DataSource.CreateNavigator メソッド

データ ソースへのアクセスおよび編集のための XPathNavigator オブジェクトを返します。

名前空間: Microsoft.Office.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.InfoPath (microsoft.office.infopath.dll 内)

構文

'宣言
Public MustOverride Function CreateNavigator As XPathNavigator
'使用
Dim instance As DataSource
Dim returnValue As XPathNavigator

returnValue = instance.CreateNavigator

public abstract XPathNavigator CreateNavigator ()

戻り値

データ ソースのルート ノードにある XPathNavigator オブジェクト。

コメント

CreateNavigator メソッドを使用すると、DataSource オブジェクトで表されるデータ ソースの保存データのアクセスおよび操作をプログラムで行うことができます。このデータ ソースの操作には、XPathNavigator クラスでサポートされているプロパティとメソッドをどれでも使用できます。

Microsoft InfoPath 2003 オブジェクト モデルで使用されていた DataObject オブジェクトの DOM プロパティは、CreateNavigator メソッドで置き換えられました。

このメンバは、現在開いているフォームと同じドメイン内で実行されているフォーム、またはドメインを越えたアクセス許可を付与されているフォームだけがアクセスできます。

この型またはメンバは、Microsoft Office InfoPath 2007 または Web ブラウザで開いているフォームで実行されているコードからのみアクセスできます。

例

次の例では、CreateNavigator メソッドを使用して、"CityList" データ ソースの XPathNavigator オブジェクトを作成し、データ ソースの XML をメッセージ ボックスに表示します。

XPathNavigator myNavigator = 
   this.DataSources["CityList"].CreateNavigator();
MessageBox.Show("Data source XML: " + myNavigator.OuterXml.ToString());

Dim myNavigator As XPathNavigator  = 
   Me.DataSources("CityList").CreateNavigator()
MessageBox.Show("Data source XML: " & myNavigator.OuterXml.ToString())

関連項目

参照

DataSource クラス
DataSource のメンバ
Microsoft.Office.InfoPath 名前空間