タスク バー

タスク バーは、デスクトップに表示されるプログラムのアクセス ポイントです。新しい Windows® 7 タスク バーの機能を使用すると、ユーザーはタスク バーから直接、コマンドを実行したり、リソースにアクセスしたり、プログラムの状態を確認することができます。

適切なユーザー インターフェイスかどうかの判断基準
デザイン コンセプト
ガイドライン
   タスク バー ボタン
   アイコン
   オーバーレイ アイコン
   タスク バー ボタンの点滅
   クイック起動のショートカット
   ジャンプ リスト
   縮小表示ツール バー
   進行状況バー
   デスクバンド
テキスト
ドキュメント

"タスク バー" は、デスクトップに表示されるプログラムのアクセス ポイントです。プログラムが最小化されている場合も、同様に機能します。このようなプログラムは、"デスクトップ プレゼンス" を持つといいます。タスク バーを使用すると、ユーザーは開いているメイン ウィンドウと特定のサブ ウィンドウをデスクトップ上に表示して、これらのウィンドウの表示をすばやく切り替えることができます。

機能が呼び出されたタスク バーのスクリーン ショット

Microsoft® Windows タスク バー

タスク バー上のコントロールは "タスク バー ボタン" と呼ばれます。プログラムによってメイン ウィンドウ (または特定の特徴を持つサブ ウィンドウ) が作成されると、Windows はそのウィンドウのタスク バー ボタンを追加し、ウィンドウが閉じられるとタスク バー ボタンを削除します。プログラムによっては、タスク バー ボタンに最小化する代わりに "デスクバンド" に最小化する場合があります。これにより、ユーザーはプログラムを最小化した状態で重要なコマンドにアクセスできます。

Windows 7 用にデザインされたプログラムでは、以下の新しいタスク バー ボタンの機能を活用できます。

  • "ジャンプ リスト" は、プログラムが現在実行されていなくても、プログラムのタスク バー ボタンやスタート メニューの項目からアクセスできるコンテキスト メニューを使用して、よく使用するアクセス先 (ファイル、フォルダー、リンクなど) やコマンドへのすばやいアクセスを提供します。
  • "縮小表示ツール バー" は、特定のウィンドウのよく使用するコマンドへのすばやいアクセスを提供します。縮小表示ツール バーは、タスク バー ボタンのサムネイルに表示されます。
  • "オーバーレイ アイコン" は、プログラムのタスク バー ボタンのアイコン上で状態の変化を示します。
  • "進行状況バー" は、プログラムのタスク バー ボタン上で時間がかかるタスクの進捗状況を示します。
  • "サブ ウィンドウのタスク バー ボタン" では、タスク バー ボタンのサムネイルを使用して、ウィンドウ タブ、プロジェクト ウィンドウ、マルチドキュメント インターフェイス (MDI) 子ウィンドウ、およびサブ ウィンドウに直接切り替えることができます。
  • "固定タスク バー ボタン" では、プログラム ボタンをタスク バーに固定することにより、プログラムが実行されていなくてもプログラムにすばやくアクセスできます。

技術的には、タスク バーの範囲は [スタート] ボタンから通知領域までのバー全体に及びますが、一般的にタスク バーはタスク バー ボタンが含まれている領域のみを示します。複数のモニター構成では、1 つのモニターにのみタスク バーが表示され、そのモニターが "既定のモニター" となります。

注: スタート メニューデスクトップ通知領域、およびウィンドウの管理に関するガイドラインは、それぞれ別の項目として記載しています。

適切なユーザー インターフェイスかどうかの判断基準

Windows 7 用にデザインされたプログラムでは、各種のタスク バー ボタンの機能を活用できます。タスク バー ボタンの使用が適切かどうかは、以下の重要な点に基づいて判断します。

ジャンプ リスト

  • ユーザーがプログラムを使用して新しいタスクを起動する必要が頻繁に生じるかどうか。該当する場合は、ジャンプ リストの使用を検討します。ジャンプ リストはその他の目的にも使用できますが、ほとんどのシナリオには新しいタスクの起動が伴います。
  • ユーザーが最近使用された、または頻繁に使用されるファイル/フォルダー/リンク/その他のリソースにアクセスする必要が頻繁に生じるかどうか。該当する場合は、これらの有用なリソースにアクセスするジャンプ リストの使用を検討します。

    Internet Explorer のジャンプ リストが表示されたタスク バーのスクリーン ショット

    この例では、Windows Internet Explorer® はジャンプ リストを使用して頻繁にアクセスするページを提示しています。

  • プログラムが実行されていない場合でも、ユーザーが他のプログラムを使用しながら、プログラムの少数のコマンドにすばやくアクセスする必要が頻繁に生じるかどうか。該当する場合は、これらの頻繁に使用されるコマンドを表示するジャンプ リストの使用を検討します。これらのコマンドはプログラムが実行されていなくても動作し、特定のウィンドウではなくプログラム全体に適用する必要があります。代わりに、特定のウィンドウに適用するコマンドには縮小表示ツール バーの使用を検討します。

    付箋のジャンプ リストが表示されたタスク バーのスクリーン ショット

    この例では、付箋のアクセサリを使用すると、ユーザーは他のプログラムを使用しながら新しいメモをすぐに作成できます。

  • 新しい機能、単一用途の機能、または見つけにくい機能のプロモーションを目的としているかどうか。該当する場合は、ジャンプ リストを使用しません。ジャンプ リストはこのような目的を想定していません。代わりに、プログラムの中で直接、該当するコマンドを見つけやすいように表示します。

縮小表示ツール バー

以下の条件がすべて適用されていることを確認します。

  • コマンドが特定のウィンドウに適用されるかどうか。縮小表示ツール バーは、既存のタスクに適用されるコマンド用であり、ジャンプ リスト コマンドは新しいタスクを起動するためのものです。
  • ユーザーは他のプログラムを使用しながら、実行中のタスクをすばやく操作する必要があるかどうか。該当する場合は、縮小表示ツール バーが適切です。縮小表示ツール バーでは最大 7 つのコマンドを提示できますが、一般的には最大で 5 つにすることを推奨します。
  • コマンドが即時型かどうか。つまり、追加の入力を必要としないコマンドかどうか。縮小表示ツール バーの効率を良くするには即時型のコマンドが必要です。追加の入力が必要なコマンドには、ジャンプ リストの方が適しています。

    間違った例:
    ウィンドウが重なって表示されたタスク バーのスクリーン ショット

    追加の入力を必要とするコマンドは縮小表示ツール バーに適していません。

  • コマンドが直接的かどうか。つまり、ユーザーが 1 回のクリックでコマンドを操作できるかどうか。ツール バーの効率を良くするには直接的なコマンドが必要です。
  • コマンドをアイコンでうまく表現することができるかどうか。縮小表示ツール バーのコマンドはテキスト ラベルではなく、アイコンを使用して提示されます。ジャンプ リストのコマンドはテキスト ラベルで表示されます。

    間違った例:
    アイコンが付いたサムネイル コマンドのスクリーン ショット

    この例では、アイコンによってコマンドが適切に表現されていません。

デスクバンド

デスクバンドの使用が適切かどうかは、縮小表示ツール バーと同じ条件を適用して判断します。以下に、各ソリューションの長所と短所をまとめます。

デスクバンド

長所

  • すべての新しいバージョンの Windows でサポートされています。

短所

  • Windows 7 では推奨されません。
  • 多くのタスク バー領域を消費します。
  • デスクバンドを使用するには、ユーザーによるオプトインが必要です。
  • 関連するプログラムのコンテキストで提示されません。
  • プログラムごとにデスクバンドを 1 つしか表示できません。

縮小表示ツール バー

長所

  • 追加のタスク バー領域を消費しません。
  • ユーザー構成なしで、既定で機能が動作します。
  • 多くの画面領域をコマンドに使用できます。
  • 関連するプログラムのサムネイルのコンテキストで提示されます。
  • 任意のタスク バー ボタンのサムネイルに対してツール バーを表示できます。

短所

  • Windows 7 でのみサポートされています。

プログラムの操作性において、重要なコマンドへの効率的ですばやいアクセスが重視される場合は、上記の方法を両方とも使用することを検討します。ユーザーが Windows 7 を実行しているときは縮小表示ツール バーを有効にし、ユーザーが以前のバージョンの Windows を実行しているときはデスクバンドを表示します。

オーバーレイ アイコン

  • プログラムが "デスクトップ プレゼンス" を持つかどうか。該当しない場合は、代わりに通知領域アイコンを使用します。該当する場合は、状態を通知領域アイコンに配置する代わりにオーバーレイ アイコンの使用を検討します (Windows 7 用にデザインされたプログラムの場合)。これにより、アイコンが常に表示され (大きいアイコンの使用時)、プログラムとその状態が 1 か所にまとめられます。
  • オーバーレイ アイコンが、状態の変化を示すために一時的に表示されるかどうか。 該当する場合は、以下の判断要素に応じて、オーバーレイ アイコンの採用を検討します。
    • 有用で関連性のある状態かどうか。つまり、ユーザーがアイコンを監視し、その情報を見て対応を変える可能性が高いかどうか。該当しない場合は、状態を表示しないで済ませるか、ログ ファイルに書き込みます。

      間違った例:
      オーバーレイ アイコンが付いたタスク バーのスクリーン ショット

      この例では、不必要なオーバーレイ アイコンによってディスクの空き領域が表示されています。

    • 他のプログラムの使用中も、その状態が有用で関連性が高いかどうか。該当しない場合は、プログラムのステータス バーまたはその他のプログラムのステータス領域に情報を表示します。

      Internet Explorer ウィンドウのステータス バーのスクリーン ショット

      この例では、他のプログラムの使用中は状態が有用でないため、ステータス バーを使用しています。

    • 進行状況を示す状態かどうか。該当する場合は、代わりにタスク バー ボタンの進行状況バーを使用します。
    • 重大ですぐに対応が必要な状態かどうか。該当する場合は、ダイアログ ボックスなど、注意を喚起し、簡単には無視できない方法で情報を表示します。

進行状況バー

  • 他のプログラムの使用中、進行状況のフィードバックが有用で関連性が高いかどうか。つまり、ユーザーが他のプログラムの使用時に進行状況を監視し、その情報を見て対応を変える可能性が高いかどうか。そのような有用で関連性の高い状態の表示には、通常、モードレスな進行状況ダイアログ ボックスか専用の進行状況ページを使用しますが、ビジー ポインターやアクティビティ インジケーター、ステータス バー上の進行状況バーは使用しません。他のプログラムの使用中は状態が有用でない場合、単に進行状況のフィードバックを直接、プログラム自体に表示します。

    正しい例:
    コピー ダイアログ ボックスの進行状況バーを示すスクリーン ショット

    間違った例:
    タスク バー ボタン上の進行状況バーを示すスクリーン ショット

    間違った例では、タスク バー ボタンの進行状況バーはあまり有用ではありません。

  • 継続的なタスクかどうか。完了しないタスクの場合は、進行状況を示す必要はありません。継続的なタスクの例には、ユーザーが開始したのではないウイルス対策スキャンやファイルのインデックスがあります。

    間違った例:
    継続的なタスクを示す進行状況アイコンのスクリーン ショット

    この例では、継続的なタスクに不必要な進行状況が示されています。

サブ ウィンドウ タスク バー

  • プログラムに、タブ、プロジェクト ウィンドウ、MDI 子ウィンドウ、またはサブ ウィンドウが含まれ、ユーザーは頻繁にこれらの表示を直接切り替えることがあるかどうか。該当する場合は、これらのウィンドウに固有のタスク バー ボタンのサムネイルを表示する方が適していることがあります。

デザイン コンセプト

ジャンプ リストおよび縮小表示ツール バーの効率的な使用

ジャンプ リストおよび縮小表示ツール バーを使用すると、ユーザーは効率的にリソースにアクセスしたり、コマンドを実行できます。ただし、これらの機能をプログラムでサポートする方法をデザインするとき、常に効率が良くなるとは考えないでください。どの機能に必要なコマンドがあるかを正確に予測できなかったり、複数の場所を確認する必要があると、ユーザーは次第に苛立ってしまい、これらの機能を使用しなくなります。

以下の場合、ジャンプ リストと縮小表示ツール バーを組み合わせると最大の効果が得られます。

  • 明確に区別されている。ユーザーは、ジャンプ リストでアクセス先やコマンドを探す場合と縮小表示ツール バーで探す場合を使い分けます。それぞれに明確な目的があるので、ユーザーはこの 2 つのコンテンツを混同することはほとんどありません。一般的に、ジャンプ リストは新しいタスクを起動するときに使用され、縮小表示ツール バーは他のプログラムを使用しながら実行中のタスクを操作するときに使用されます。
  • 有益である。提示されるアクセス先およびコマンドはユーザーが必要としているものにします。ユーザーが必要とする可能性が低い項目は含めないようにします。必要でない場合、項目数を最大限までは使用しません。
  • 予測可能である。提示されるアクセス先およびコマンドはユーザーが想定しているものにします。ユーザーが複数の場所を探さなくて済むようにします。
  • 適切に構成されている。ユーザーが必要なものをすぐに見つけることができるようにします。説明的でありながら簡潔なラベルと適切なアイコンを使用して認識しやすくします。

これらの条件を確実に満たすため、ユーザー リサーチを実施します。最終的に、上記の目的を実現するジャンプ リストと縮小表示ツール バーの組み合わせをデザインできないことがわかった場合は、どちらかのみの使用を検討します。予測可能なコマンドの提示方法が 1 つある方が、混乱を招くようなコマンドの提示方法が 2 つあるよりも効果的です。

ガイドライン

タスク バー ボタン

  • 以下の種類のウィンドウをタスク バーに表示します (Windows 7 の場合は、タスク バー ボタンのサムネイルを使用します)。
    • メイン ウィンドウ (オーナーを持たないダイアログ ボックスを含みます)
    • プロパティ シート
    • モードレスな進行状況ダイアログ ボックス
    • ウィザード
  • Windows 7 の場合は、タスク バー ボタンのサムネイルを使用して、以下の種類のウィンドウを起動元のメイン ウィンドウのタスク バー ボタンとグループ化します。プログラムごとに (特に、各プログラムが別々のプログラムと見なされている場合) タスク バー ボタンが 1 つ配置されるようにします。
    • サブ ウィンドウ
    • 作業領域タブ
    • プロジェクト ウィンドウ
    • MDI 子ウィンドウ

    正しい例:
    Windows エクスプローラーと進行状況バーのスクリーン ショット

    この例では、サブ ウィンドウはメイン ウィンドウのタスク バー ボタンとグループ化されています。

    間違った例:
    Windows エクスプローラーとコントロール パネルのスクリーン ショット

    この例では、[コントロール パネル] は誤って [Windows エクスプローラー] とグループ化されています。ユーザーは、これらのプログラムを別々のものとして見ています。

    間違った例:
    プログラム、進行状況バー、およびタスク バーのスクリーン ショット

    この例では、Windows バックアップは 1 つのプログラムに対して 2 つのタスク バー ボタンを誤って使用しています。

  • メイン ウィンドウを元に戻した場合は、すべてのサブ ウィンドウも元に戻す必要があります。これは、サブ ウィンドウ固有のタスク バー ボタンがある場合にも該当します。元に戻す場合は、サブ ウィンドウをメイン ウィンドウの前面に表示します。
  • Windows 7 の場合、通常デスクトップ プレゼンスを持つプログラムでは、状態を示すタスク バー ボタンを一時的に表示できます。これは、プログラムが通常デスクトップ上に表示され、ユーザーが頻繁にプログラムを操作する場合に限ります。通常デスクトップ プレゼンスを持たずに実行されるプログラムの場合は、常に表示されることがなくても、代わりに通知領域アイコンを使用するようにします。

    間違った例:
    [Windows 同期センター] のタスク バー ボタンのスクリーン ショット

    この例では、[Windows 同期センター] は一時的なタスク バー ボタンを誤って使用し、状態を表示しています。この場合は、代わりに通知領域アイコンを使用する必要があります。

アイコン

  • タスク バー上で見栄えするプログラム アイコンをデザインします。アイコンのデザインは、適切であることに加え、プログラムの機能とブランドを反映させるようにします。明確で特別なものにし、すべてのアイコンのサイズで適切に表示されるようにします。こうした条件を確実に満たせるよう、必要な時間を費やします。また、Aero style のアイコンのガイドラインに従ってください。
  • プログラムでオーバーレイ アイコンを使用する場合は、オーバーレイが適切に処理されるようにプログラムのベース アイコンをデザインします。オーバーレイ アイコンは右下隅に表示されるので、この領域が隠れても影響がないようにアイコンをデザインします。

    アイコンの右下にオーバーレイが表示されていない場合と表示された場合のスクリーン ショット

    この例では、プログラムのタスク バー ボタンのアイコンは、右下隅の領域に重要な情報を含んでいません。

  • プログラムのベース アイコンにオーバーレイを使用しないようにします。これは、プログラムでオーバーレイ アイコンを使用するかどうかに関係ありません。プログラムのベース アイコンにオーバーレイを使用すると、状態を伝えているように見えるため、混乱を招きます。

    間違った例:
    オーバーレイが付いたベース アイコンのスクリーン ショット

    この例では、プログラムのベース アイコンは状態を示しているように見えます。

一般的なアイコンのガイドラインと例については、「アイコン」を参照してください。

オーバーレイ アイコン

  • オーバーレイ アイコンは、有用で関連性の高い状態を示すためだけに使用します。オーバーレイ アイコンを表示するとユーザーの作業を中断する可能性があることを考慮します。作業を中断する価値があるような、重要な状態の変化に対してのみオーバーレイ アイコンを使用してください。

    間違った例:
    3 つのオーバーレイ アイコンのスクリーン ショット

    これらの例では、オーバーレイ アイコンは作業を中断する価値があるほど重要ではありません。

  • オーバーレイ アイコンは、一時的な状態を示すために使用します。オーバーレイ アイコンは、頻繁に表示すると価値がなくなるので、通常のプログラムの状態ではアイコンを表示しないようにします。以下の状態になったときに、オーバーレイ アイコンを削除します。
    • 問題の発生を示すアイコン: 問題が解決したときにアイコンを削除します。
    • 新しい何かを通知するアイコン: ユーザーがプログラムをアクティブ化したときにアイコンを削除します。
    例外: ユーザーが常にプログラムの状態を知る必要がある場合は、継続的にオーバーレイ アイコンを表示できます。

    オーバーレイ アイコンが表示された Live Messenger のスクリーン ショット

    この例では、Windows Live Messenger で常にオーバーレイ アイコンを表示して、ユーザーがいつでも報告された在席状況を確認できるようにしています。

  • 問題が解決されたことを示すアイコンは表示しません。代わりに、問題の発生を示していた以前のアイコンを削除します。ユーザーは、通常、問題なくプログラムが実行されるものと想定していることを前提としてください。
  • オーバーレイ アイコンまたは通知領域アイコンのどちらかを表示し、両方を表示しないようにします。プログラムでは、下位互換性を保つために両方のメカニズムをサポートできます。ただし、プログラムでオーバーレイ アイコンを使用して状態を表示する場合、同じ目的で通知領域アイコンを使用しないようにします。

    間違った例:
    同じアイコンが 2 か所に表示されているタスク バーのスクリーン ショット

    この例では、新着メールのアイコンが重複して表示されています。

  • 状態の変化に注意を引くためにタスク バー ボタンを点滅させないようにします。これは目障りです。ユーザーが自分でオーバーレイ アイコンを見つけるようにします。
  • できる限り標準的なオーバーレイ アイコンを使用して、状態や状態の変化を示します。 以下の標準的なオーバーレイ アイコンを使用します。
    オーバーレイ状態
    小さな警告アイコンのスクリーン ショット  警告
    小さなエラー アイコンのスクリーン ショット  エラー
    小さな無効または切断アイコンのスクリーン ショット  無効または切断
    小さなブロックまたはオフライン アイコンのスクリーン ショット  ブロックまたはオフライン
  • カスタム オーバーレイ アイコンの場合、簡単に識別できるデザインを選択します。高画質な、16 × 16 ピクセルのフル カラー アイコンを使用します。正方形や長方形のアイコンよりも、特徴的な形をしたアイコンを使用するようにします。その他の Aero style のアイコンのガイドラインも適用します。
  • カスタム オーバーレイ アイコンのデザインをシンプルにします。複雑な概念、一般的ではない概念、抽象的な概念を伝えようとしないでください。適切なカスタム アイコンが思いつかない場合は、可能であれば代わりに標準アイコン、エラー アイコン、警告アイコンを使用します。これらのアイコンを効果的に使用すると、さまざまな種類の状態を伝えることができます。
  • 状態の変更は最小限にとどめます。オーバーレイ アイコンは、目立ったり、頻繁に変化したり、注意を引くものにならないようにします。視界の隅で変更があっても目は敏感に反応するため、状態の変更はわずかなものにとどめる必要があります。
    • アイコンを頻繁に変更しないようにします。対象の状態が頻繁に変化する場合は、アイコンには高レベルの状態を反映するようにします。

      間違った例:
      2 つの状態のオーバーレイ アイコンのスクリーン ショット

      この例では、オーバーレイ アイコンが頻繁に変化し、必要以上にユーザーの注意を引いています。

    • アニメーションは使用しません。これは目障りです。
    • アイコンを点滅させないようにします。これは目障りです。緊急な対処が必要なイベントの場合は、代わりにダイアログ ボックスを使用します。それ以外で対処が必要なイベントの場合は、通知を使用します。

タスク バー ボタンの点滅

  • タスク バー ボタンの点滅は、即座の対応が必要な場合だけ控えめに使用し、ユーザーが進行中のタスクを継続して実行できるようにします。タスク バー ボタンが点滅している状態ではユーザーは集中できなくなり、実行している操作を中断して点滅を停止しようとします。入力フォーカスを移動するよりもタスク バー ボタンを点滅させる方が適切ですが、タスク バー ボタンの点滅がわずらわしいことに変わりはありません。ウィンドウを閉じる前にデータを保存する必要があることをユーザーに示すなど、正当な理由で中断が行われるようにします。非アクティブなプログラムでは、すぐに対応する必要がほとんどないようにします。ユーザーに必要な操作が、プログラムをアクティブ化したり、メッセージを読んだり、状態の変化を確認するだけの場合は、タスク バー ボタンを点滅させないようにします。
    迅速な対応が必要ではない場合は、以下の代替手段を検討します。
    • 操作の成功通知を使用してタスクが完了したことを示します。
    • 何の動作も行わず、次回ユーザーがプログラムをアクティブ化し、問題に注意を向けるまで待ちます。多くの場合、この方法が最適です。
  • 非アクティブなプログラムで迅速な対応が必要な場合は、注意を引くためにタスク バー ボタンを点滅させて、強調表示します。これ以外の動作は行いません。ウィンドウを元のサイズに戻したり、アクティブ化したり、音を鳴らしたりしないでください。代わりに、ユーザーが選択したウィンドウの状態を尊重し、準備が整ったときにユーザーがウィンドウをアクティブ化できるようにします。
  • タスク バー ボタンがあるサブ ウィンドウの場合は、メイン ウィンドウのタスク バー ボタンの代わりにそのボタンを点滅させます。これにより、対象のウィンドウに直接ユーザーの注意を向けることができます。
  • タスク バー ボタンがないサブ ウィンドウの場合は、メイン ウィンドウのタスク バー ボタンを点滅させ、サブ ウィンドウをそのプログラムの他のウィンドウの最前面に表示します。注意が必要なサブ ウィンドウは最前面に表示して、ユーザーが確認できるようにします。
  • 一度に 1 つのウィンドウのタスク バー ボタンを 1 つだけ点滅させます。複数のボタンの点滅は不必要で、目障りです。
  • プログラムがアクティブになったときに、タスク バー ボタンの強調表示を解除します。
  • プログラムがアクティブになったときに、明確な何らかの操作を提示するようにします。通常、質問または操作を開始するダイアログ ボックスを表示します。

クイック起動のショートカット

  • ユーザーがオプトインする場合のみクイック起動領域にプログラム ショートカットを配置します。クイック起動は Windows 7 から削除されたので、Windows 7 用にデザインされたプログラムでは、クイック起動領域にプログラム ショートカットを追加したり、そのようなオプションを提供する必要はありません。

ジャンプ リスト

デザイン

  • ユーザーの日常的なタスクの目的を満たすようにジャンプ リストをデザインします。 以下の点に留意します。
    • プログラムの目的。ユーザーが次に行う可能性が最も高い操作について考えます。ドキュメント作成プログラムの場合、ユーザーは最近使ったドキュメントに戻る傾向にあります。既存のコンテンツを表示するプログラムの場合、ユーザーはよく使用するリソースにアクセスすることが考えられます。その他のプログラムの場合、ユーザーは新着メッセージを読む、新しいビデオを見る、次回の会議を確認するなど、以前実行したことのないタスクを実行する傾向にあります。
    • ユーザーが最も関心のある内容。ユーザーがその他の手段ではなくジャンプ リストを使用する理由について考えます。たとえば、一般的にユーザーは重要と明確に認識したアクセス先 (ユーザーがリンク バーやお気に入りに配置したり、入力した Web アドレス) に関心があります。ユーザーは間接的、またはほとんど労力をかけずに取得したアクセス先 (リダイレクト、またはリンクをクリックしてアクセスした Web アドレス) については関心が低くなります。

      正しい例:
      1 つの接続先へのリンクが 1 つ表示されたジャンプ リストのスクリーン ショット

      間違った例:
      1 つの接続先へのリンクが 5 つ表示されたジャンプ リストのスクリーン ショット

      間違った例では、ユーザーの関心が低そうなアクセス先が、ジャンプ リストに多く含まれています。

  • 過度にアクセス先を細分化しないようにします。アクセス先の範囲を過度に狭めて特定すると冗長になり、同じ場所にアクセスするのに複数の方法が存在するようになります。たとえば、個々の Web ページを一覧にする代わりに、最上位のホーム ページを一覧にします。曲を一覧にする代わりに、アルバムを一覧にします。

    正しい例:
    グループごとに整理されたジャンプ リストのスクリーン ショット

    間違った例:
    曲ごとに整理されたジャンプ リストのスクリーン ショット

    間違った例では、ジャンプ リストで一覧表示されている曲は 1 つのアルバムに収まります。

  • 必要でない場合は、利用できるジャンプ リストのスロットをすべて使用しないようにします。ジャンプ リストのコンテンツは、最も有用な項目に絞ります。プログラムに有用な項目が 3 つしかない場合は 3 つだけ表示します。ジャンプ リストの項目が多いほど、特定の項目を見つけるのに手間がかかります。

    コマンドが 1つあるジャンプ リストのスクリーン ショット

    この例では、付箋のアクセサリにジャンプ リストのコマンドが 1 つ表示されています。これは 1 つのコマンドで十分だからです。

  • ジャンプ リストの項目をユーザーにわかりやすくする必要がある場合のみ、ツールヒントを表示します。不必要に気を散らすことになるので、リストと内容が重複したツールヒントの使用は避けます。その他のツールヒントのガイドラインについては、「ツールヒントと情報ヒント」を参照してください。

    間違った例:
    重複したツールヒントが付いたジャンプ リストのスクリーン ショット

    この例では、ジャンプ リストのツールヒントが重複した情報を表示しています。

ジャンプ リストの機能とプログラムの機能

  • アクセス先やコマンドを使用できる UI をジャンプ リストに限定しないようにします。プログラム自体から直接同じアクセス先やコマンドを使用できるようにします。
  • 一貫性のあるアクセス先とコマンド ラベルの名前を使用します。ジャンプ リストの項目は、プログラムから直接アクセスされる同等の項目と同じラベルを付けるようにします。
  • プログラムが実行されていなくても、プログラムからアクセス先とコマンドを処理できるようにします。これは、一貫性、信頼性、利便性を兼ね備えた操作性のために必要です。

グループ化

  • 少くとも 1 つ、多くて 3 つのグループを使用します。ラベルでその目的を示すためにジャンプ リストの項目を常にグループ化します。グループが 4 つ以上あると項目を見つけにくくなります。
  • 適切な場合は、以下の標準的なグループ名を使用します。標準的なグループ名の方がユーザーは理解しやすくなります。
    コマンドにはタスク グループ名が付けられます。これは Windows によって割り当てられ、変更はできません。

    正しい例:
    [最近使ったもの] というグループ名が付いたジャンプ リストのスクリーン ショット

    間違った例:
    [履歴] というグループ名が付いたジャンプ リストのスクリーン ショット

    [最近使ったもの] の方が馴染みがあるのでグループ名に適しています。また、履歴と最近使ったものを微妙に使い分けても意味はありません。

コマンド

  • プログラムの実行状態、現在のドキュメント、または現在のユーザーに関係なく、固定のコマンドのセットを使用します。特定のウィンドウまたはドキュメントではなく、プログラム全体にコマンドが適用されるようにします。これは、一貫性、信頼性、利便性を兼ね備えた操作性のために必要です。コマンドは削除または無効にしません。
    例外: 以下の場合に、コマンドを代用したり、削除できます。
    • 相互に排他的なコマンドのセットが 1 つのコマンド スロットを共有している。ただし、1 つのコマンドが常に適用される場合に限ります。
    • 特定の機能が使用されるまでコマンドが適用されない。ただし、それ以外でコマンドが常に適用される場合に限ります。

    間違った例:
    [印刷] タスクを含むジャンプ リストのスクリーン ショット

    この例では、[印刷] は、現在のドキュメントに応じて実行されるので、ジャンプ リストのコマンドに適していません。

    正しい例:
    サインインとサインアウトを含むジャンプ リストのスクリーン ショット

    この例では、サインインおよびサインアウトは相互に排他的なコマンドです。また、区切り記号を使用して、関連するコマンドをグループ化しています。

  • 適切な場合は、以下の標準的なコマンド ラベルを使用します。標準的なコマンド ラベルの方がユーザーは簡単に理解できます。
  • コマンドを論理的な順序で提示します。一般的な順序には、使用頻度や使用順序があります。関連性の高いコマンドを並べて配置します。必要に応じて、タスク グループ内の関連するコマンドのグループ間には区切り記号を配置します。
  • プログラムを開いたり閉じたりするためのコマンドは提供しません。これらのコマンドはすべてのジャンプ リストに組み込まれています。

コマンド アイコン

  • タスク グループ内にコマンド アイコンを配置するのは、ユーザーがコマンドを簡単に理解、識別、区別できる場合に限ります。特に、プログラム内で使用されるコマンドに対して確立されたアイコンがある場合に限ります。
    • 例外: プログラムにおいて、アクセス先とコマンドの両方を使用し、アクセス先だけ常にアイコンが表示されていて不自然に見える場合は、すべてのコマンドにアイコンを表示することを検討します。

      間違った例:
      ジャンプ リストのアイコンの使い方に一貫性がないスクリーン ショット

      この例では、Internet Explorer ですべてのコマンドにアイコンを表示して、不自然な外観にならないようにする必要があります。

アクセス先

  • 現在のユーザーに特有のアクセス先のセットを表示します。アクセス先は動的にする必要がありますが、プログラムの実行状態や現在のドキュメントに影響されないようにします。前述したように、アクセス先はプログラムの目的に合致し、ユーザーが最も関心があり、具体性の度合いが適切なものにします。
  • 適切な場合は、"自動" のアクセス先の一覧を使用します。自動アクセス先は Windows によって管理されますが、プログラムは渡された特定のアクセス先を制御します。
    • ドキュメント作成プログラムでは、ユーザーが最近使用したアクセス先を表示する [最近使ったもの] を使用することを検討します。

      [最近使ったもの] というグループ名が付いたジャンプ リストのスクリーン ショット

      この例では、Windows のメモ帳は [最近使ったもの] のアクセス先を使用しています。

    • 既存のコンテンツを示すプログラムでは、ユーザーが頻繁に使用する項目に戻る傾向にある [よく使うもの] を使用することを検討します。[よく使うもの] のアクセス先は、最もよく使用する項目を先頭にして、使用頻度順に並べられます。

      [よく使うもの] というグループ名が付いたジャンプ リストのスクリーン ショット

      この例では、Windows エクスプローラーは [よく使うもの] のアクセス先を使用しています。

    • [最近使ったもの] を使用すると無意味なアクセス先が多くなる場合は [よく使うもの] を使用します。ユーザーが多数の異なるアクセス先に移動して、使用したアクセス先にほとんど戻ってこない場合は、[よく使うもの] の一覧の方が一貫性があり適切です。

      間違った例:
      最近使った項目がいくつも表示されたジャンプ リストのスクリーン ショット

      Windows Internet Explorer で、[最近使ったもの] を使用すると無意味なアクセス先が多くなります。

    • [最近使ったもの] と [よく使うもの] の選択が同じくらい適切な場合は、[最近使ったもの] を使用します。この手段の方がユーザーは理解しやすく、予測できるからです。
    • [最近使ったもの] を使用し、[ファイル] メニューに [最近使ったもの] に相当する項目がある場合は、同じ順序で同じ内容が一覧表示されるようにします。ユーザーに対して、これらが同じ一覧であるように表示する必要があります。
  • 必要に応じて、カスタム アクセス先の一覧を使用します。カスタム アクセス先の一覧の内容および並べ替え順はプログラムにより完全に制御可能なので、あらゆる要素を基準にして一覧をカスタマイズできます。
    • 適切な場合は、[最近使ったもの] または [よく使うもの] のカスタム バージョンを作成します。ただし、自動管理はプログラムで効果を発揮しません。たとえば、プログラムでファイルを開くコマンドだけでなく、さまざまな要素の履歴を残す必要がある場合があります。この場合、同じ名前 ([最近使ったもの] または [よく使うもの]) と並べ替えを使用します。ユーザーにはその違いがわからないからです。
    • または、ユーザーの目的により合致した、別の種類のアクセス先を使用します。多くの場合、これらの一覧によって、新着メッセージを読む、新しいビデオを見る、次回の会議を確認するなど、ユーザーがまだ実行していないタスクを簡単に実行できます。

      "新しい" というグループ名が付いたジャンプ リストのスクリーン ショット

      この例では、Windows Media Center はユーザーがまだ見ていない最近録画した番組を一覧表示しています。

    • ユーザーが思い描く一覧のメンタル モデルに対応した並べ替えを選択します。たとえば、作業スタイルの一覧では、次に行う作業を先頭に一覧表示します。明確なメンタル モデルがない場合は、アクセス先の一覧をアルファベット順に並べます。
  • 同じデータを異なるビューで表示する複数のアクセス先の一覧は使用しません。複数のアクセス先の一覧を使用する場合は、大部分が異なるデータを表示して別々のシナリオをサポートする必要があります。たとえば、[最近使ったもの] の一覧と [よく使うもの] の一覧の両方ではなく、どちらかだけ提供することを検討してください。両方を提供すると、重複する項目がある場合は無駄に見えますが、重複する項目を削除すると混乱を招きます。

    間違った例:
    重複したグループ項目があるジャンプ リストのスクリーン ショット

    この例では、同じアクセス先を異なるビューで提供しており、無駄に見えます。

    正しい例:
    タスクが適切に整理されたジャンプ リストのスクリーン ショット

    この例では、アクセス先の一覧は異なるタスクに対して異なるデータを表示しています。

  • プログラムにおいて、プライバシーを保護するためにデータを消去するコマンドがある場合は、アクセス先の一覧も消去します。アクセス先の一覧には機密データが含まれている可能性があります。

縮小表示ツール バー

対話操作

  • 最も重要でよく使用するコマンドを最大 7 つまで、サムネイル表示のウィンドウに適用します。できる限り多くのコマンドを表示する必要があると考えないでください。プログラムにおいて、重要でよく使用するコマンドが 3 つしかない場合は、3 つのみ表示します。

    間違った例:
    コマンドが多すぎるツール バーのスクリーン ショット

    この例では、縮小表示ツール バーに重要でないコマンドがあります。

  • 直接的で即応性が高いコマンドを使用します。これらのコマンドには、即時型の効果が必要です。コマンドのクリックにより、追加の入力が必要なドロップダウン メニューやダイアログ ボックスが表示されないようにします。

    間違った例:
    ドロップダウン メニューが付いたサムネイルのスクリーン ショット

    縮小表示ツール バーのコマンドには即時型の効果が必要です。

  • 現在のコンテキストに適用されないコマンド、または直接エラーを引き起こすコマンドを無効にします。そのようなコマンドは非表示にしないでください。非表示にすると、ツール バーの提示に一貫性がなくなります。
  • ユーザーが結果を確認したり、すぐに別のコマンドをクリックする可能性が高い場合、ユーザーがコマンドをクリックしたときにサムネイルを閉じないでください。他のウィンドウを表示するコマンドが使用される場合など、ユーザーの操作が一旦終了したとわかる場合は、コマンドのサムネイルを削除します。

    コマンドが付いた Media Player のサムネイルのスクリーン ショット

    この例では、Windows Media® Player で [次へ] をクリックすると継続してサムネイルを表示します。ユーザーは他のコマンドを指定する可能性があるからです。

    [チャット] アイコンが付いたサムネイルのスクリーン ショット

    この例では、Windows Live Messenger で [チャット] をクリックするとサムネイルを閉じます。ユーザーはメッセージを送信する可能性が最も高いからです。

提示方法

  • 縮小表示ツール バーのアイコンが Aero style のアイコンのガイドラインに準拠するようにします。コマンドごとに、高画質の 16 × 16、20 × 20、24 × 24 ピクセルのフル カラー アイコンを表示します。大きいサイズのバージョンは高 dpi 表示モードに使用されます。
  • 通常の状態やポイントしたときの状態で、ツール バーの背景色に対して、アイコンがはっきりと表示されるようにします。常に、コンテキスト モードおよびハイコントラスト モードでアイコンを評価します。
  • 効果を明確に伝えるコマンド アイコン デザインを選択します。優れたデザインのコマンド アイコンは内容が一目でわかり、ユーザーは効率的にコマンドを見つけて理解することができます。
  • 認識しやすく、区別できるアイコンを選択します。アイコンには特徴のある形や色を設定します。そうすることで、ユーザーがアイコンのシンボルを記憶していなくても簡単にコマンドを見つけることができます。一度使用した後は、コマンドを区別するためにツールヒントに頼らずに済みます。
  • ツールヒントを使用して各コマンドにラベルを付けます。優れたツールヒントは、ラベルのないコントロールをポイントしたときにラベルを表示します。ガイドラインと例については、「ツールヒントと情報ヒント」を参照してください。

進行状況バー

  • 一般的な進行状況バーのガイドラインに従います。これには、バーの進行を再開または後退させないことや、問題の発生を示す場合は赤色の進行状況バーを使用することなどが含まれます。
  • 不確定型の進行状況バーは使用しないようにします。不確定型の進行状況バーは進行状況ではなく、動作状況を示します。不確定型の進行状況バーは、ユーザーが動作状況を通常の状態と考えていないまれな状況で使用します。

その他のガイドラインについては、「進行状況バー」を参照してください。

デスクバンド

注: デスクバンドは、Windows 7 では推奨されなくなりました。代わりに、タスク バー ボタンと縮小表示ツール バーを組み合わせて使用します。プログラムでは、下位互換性を保つために両方のメカニズムをサポートできます。

  • ユーザーがオプトインする場合のみデスクバンドを表示します。プログラムのセットアップおよびプロパティでデスクバンドの表示オプションを提示しますが、このオプションは既定で無効にする必要があります。
  • デスクバンドはコンパクトかつシンプルに保ちます。ほとんどのシナリオで大半のユーザーがアクセスしないデスクバンド ウィンドウに直接機能を追加しないでください。ただし、あまり一般的に使用されない機能にアクセスするメニューは使用できます。
  • デスクバンドに最小化されるプログラムをタスク バーに表示しないようにします。タスク バー ボタンとデスクバンドの両方ではなく、どちらかに最小化します。
  • デスクバンドが横向きでも縦向きでも、画面領域を効率的に使用できるようにします。これには、通常、向きに合わせたレイアウトが必要です。

    正しい例:
    横向きおよび縦向きデスクバンドのスクリーン ショット

    間違った例:
    幅の広いデスクバンドが無駄に領域を使用しているスクリーン ショット

    間違った例では、デスクバンドは常に同じレイアウトを使用しているため、縦向きの状態で画面領域を非効率的に使用しています。

テキスト

ウィンドウ タイトル

ウィンドウ タイトルを選択する際には、以下のようにタスク バー上のタイトルの外観について考慮します。

  • タスク バー上での表示を最適化するために、特徴的な情報をタイトルの最初の方に簡潔にまとめるようにします。
  • モードレスな進行状況ダイアログ ボックスの場合は、まず進行状況をまとめます。例: "66% 完了。"
  • 不自然な切り詰めが行われているウィンドウ タイトルは避けます。

    間違った例:
    タイトルのプログラム名が途中で切れて表示されているスクリーン ショット

    この例では、ウィンドウ タイトルが切り詰められて中途半端な表示結果になっています。

ジャンプ リストのコマンド

その他のコマンド ラベルのガイドラインについては、「メニュー」を参照してください。

ドキュメント

タスク バーに言及するときは、以下のことに留意します。

  • バー全体に言及する場合は "タスク バー" とします (英語の場合、小文字の複合語で "taskbar" と表記します)。
  • タスク バー上の項目はラベルで具体的に示すか、一般的に "タスク バー ボタン" とします。
  • タスク バーのラベルは半角の角かっこ ([ ]) で囲み、可能な場合は太字にします。
  • オーバーレイ アイコンに言及する場合は "タスク バー ボタン アイコン" とします。オーバーレイ アイコンの目的がユーザーに通知するものであっても通知とは表現しません。ただし、アイコンによって特定のイベントをユーザーに通知するという表現は使用できます。

例: [新着メール] タスク バー ボタン アイコンは新しい電子メール メッセージを受信したことを通知します。

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