Dim instance As WebServiceConnection
Dim returnValue As XPathNavigator

returnValue = instance.GenerateDataSetDiffGram

public abstract XPathNavigator GenerateDataSetDiffGram ()

戻り値

データ接続によって返されたデータの DiffGram を含む XML ノードのルートに配置された XPathNavigator。

コメント

DiffGram は、データ要素の現在のバージョンと元のバージョンを識別する XML 形式です。WebServiceConnection オブジェクトによって表されるデータ ソースが ADO.NET の DataSet を返す場合、接続の GenerateDataSetDiffgram メソッドを呼び出すと、フォーム内のデータ要素の元のセットとデータ接続から現在入手可能なデータ要素のセットの違いを識別する DiffGram が、接続のデータ ソースから生成されます。

このメンバは、現在開いているフォームと同じドメイン内で実行されているフォーム、またはドメインを越えたアクセス許可を付与されているフォームだけがアクセスできます。

この型またはメンバは、Microsoft Office InfoPath 2007 または Web ブラウザで開いているフォームで実行されているコードからのみアクセスできます。

例

次の例では、Web サービス接続で WebServiceConnection クラスの GenerateDataSetDiffGram メソッドを呼び出し、DataSet を使用して、DiffGramNavigator という名前の XPathNavigator オブジェクトに DiffGram を返しています。

// Open connection.
WebServiceConnection wsc = 
   (WebServiceConnection)this.DataConnections["Main query"];

// Generate DiffGram.
XPathNavigator DiffGramNavigator =  wsc.GenerateDataSetDiffgram();

' Open connection.
Dim wsc As WebServiceConnection = 
   DirectCast(Me.DataConnections("Main query"), WebServiceConnection)

' Generate DiffGram.
Dim DiffGramNavigator As XPathNavigator  = _
   wsc.GenerateDataSetDiffgram()

関連項目

参照

WebServiceConnection クラス
WebServiceConnection のメンバ
Microsoft.Office.InfoPath 名前空間