方法 : 複数のプロパティを使用してダイアログボックス情報を個別に取得する

[アーティクル]
10/09/2014

通常、ダイアログボックスから返される情報を処理する場合には、ダイアログボックスのデータの各要素を返すプロパティのセットを用意します。この方法で、ダイアログボックスから個別にデータを抽出できます。

ダイアログボックス内に互いに関連性のあるデータがある場合は、オブジェクトを使用して情報の一部を公開できます。詳細については、「チュートリアル : オブジェクトによるダイアログボックス情報の一括取得」を参照してください。

プロパティを使用してダイアログボックス情報を公開するには

ダイアログボックスのコードを含むクラスで、ダイアログボックス内の必要な情報を公開するためのプロパティをすべて作成します。公開するデータの種類に適した戻り値を指定します。
プロパティ定義の Get 部分にコードを追加します。ダイアログボックス以外でダイアログボックスの情報を変更できないようにする場合は、プロパティ定義の Set 部分を削除します。

ダイアログボックスに定義したプロパティを使用して、コンボボックス (cmbState) の値を公開する方法の例を次に示します。
```
Public Property StateSelected() As String
   Get
     Return cmbState.Text
   End Get
   Set(ByVal Value As String)

   End Set
End Property
```
```
public string StateSelected 
{
   get
   {
      return cmbState.Text; 
   }
}
```

公開するすべてのデータのプロパティを公開した後は、ダイアログボックスを使用するアプリケーションで、データを取得できます。

ダイアログボックスのプロパティのデータを取得するには

ダイアログボックスを表示するフォームで、ダイアログボックスを表示するイベントハンドラーかメソッドを開き、DialogResult プロパティの値を調べます。次の例で示すように、ダイアログボックスのフォームのプロパティの収集するコードを追加します。

Public Sub ShowMyDialog()
   ' Create and display an instance of the dialog box.
   Dim Dlg as New Form1()
   Dlg.ShowDialog()

   ' Determine the state of the DialogResult property for the form.
   If Dlg.DialogResult = DialogResult.OK Then
      ' Display the state that was selected in the dialog box's 
      ' combo box in a MessageBox.
      MessageBox.show Dlg.StateSelected
   End If
End Sub

private void ShowMyDialog() 
{
   // Create and display an instance of the dialog box.
   Form1 dlg = new Form1();
   dlg.ShowDialog();
   // Determine the state of the DialogResult property for the form.
   if (dlg.DialogResult == DialogResult.OK) 
   {
      // Display the state that was selected in the dialog box's combo 
      // box in a MessageBox.
      MessageBox.Show (dlg.StateSelected);
   }
}

参照

方法 : 複数のプロパティを使用してダイアログ ボックス情報を個別に取得する

プロパティを使用してダイアログ ボックス情報を公開するには

ダイアログ ボックスのプロパティのデータを取得するには

参照

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概念

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プロパティを使用してダイアログボックス情報を公開するには

ダイアログボックスのプロパティのデータを取得するには