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User.LoginName プロパティ

ユーザーの完全な資格情報を取得します。

名前空間: Microsoft.Office.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.InfoPath (microsoft.office.infopath.dll 内)

構文

'宣言
Public MustOverride ReadOnly Property LoginName As String
'使用
Dim instance As User
Dim value As String

value = instance.LoginName
public abstract string LoginName { get; }

プロパティ値

domain\username という形式のユーザーの資格情報。

例外処理

例外の種類 条件

SecurityException

フォーム テンプレートが、[フォームのオプション] ダイアログ ボックスの [セキュリティと信頼] カテゴリを使用して [完全信頼] として構成されていません。

コメント

フォームが InfoPath で開かれると、LoginName プロパティはユーザーの資格情報を domain\username として返します。ユーザーのアカウントがドメインに属していない場合は、username のみを返します。

これは、System.Environment.UserDomainName+"\\"+System.Environment.UserName を呼び出すのと同等です。

フォームが Microsoft InfoPath Forms Services 2007 に展開されてその中から開かれた場合、または InfoPath Forms Services を実行している Microsoft Office SharePoint Server 2007 にある適切に構成されたドキュメント ライブラリから開かれた場合、LoginName プロパティは、フォームを編集しているユーザーの SharePoint 資格情報を返します。これは、SharePoint の SPUser.LoginName プロパティを呼び出すのと同等です。

このメンバは、[フォームのオプション] ダイアログ ボックスの [セキュリティと信頼] カテゴリを使用して完全信頼で実行するように構成されているフォーム テンプレートから開かれたフォームだけがアクセスできます。このメンバは、直接呼出し元に対する完全な信頼が必要であり、部分的に信頼されたコードで使用することはできません。詳細については、MSDN の「部分的に信頼されたコードからライブラリを使用する」を参照してください。

この型またはメンバは、Microsoft Office InfoPath 2007 または Web ブラウザで開いているフォームで実行されているコードからのみアクセスできます。

次の例では、[ボタン] コントロールをクリックすると現在のユーザーのログイン資格情報が表示されます。

public void CTRL1_Clicked(object sender, ClickedEventArgs e)
{
   MessageBox.Show(this.Application.User.LoginName);
}
Public Sub CTRL1_Clicked(ByVal sender As Object, _
   ByVal e As ClickedEventArgs)
   MessageBox.Show(Me.Application.User.LoginName)
End Sub

関連項目

参照

User クラス
User のメンバ
Microsoft.Office.InfoPath 名前空間