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方法 : データベース オブジェクトおよび設定をインポートする

データベース オブジェクトの定義を既に含むデータベースを管理するには、空のデータベース プロジェクトを作成し、データベースからプロジェクトにオブジェクトと設定をインポートします。 空ではないプロジェクトにデータベース オブジェクトを追加する場合は、別の手順で追加オブジェクトをインポートするか、既存のオブジェクトを変更する必要があります。 詳細については、「方法 : 更新をデータベースからデータベース プロジェクトにインポートする」を参照してください。

必要なアクセス許可

オブジェクトおよび設定のインポート元のデータベースに対するアクセス許可が必要です。 多くの開発環境では、データベース管理者ロール内の担当者がデータベース プロジェクトを作成し、オブジェクトおよび設定をインポートしてから、開発作業のためにプロジェクトをチームに渡します。

データベース オブジェクトと設定をインポートするには

  1. データベース オブジェクトがまだ含まれていないデータベース プロジェクトを作成するか開きます。

    詳細については、「方法 : 空のデータベース プロジェクトおよびサーバー プロジェクトを作成する」または「方法 : データベース プロジェクトまたはサーバー プロジェクトを開く」を参照してください。

    Aa833177.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    新規データベース プロジェクト ウィザードを使用すると、プロジェクトの作成とスキーマのインポートを同時に実行できます。 詳細については、「方法 : データベース プロジェクトおよびサーバー プロジェクトを作成する」を参照してください。

  2. スキーマ ビューが表示されない場合は、[表示] メニューの [データベース スキーマ ビュー] をクリックします。

    スキーマ ビューが表示されます。

  3. スキーマ ビューで、データベース プロジェクトを右クリックし、[オブジェクトと設定のインポート] をクリックします。

    データベースのインポート ウィザードが表示されます。

  4. ソース データベース接続で、既存のデータベース サーバーから情報をインポートする接続をクリックします。 接続が表示されない場合は、[新しい接続] をクリックして接続を作成します。

    サーバー エクスプローラ、または他のさまざまな場所で、データベース接続を作成できます。 詳細については、「方法 : データベース接続を作成する」を参照してください。

  5. (省略可能) [オプションのインポート] で次のいずれかを実行します。

    1. 列の照合順序がデータベース照合順序と一致しない場合にのみ、列の照合順序が明示的に指定されるように制限できます。 この制限を作成するには、[データベース照合順序と異なる場合にのみ、列の照合順序をスクリプトに記述する] チェック ボックスをオンにします。それ以外の場合は、チェック ボックスをオフにします。

    2. ソース データベースおよびその内容の拡張プロパティをインポートする場合は、[拡張プロパティのインポート] チェック ボックスをオンにします。それ以外の場合は、チェック ボックスをオフにします。

      たとえば、MyTable という名前のテーブルをインポートできます。 この操作により、sp_addextendedproperty ステートメントが MyTable.table.sql ファイルに追加されます。 これらのステートメントには、sp_addextendedproperty、sp_settriggerorder、sp_tableoption、sp_indexoption などがあります。 詳細については、Microsoft Web サイトの「sp_addextendedproperty (Transact-SQL)」を参照してください。

    3. ログ ファイルとファイル グループのサイズをインポートする場合は、[インポート ログとファイル グループ サイズ] チェック ボックスをオンにします。それ以外の場合は、チェック ボックスをオフにします。

    4. ソース データベースからアクセス許可をインポートする場合は、[アクセス許可のインポート] チェック ボックスをオンにします。それ以外の場合は、チェック ボックスをオフにします。

      アクセス許可をインポートする場合、そのアクセス許可をデータベース プロジェクトのモデルに追加するかどうかを指定できます。 アクセス許可をモデルに追加すると、データベース プロジェクトの読み込みが遅くなります。

    5. ソース データベースの設定に合わせてデータベース プロジェクトの設定を更新する場合は、[インポートしたスキーマの設定でデータベース構成をオーバーライドする] チェック ボックスをオンにします。それ以外の場合は、チェック ボックスをオフにします。

    6. プロジェクトの各フォルダに格納されるデータベース オブジェクトの数を制限することで、データベース プロジェクトを開いて操作するのに必要な時間を短縮できます。 [ディレクトリごとの最大ファイル数] ボックスの一覧で、ディスクの 1 つのディレクトリに許可するファイルの数をクリックします。

  6. [開始] をクリックしてスキーマをインポートします。

    [エラー一覧] ウィンドウには、スキーマのインポート時に作成されたオブジェクトに関連するエラーが表示されます。 スキーマがインポートされると、ステータス バーに "ソース データベース: ServerName.DatabaseName からのデータベース スキーマのインポートを開始しました… データベース スキーマのインポートが完了しました" と表示されます。 その他のエラーはウィザード概要ページに表示され、プロジェクト フォルダのログ ファイルにも書き込まれます。

    この時点で、データベース プロジェクトをビルドおよび配置する前に、データベース プロジェクトの設定を構成しておく必要があります。 詳細については、「方法 : データベース プロジェクトのデータベース プロパティを構成する」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : スクリプトからデータベース オブジェクトをインポートする

方法 : データベース プロジェクトおよびサーバー プロジェクトを作成する

チュートリアル : 既存のデータベース スキーマのバージョン管理

概念

Database Edition の用語の概要