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結果グループについて

適用: Microsoft Dynamics AX 2012 R3, Microsoft Dynamics AX 2012 R2, Microsoft Dynamics AX 2012 Feature Pack, Microsoft Dynamics AX 2012

結果グループは、アンケートに質問を関連付けるときのオプションです。結果グループを使用してアンケートに質問を関連付けるには、アンケートの結果グループを設定し、結果グループに質問を追加します。結果グループを使用しない場合、質問をアンケートに直接関連付けることができます。

注意

結果グループを設定する前に、次が必要です:

  • 選択式の質問を設定します。選択式の質問では、[質問] フォームの入力タイプは [チェック ボックス]、[代替ボタン]、または [コンボ ボックス] である必要があります。

  • それぞれの質問に割り当てられた回答グループの回答に対してポイントを定義します。

  • アンケートを設定します。

詳細については、「アンケートの設定」、「アンケートのデザイン」、および「アンケートの使用」を参照してください。

結果グループは、ポイントを計算し、アンケートの結果を分類するために使用されます。結果グループを使用すると、以下を実行できます。

  • ポイント統計に基づいてアンケートの結果を評価します。

  • 設定した各結果グループの回答者のスコアを評価します。

  • 結果の分析に役立つ結果グループごとの統計を生成します。

  • 各結果グループの結果、および各結果グループ内で獲得したポイントに基づくオプション ポイント/テキストを示すレポートを印刷します。

各カテゴリの回答者が獲得したポイントを評価するため、複数の結果グループを設定できます。アンケートの完了後に、各結果グループで獲得したポイントを表示できます。

ヒント

別のカテゴリではなく、ポイントを使用してアンケートを評価するには、1 つの結果グループすべたの質問を加えることができます。

各結果グループでは、アンケート完了後に回答者に表示するテキストであるポイント/テキストを 1 つ以上設定できます。表示されるテキストは、回答者が結果グループ内で獲得するスコアによって異なる場合があります。ポイント/テキストを使用するには、ポイントの間隔および各間隔の説明を定義する必要があります。回答者が特定の間隔でスコアを獲得すると、その間隔のテキストが結果レポートに含まれます。

結果グループはアンケートの特定の質問集に関連付けられている点数に関連するため、1 つのアンケートに対して特定の結果グループのみを使用できます。

例: 結果グループ 3 のポイント/テキスト

リーダーシップのテスト用として、3 つのカテゴリに 15 の質問が用意されたアンケートを使用する場合、3 つの結果グループを作成し、各結果グループに 5 つの質問を追加します。たとえば、次のような結果グループを作成します。

  • 創造力

  • 指導力

  • 技術力

創造力、指導力、技術力の 3 つのグループごとにポイントが合計されます。

ポイント/テキストを使用するには、各結果グループのテキスト間隔を設定できます。各質問に 2 ポイントが割り当てられる場合、各結果グループの最高ポイントの合計は 10 です。

次の表は、「指導力」の結果グループに対して定義されたポイント/テキストの例です。

ポイントの範囲

テキスト

1 ~ 3

平均的な指導力があります。

4 ~ 7

優秀な指導力があります。

8 ~ 10

きわめて優秀な指導力があります。

アンケートの各結果グループに、ポイント範囲およびテキストを設定できます。各回答者のスコアに対応するテキストが、各結果グループに表示されます。

注意

範囲やテキストは変更できます。ただし、アンケートが完了した後に変更を加えると、先回の結果レポートと新しい結果レポートとの間で不一致が発生します。

考えられる次のステップ

次のリンクは、順序正しく論理的に進行する方法を提供します。次のステップについては、使用しているアンケート機能に応じて次の情報を参照します。

結果グループを使用した、質問のアンケートへの関連付け

結果グループを使用しない、質問のアンケートへの関連付け