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UserPermissionCollection.Add メソッド (String, PermissionType)

指定したアクセス許可を使用して新しいユーザーを追加します。

名前空間: Microsoft.Office.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.InfoPath (microsoft.office.infopath.dll 内)

構文

'宣言
Public MustOverride Function Add ( _
    userId As String, _
    permission As PermissionType _
) As UserPermission
'使用
Dim instance As UserPermissionCollection
Dim userId As String
Dim permission As PermissionType
Dim returnValue As UserPermission

returnValue = instance.Add(userId, permission)
public abstract UserPermission Add (
    string userId,
    PermissionType permission
)

パラメータ

  • userId
    現在のフォームのアクセス許可を付与するユーザーの電子メール アドレス (user@domain.com 形式)。
  • permission
    現在のフォームで、1 つ以上の PermissionType 値の組み合わせとして、指定したユーザーに付与するアクセス許可。

戻り値

指定したユーザーを表す UserPermission オブジェクト。

例外処理

例外の種類 条件

ArgumentNullException

このメソッドに渡されたパラメータは null です。

ArgumentException

このメソッドに渡されたパラメータは有効ではありません。たとえば、型または形式が正しくありません。

SecurityException

フォーム テンプレートが、[フォームのオプション] ダイアログ ボックスの [セキュリティと信頼] カテゴリを使用して [完全信頼] として構成されていません。

コメント

このメンバは、[フォームのオプション] ダイアログ ボックスの [セキュリティと信頼] カテゴリを使用して完全信頼で実行するように構成されているフォーム テンプレートから開かれたフォームだけがアクセスできます。このメンバは、直接呼出し元に対する完全な信頼が必要であり、部分的に信頼されたコードで使用することはできません。詳細については、MSDN の「部分的に信頼されたコードからライブラリを使用する」を参照してください。

この型またはメンバは、Microsoft Office InfoPath 2007 で開いているフォームで実行されているコードからのみアクセスできます。

次の例では、[ボタン] コントロールをクリックすると、現在のフォームの UserPermissionsCollection が取得され、ユーザーがフル コントロール アクセス レベルに追加および割り当てられます。

public void CTRL1_Clicked(object sender, ClickedEventArgs e)
{
   this.Permission.UserPermissions.Add("someone@example.com", 
      PermissionType.FullControl);
}
Public Sub CTRL1_Clicked(ByVal sender As Object, _
   ByVal e As ClickedEventArgs)
   Me.Permission.UserPermissions.Add("someone@example.com", _
      PermissionType.FullControl)
End Sub

関連項目

参照

UserPermissionCollection クラス
UserPermissionCollection のメンバ
Microsoft.Office.InfoPath 名前空間