CWnd クラス

Microsoft Foundation Class ライブラリにあるすべてのウィンドウ クラスの基本機能が用意されています。

class CWnd : public CCmdTarget

メンバー

パブリック コンストラクター

名前

説明

CWnd::CWnd

CWnd オブジェクトを構築します。

パブリック メソッド

名前

説明

CWnd::accDoDefaultAction

オブジェクトの既定のアクションを実行するために、フレームワークによって呼び出されます。

CWnd::accHitTest

画面上の指定された位置にある子要素または子オブジェクトを取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::accLocation

指定されたオブジェクトの現在の画面位置を取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::accNavigate

コンテナー内のほかのユーザー インターフェイス要素を走査するため、可能な場合はそのオブジェクトを取得するために、フレームワークによって呼び出されます。

CWnd::accSelect

選択を変更するため、または指定されたオブジェクトのキーボード フォーカスを移動するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::AnimateWindow

関連付けられたウィンドウ オブジェクトをアニメーション化します。

CWnd::ArrangeIconicWindows

最小化されたすべての子ウィンドウを並べ替えます。

CWnd::Attach

Windows ハンドルを CWnd オブジェクトに関連付けます。

CWnd::BeginModalState

フレーム ウィンドウをモーダルにします。

CWnd::BeginPaint

描画用の CWnd を準備します。

CWnd::BindDefaultProperty

タイプ ライブラリに示されているように、呼び出しオブジェクトの既定の単一データ連結プロパティをデータ ソース コントロールに連結します。

CWnd::BindProperty

データ連結コントロール上のカーソル連結プロパティをデータ ソース コントロールに連結し、この関係を MFC 連結マネージャーに登録します。

CWnd::BringWindowToTop

CWnd を重なったウィンドウのスタックの最上位に移動します。

CWnd::CalcWindowRect

クライアントの四角形からウィンドウ四角形を計算するために呼び出されます。

CWnd::CancelToolTips

ツール ヒント コントロールを無効にします。

CWnd::CenterWindow

ウィンドウをその親ウィンドウの中央に揃えます。

CWnd::ChangeClipboardChain

クリップボード ビューアーのチェインから CWnd を削除します。

CWnd::CheckDlgButton

チェック マークをボタン コントロールの横に配置したり、ボタン コントロールから削除したりします。

CWnd::CheckRadioButton

指定されたオプション ボタンにチェック マークを付け、指定されたボタンのグループにあるほかのすべてのオプション ボタンからチェック マークを削除します。

CWnd::ChildWindowFromPoint

子ウィンドウがある場合、指定された点を含む子ウィンドウを判断します。

CWnd::ClientToScreen

ディスプレイ上の指定された点または四角形のクライアント座標を画面座標に変換します。

CWnd::CloseWindow

ウィンドウを最小化します。

CWnd::ContinueModal

ウィンドウのモーダル ステータスを継続します。

CWnd::Create

CWnd オブジェクトに関連付けられている子ウィンドウを作成し、初期化します。

CWnd::CreateAccessibleProxy

指定されたオブジェクトのアクティブな Active Accessibility プロキシを作成します。

CWnd::CreateCaret

システム キャレットの新しい形を作成し、そのキャレットの所有権を取得します。

CWnd::CreateControl

ActiveX コントロールを作成します。ActiveX コントロールは、MFC プログラムで、CWnd オブジェクトによって表示されます。

CWnd::CreateEx

Windows のオーバーラップ ウィンドウ、ポップアップ ウィンドウ、または子ウィンドウを作成し、CWnd オブジェクトに関連付けます。

CWnd::CreateGrayCaret

灰色のブロックでシステム キャレットを作成し、そのキャレットの所有権を取得します。

CWnd::CreateSolidCaret

純色のブロックでシステム キャレットを作成し、そのキャレットの所有権を取得します。

CWnd::DeleteTempMap

FromHandle 関数で作成した一時的な CWnd オブジェクトをすべて削除するために、CWinApp のアイドル処理ハンドラーによって自動的に呼び出されます。

CWnd::DestroyWindow

関連付けられている Windows のウィンドウを破棄します。

CWnd::Detach

CWnd オブジェクトから Windows のハンドルを切り離し、そのハンドルを返します。

CWnd::DlgDirList

リスト ボックスにファイル リストまたはディレクトリ リストを設定します。

CWnd::DlgDirListComboBox

コンボ ボックスのファイル リストまたはディレクトリ リストを設定します。

CWnd::DlgDirSelect

リスト ボックスから現在の選択内容を取得します。

CWnd::DlgDirSelectComboBox

コンボ ボックスのリスト ボックスから現在の選択を取得します。

CWnd::DragAcceptFiles

ドラッグされたファイルがウィンドウで読み込まれることを示します。

CWnd::DragDetect

マウスをキャプチャし、ユーザーが左ボタンを離すか、Esc キーを押すか、または指定した点を中心にドラッグ四角形の外にマウスを移動するまで移動を追跡します。

CWnd::DrawAnimatedRects

アイコンを開く動作や、ウィンドウの最小化または最大化の動作を、ワイヤ フレームの四角形のアニメーションで表します。

CWnd::DrawCaption

キャプションを描画します。

CWnd::DrawMenuBar

メニュー バーを再描画します。

CWnd::EnableActiveAccessibility

Active Accessibility のユーザー定義関数を有効にします。

CWnd::EnableD2DSupport

ウィンドウの D2D のサポートを有効または無効にします。 このメソッドは、メイン ウィンドウが初期化される前に呼び出します。

CWnd::EnableScrollBar

スクロール バーの矢印の一方または両方を有効または無効にします。

CWnd::EnableScrollBarCtrl

兄弟スクロール バーのコントロールを有効または無効にします。

CWnd::EnableToolTips

ツール ヒント コントロールを有効にします。

CWnd::EnableTrackingToolTips

トラッキング モードのツール ヒント コントロールを有効にします。

CWnd::EnableWindow

マウス入力およびキーボード入力を許可または禁止します。

CWnd::EndModalLoop

ウィンドウのモーダル ステータスを終了します。

CWnd::EndModalState

フレーム ウィンドウをモーダルからモードレスに変更します。

CWnd::EndPaint

描画の終了を示します。

CWnd::ExecuteDlgInit

ダイアログ リソースを実行します。

CWnd::FilterToolTipMessage

ダイアログ ボックス内のコントロールに関連付けられているタイトルまたはテキストを取得します。

CWnd::FindWindow

ウィンドウのハンドルを返します。ウィンドウのハンドルはそのウィンドウ名とウィンドウ クラスによって識別されます。

CWnd::FindWindowEx

ウィンドウのハンドルを返します。ウィンドウのハンドルはそのウィンドウ名とウィンドウ クラスによって識別されます。

CWnd::FlashWindow

ウィンドウを 1 回フラッシュします。

CWnd::FlashWindowEx

追加機能によってウィンドウをフラッシュします。

CWnd::FromHandle

ウィンドウのハンドルが指定されている場合、CWnd オブジェクトへのポインターを返します。 CWnd オブジェクトがハンドルに結び付けられていない場合は、一時的な CWnd オブジェクトが生成されて結び付けられます。

CWnd::FromHandlePermanent

ウィンドウのハンドルが指定されている場合、CWnd オブジェクトへのポインターを返します。 CWnd オブジェクトがハンドルに結び付けられていない場合は、一時的な CWnd オブジェクトが生成されて結び付けられます。

CWnd::get_accChild

指定された子の IDispatchインターフェイスのアドレスを取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::get_accChildCount

オブジェクトに属する子の数を取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::get_accDefaultAction

オブジェクトの既定のアクションを記述する文字列を取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::get_accDescription

指定されたオブジェクトの外観を記述する文字列を取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::get_accFocus

キーボード フォーカスを保持するオブジェクトを取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::get_accHelp

オブジェクトの Help プロパティ文字列を取得するために、フレームワークによって呼び出されます。

CWnd::get_accHelpTopic

指定されたオブジェクトに関連付けられている WinHelp ファイルの完全パスと、そのファイル内の適切なトピックの識別子を取得するために、フレームワークによって呼び出されます。

CWnd::get_accKeyboardShortcut

指定されたオブジェクトのショートカット キーまたはアクセス キーを取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::get_accName

指定されたオブジェクトの名前を取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::get_accParent

オブジェクトの親の IDispatch インターフェイスを取得するために、フレームワークによって呼び出されます。

CWnd::get_accRole

指定されたオブジェクトの役割を記述する情報を取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::get_accSelection

オブジェクトの選択されている子を取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::get_accState

指定されたオブジェクトの現在の状態を取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::get_accValue

指定されたオブジェクトの値を取得するために、フレームワークによって呼び出されます

CWnd::GetActiveWindow

マップ関数ウィンドウを取得します。

CWnd::GetAncestor

指定したウィンドウの祖先ウィンドウ オブジェクトを取得します。

CWnd::GetCapture

マウス キャプチャを持つ CWnd を取得します。

CWnd::GetCaretPos

キャレット現在位置を示すクライアント座標を取得します。

CWnd::GetCheckedRadioButton

ボタンのグループ内で現在チェックされているオプション ボタンの ID を返します。

CWnd::GetClientRect

CWnd クライアント領域の寸法を取得します。

CWnd::GetClipboardOwner

クリップボードの現在のオーナーへのポインターを取得します。

CWnd::GetClipboardViewer

クリップボード ビューアーのチェインの最初のウィンドウへのポインターを取得します。

CWnd::GetControlUnknown

不明な ActiveX コントロールへのポインターを取得します。

CWnd::GetDC

クライアント領域のディスプレイ コンテキストを取得します。

CWnd::GetDCEx

クライアント領域のディスプレイ コンテキストを取得し、描画中のクリッピングのオプションを有効にします。

CWnd::GetDescendantWindow

子孫ウィンドウのすべてを検索し、指定された ID を持つウィンドウを返します。

CWnd::GetDesktopWindow

Windows のデスクトップ ウィンドウを取得します。

CWnd::GetDlgCtrlID

CWnd が子ウィンドウの場合、この関数を呼び出すと、その ID 値が返されます。

CWnd::GetDlgItem

指定されたダイアログ ボックスから指定された ID を持つコントロールを取得します。

CWnd::GetDlgItemInt

指定されたダイアログ ボックスにあるコントロールのテキストを整数値に変換します。

CWnd::GetDlgItemText

コントロールに関連付けられているキャプションまたはテキストを取得します。

CWnd::GetDSCCursor

データ ソース コントロールの DataSource、UserName、Password、および SQL プロパティで定義されている基になるカーソルへのポインターを取得します。

CWnd::GetExStyle

ウィンドウの拡張スタイルを返します。

CWnd::GetFocus

現在入力フォーカスを持っている CWnd へのポインターを取得します。

CWnd::GetFont

現在のフォントを取得します。

CWnd::GetForegroundWindow

手前のウィンドウ (ユーザーが現在作業しているトップレベル ウィンドウ) へのポインターを返します。

CWnd::GetIcon

アイコンへのハンドルを取得します。

CWnd::GetLastActivePopup

CWnd が所有するポップアップ ウィンドウのうち、直前にアクティブだったウィンドウを調べます。

CWnd::GetLayeredWindowAttributes

レイヤード ウィンドウの不透明度および透明度のカラー キーを取得します。

CWnd::GetMenu

指定されたメニューへのポインターを取得します。

CWnd::GetNextDlgGroupItem

コントロールのグループ内で、指定されたコントロールの直前または次に位置するコントロールを検索します。

CWnd::GetNextDlgTabItem

指定されたコントロールの次の (または直前の) WS_TABSTOP のスタイルで最初のコントロールを取得します。

CWnd::GetNextWindow

ウィンドウ マネージャーのリストから次 (または前) のウィンドウを返します。

CWnd::GetOleControlSite

指定された ActiveX コントロールのカスタム サイトを取得します。

CWnd::GetOpenClipboardWindow

現在クリップボードが開いているウィンドウへのポインターを取得します。

CWnd::GetOwner

CWnd のオーナーへのポインターを取得します。

CWnd::GetParent

CWnd の親ウィンドウがある場合、そのウィンドウを取得します。

CWnd::GetParentFrame

CWnd オブジェクトの親フレーム ウィンドウを取得します。

CWnd::GetParentOwner

子ウィンドウの親ウィンドウへのポインターを返します。

CWnd::GetProperty

ActiveX コントロール プロパティを取得します。

CWnd::GetRenderTarget

このウィンドウに関連付けられているレンダー ターゲットを取得します。

CWnd::GetSafeHwnd

m_hWnd を返します。this ポインターが NULL の場合は、NULL を返します。

CWnd::GetSafeOwner

指定されたウィンドウのセーフ オーナーを取得します。

CWnd::GetScrollBarCtrl

兄弟スクロール バーのコントロールを返します。

CWnd::GetScrollBarInfo

指定されたスクロール バーの情報を取得します。

CWnd::GetScrollInfo

SCROLLINFO 構造体がスクロール バーについて保持する情報を取得します。

CWnd::GetScrollLimit

スクロール バーの限界値を取得します。

CWnd::GetScrollPos

スクロール ボックスの現在位置を取得します。

CWnd::GetScrollRange

指定されたスクロール バーの現在の最小位置と最大位置をコピーします。

CWnd::GetStyle

現在のウィンドウ スタイルを返します。

CWnd::GetSystemMenu

アプリケーションのコピーおよび変更のコントロール メニューにアクセスできます。

CWnd::GetTitleBarInfo

指定されたタイトル バーの情報を取得します。

CWnd::GetTopLevelFrame

ウィンドウのトップレベルのフレーム ウィンドウを取得します。

CWnd::GetTopLevelOwner

トップ レベルのウィンドウを取得します。

CWnd::GetTopLevelParent

ウィンドウのトップレベルの親ウィンドウを取得します。

CWnd::GetTopWindow

CWnd に属する第一レベルの子ウィンドウを返します。

CWnd::GetUpdateRect

CWnd 更新領域を完全に囲む最小の四角形の座標を取得します。

CWnd::GetUpdateRgn

CWnd 更新領域を取得します。

CWnd::GetWindow

対象となるウィンドウとの間に指定された関係が成り立つウィンドウを返します。

CWnd::GetWindowContextHelpId

ヘルプ コンテキスト識別子を取得します。

CWnd::GetWindowDC

キャプション バー、メニュー、スクロール バーを含むウィンドウ全体のディスプレイ コンテキストを取得します。

CWnd::GetWindowedChildCount

関連付けられている子ウィンドウの数を返します。

CWnd::GetWindowInfo

ウィンドウに関する情報を返します。

CWnd::GetWindowlessChildCount

関連付けられているウィンドウなしの子ウィンドウの数を返します。

CWnd::GetWindowPlacement

ウィンドウの表示状態、通常の位置 (復元された位置)、最小化された位置、および最大表示された位置を取得します。

CWnd::GetWindowRect

CWnd 画面座標を取得します。

CWnd::GetWindowRgn

ウィンドウのウィンドウ領域のコピーを取得します。

CWnd::GetWindowText

ウィンドウのテキストまたはキャプション タイトル (ある場合) を返します。

CWnd::GetWindowTextLength

ウィンドウのテキストまたはキャプション タイトルの長さを返します。

CWnd::HideCaret

ディスプレイ画面からキャレットを削除して非表示にします。

CWnd::HiliteMenuItem

トップ レベル (メニュー バー) のメニュー項目の強調表示を設定または解除します。

CWnd::HtmlHelp

HTML ヘルプ アプリケーションを起動するために呼び出されます。

CWnd::Invalidate

クライアント領域全体を無効にします。

CWnd::InvalidateRect

指定された四角形を現在の更新領域に追加して、その四角形内のクライアント領域を無効にします。

CWnd::InvalidateRgn

指定された領域を現在の更新領域に追加して、その領域内のクライアント領域を無効にします。

CWnd::InvokeHelper

ActiveX コントロール メソッドまたはプロパティを呼び出します。

CWnd::IsChild

CWndが指定されたウィンドウの子ウィンドウか、または指定されたウィンドウの別の直系の子孫ウィンドウであるかを示します。

CWnd::IsD2DSupportEnabled

D2D のサポートが有効かどうかを判定します。

CWnd::IsDialogMessage

指定されたメッセージがモードレス ダイアログ ボックス用かどうかを判断します。モードレス ダイアログ ボックス用のメッセージである場合は、そのメッセージを処理します。

CWnd::IsDlgButtonChecked

ボタン コントロールがチェックされているかどうかを判断します。

CWnd::IsIconic

CWnd が最小化 (アイコン化) されているかどうかを判断します。

CWnd::IsTouchWindow

CWnd でタッチ操作がサポートされているかどうかを示します。

CWnd::IsWindowEnabled

ウィンドウでマウス入力およびキーボード入力が有効かどうかを判断します。

CWnd::IsWindowVisible

ウィンドウの表示と非表示を指定します。

CWnd::IsZoomed

CWnd が最大表示されているかどうかを判断します。

CWnd::KillTimer

システム タイマーを強制終了します。

CWnd::LockWindowUpdate

指定されたウィンドウでの描画を無効、または再度、有効にします。

CWnd::MapWindowPoints

複数の点を CWnd の座標空間からほかのウィンドウの座標空間へ変換 (マップ) します。

CWnd::MessageBox

アプリケーションに用意されたメッセージとキャプションを含むウィンドウを作成し、表示します。

CWnd::ModifyStyle

現在のウィンドウ スタイルを変更します。

CWnd::ModifyStyleEx

ウィンドウの拡張スタイルを変更します。

CWnd::MoveWindow

CWnd の位置と寸法を変更します。

CWnd::NotifyWinEvent

定義済みイベントが発生したことをシステムに通知します。

CWnd::OnAmbientProperty

アンビエント プロパティ値を実装します。

CWnd::OnDrawIconicThumbnailOrLivePreview

Windows 7 のタブのサムネイルに表示する、またはアプリケーションのピーク用にクライアントで表示するビットマップを取得する必要があるときに、フレームワークによって呼び出されます。

CWnd::OnHelp

アプリケーション内で F1 ヘルプを (現在のコンテキストを使って) 処理します。

CWnd::OnHelpFinder

ID_HELP_FINDER コマンドおよび ID_DEFAULT_HELP コマンドを処理します。

CWnd::OnHelpIndex

ID_HELP_INDEX コマンドを処理し、既定のヘルプ トピックを用意します。

CWnd::OnHelpUsing

ID_HELP_USING コマンドを処理します。

CWnd::OnToolHitTest

点が指定されたツールの外接する四角形内にあるかどうかを判断し、そのツールに関する情報を取得します。

CWnd::OpenClipboard

クリップボードを開きます。 Windows の CloseClipboard 関数が呼び出されるまで、ほかのアプリケーションではクリップボードを変更できません。

CWnd::PaintWindowlessControls

コントロール コンテナーのウィンドウなしのコントロールを描画します。

CWnd::PostMessage

メッセージをアプリケーション キューに配置し、ウィンドウがメッセージを処理するのを待たずに制御を返します。

CWnd::PreCreateWindow

CWnd オブジェクトに関連付けられている Windows のウィンドウが作成される前に呼び出されます。

CWnd::PreSubclassWindow

SubclassWindow を呼び出す前に、ほかの必要なサブクラス化を実行できます。

CWnd::PreTranslateMessage

ウィンドウ メッセージが Windows 関数の TranslateMessage および DispatchMessage にディスパッチされる前に、メッセージにフィルターをかけるために CWinApp によって使用されます。

CWnd::Print

指定されたデバイス コンテキストで現在のウィンドウを描画します。

CWnd::PrintClient

指定されたデバイス コンテキスト (通常はプリンター デバイス コンテキスト) で、さまざまなウィンドウを描画します。

CWnd::PrintWindow

表示されているウィンドウを指定したデバイス コンテキスト (通常はプリンター DC) にコピーします。

CWnd::RedrawWindow

クライアント領域内の指定された四角形または領域を更新します。

CWnd::RegisterTouchWindow

Windows タッチのサポートを登録または登録解除します。

CWnd::ReleaseDC

ほかのアプリケーションが使用できるように、クライアント デバイス コンテキストおよびウィンドウ デバイス コンテキストを解放します。

CWnd::RepositionBars

クライアント領域のコントロール バーの位置を変更します。

CWnd::RunModalLoop

モーダル ステータスであるウィンドウのメッセージを取得、変換、またはディスパッチします。

CWnd::ScreenToClient

ディスプレイ上の指定された点または四角形の画面座標をクライアント座標に変換します。

CWnd::ScrollWindow

クライアント領域の内容をスクロールします。

CWnd::ScrollWindowEx

クライアント領域の内容をスクロールします。 ScrollWindow と同様に、追加機能があります。

CWnd::SendChildNotifyLastMsg

子ウィンドウがタスクを処理できるように、親ウィンドウから子ウィンドウへ通知メッセージを送信します。

CWnd::SendDlgItemMessage

指定されたコントロールにメッセージを送ります。

CWnd::SendMessage

CWnd オブジェクトにメッセージを送信し、メッセージが処理されるまで待機します。

CWnd::SendMessageToDescendants

対象となるウィンドウのすべての子孫ウィンドウにメッセージを送信します。

CWnd::SendNotifyMessage

指定されたメッセージをウィンドウに送信し、そのウィンドウが呼び出し元のスレッドで作成されたものかどうかに応じて、できるだけ早くメッセージを返します。

CWnd::SetActiveWindow

ウィンドウをアクティブにします。

CWnd::SetCapture

以降のすべてのマウス入力を CWnd に送信します。

CWnd::SetCaretPos

指定された位置にキャレットを移動させます。

CWnd::SetClipboardViewer

クリップボードの内容が変更されるたびに通知を受けるウィンドウのチェインに CWnd を追加します。

CWnd::SetDlgCtrlID

ダイアログ ボックス内のコントロール ID だけでなく、任意の子ウィンドウのウィンドウまたはコントロール ID 値を設定します。

CWnd::SetDlgItemInt

コントロールのテキストを整数値を表現する文字列に設定します。

CWnd::SetDlgItemText

指定されたダイアログ ボックスにあるコントロールのキャプションまたはテキストを設定します。

CWnd::SetFocus

入力フォーカスを要求します。

CWnd::SetFont

現在のフォントを設定します。

CWnd::SetForegroundWindow

ウィンドウを作成したスレッドをフォアグラウンドに置き、そのウィンドウをアクティブにします。

CWnd::SetIcon

特定のアイコンへのハンドルを設定します。

CWnd::SetLayeredWindowAttributes

レイヤード ウィンドウの不透明度および透明度のカラー キーを設定します。

CWnd::SetMenu

メニューを指定されたメニューに設定します。

CWnd::SetOwner

CWnd のオーナーを変更します。

CWnd::SetParent

親ウィンドウを変更します。

CWnd::SetProperty

ActiveX コントロール プロパティを設定します。

CWnd::SetRedraw

CWnd の変更内容を再描画したり、または再描画を禁止したりできます。

CWnd::SetScrollInfo

スクロール バーの情報を設定します。

CWnd::SetScrollPos

スクロール ボックスの現在位置を設定します。また、再描画が指定されている場合は、新しい位置で表示されるようにスクロール バーを再描画します。

CWnd::SetScrollRange

指定されたスクロール バーの最小位置と最大位置を設定します。

CWnd::SetTimer

トリガーされた場合に WM_TIMER メッセージを送信するシステム タイマーをインストールします。

CWnd::SetWindowContextHelpId

ヘルプ コンテキスト識別子を設定します。

CWnd::SetWindowPlacement

ウィンドウの表示状態、通常の位置 (復元された位置)、最小化された位置、および最大表示された位置を設定します。

CWnd::SetWindowPos

子ウィンドウ、ポップアップ ウィンドウ、およびトップレベル ウィンドウのサイズ、位置、および順序付けを変更します。

CWnd::SetWindowRgn

ウィンドウ領域を設定します。

CWnd::SetWindowText

ウィンドウ テキストまたはキャプション タイトル (ある場合) を指定されたテキストに設定します。

CWnd::ShowCaret

ディスプレイ上のキャレット現在位置にキャレットを表示します。 キャレットは、表示されると自動的に点滅します。

CWnd::ShowOwnedPopups

ウィンドウが所有するすべてのポップアップ ウィンドウを表示または非表示にします。

CWnd::ShowScrollBar

スクロール バーを表示または非表示にします。

CWnd::ShowWindow

ウィンドウを表示または非表示にします。

CWnd::SubclassDlgItem

Windows のコントロールを CWnd オブジェクトに関連付け、CWnd のメッセージ マップを通じてそのオブジェクトにメッセージを送信します。

CWnd::SubclassWindow

ウィンドウを CWnd オブジェクトに関連付け、その CWnd のメッセージ マップを通じてメッセージがルーティングされるようにします。

CWnd::UnlockWindowUpdate

CWnd::LockWindowUpdate でロックされていたウィンドウのロックを解除します。

CWnd::UnSubclassWindow

CWnd オブジェクトからウィンドウを切り離します。

CWnd::UpdateData

ダイアログ ボックスのデータを初期化または取得します。

CWnd::UpdateDialogControls

ダイアログの各ボタンの状態およびほかのコントロールの状態を更新します。

CWnd::UpdateLayeredWindow

レイヤード ウィンドウの位置、サイズ、形状、内容、および透明度を更新します。

CWnd::UpdateWindow

クライアント領域を更新します。

CWnd::ValidateRect

指定された四角形を現在の更新領域から削除して、その四角形内のクライアント領域を有効にします。

CWnd::ValidateRgn

現在の更新領域から指定された領域を削除して、その領域内のクライアント領域を有効にします。

CWnd::WindowFromPoint

指定された点を含むウィンドウを識別します。

CWnd::WinHelp

WinHelp アプリケーションを起動します。

プロテクト メソッド

名前

説明

CWnd::Default

既定のウィンドウ プロシージャを呼び出します。既定のウィンドウ プロシージャは、アプリケーションが処理しないウィンドウ メッセージに対する既定の処理を提供します。

CWnd::DefWindowProc

既定のウィンドウ プロシージャを呼び出します。既定のウィンドウ プロシージャは、アプリケーションが処理しないウィンドウ メッセージに対する既定の処理を提供します。

CWnd::DoDataExchange

ダイアログ データの交換と妥当性検査を行います。 UpdateData によって呼び出されます。

CWnd::GetCurrentMessage

ウィンドウが現在処理しているメッセージへのポインターを返します。 この関数は、OnMessage メッセージ ハンドラー メンバー関数内でのみ呼び出すようにします。

CWnd::OnActivate

CWnd がアクティブまたは非アクティブになっているときに呼び出されます。

CWnd::OnActivateApp

アプリケーションがアクティブまたは非アクティブになるときに呼び出されます。

CWnd::OnAppCommand

ユーザーがアプリケーションのコマンド イベントを生成するときに呼び出されます。

CWnd::OnAskCbFormatName

クリップボード オーナーがクリップボードの内容を表示するときに、クリップボード ビューアーによって呼び出されます。

CWnd::OnCancelMode

CWnd でマウスのキャプチャなどの内部モードをキャンセルするために呼び出されます。

CWnd::OnCaptureChanged

マウス キャプチャが離れるウィンドウにメッセージを送信します。

CWnd::OnChangeCbChain

指定されたウィンドウがチェインから削除されようとしていることを通知します。

CWnd::OnChangeUIState

ユーザー インターフェイス (UI) 状態を変更する必要があるときに呼び出されます。

CWnd::OnChar

キーストロークがシステム以外の文字に呼び出されます。

CWnd::OnCharToItem

WM_CHAR メッセージへの応答として、LBS_WANTKEYBOARDINPUT スタイルの子リスト ボックスによって呼び出されます。

CWnd::OnChildActivate

CWnd のサイズや位置が変更されたり、CWnd がアクティブになったりした場合に、マルチ ドキュメント インターフェイス (MDI) 子ウィンドウに対して呼び出されます。

CWnd::OnChildNotify

親ウィンドウによって呼び出されます。親ウィンドウにメッセージを送るコントロールが、コントロール通知に対応できるようにします。

CWnd::OnClipboardUpdate

クリップボードの内容が変更されたときに呼び出されます。

CWnd::OnClose

CWnd を終了するシグナルとして呼び出されます。

CWnd::OnColorizationColorChanged

非クライアント領域のレンダリングのポリシーが変更されたときに呼び出されます。

CWnd::OnCommand

ユーザーがコマンドを選択すると呼び出されます。

CWnd::OnCompacting

Windows がシステム メモリの低下を検出すると呼び出されます。

CWnd::OnCompareItem

子の並べ替えられたオーナー描画コンボ ボックスやリスト ボックス内の新しい項目の相対位置を判断するために、呼び出されます。

CWnd::OnCompositionChanged

Desktop Window Manager (DWM) コンポジションを有効にするか無効にするときに、トップ レベル ウィンドウに対して呼び出されます。

CWnd::OnContextMenu

ウィンドウ内でマウスの右ボタンをクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnCopyData

あるアプリケーションからほかのアプリケーションにデータをコピーします。

CWnd::OnCreate

ウィンドウの作成の一部として呼び出されます。

CWnd::OnCtlColor

CWnd がコントロールの親である場合、コントロールの描画時に呼び出されます。

CWnd::OnDeadChar

キーストロークがシステム以外のデッド文字 (アクセント記号付き文字など) に変換されるときに呼び出されます。

CWnd::OnDeleteItem

オーナー描画の子リスト ボックスやコンボ ボックスが破棄されるとき、または項目がコントロールから削除されるときに呼び出されます。

CWnd::OnDestroy

CWnd が破棄されているときに呼び出されます。

CWnd::OnDestroyClipboard

Windows の EmptyClipboard 関数への呼び出しを通じて、クリップボードが空になったときに呼び出されます。

CWnd::OnDeviceChange

デバイスやコンピューターのハードウェア構成が変更されたときに、アプリケーションまたはデバイス ドライバーに通知します。

CWnd::OnDevModeChange

ユーザーがデバイス モードの設定を変更したときに、すべてのトップ レベルのウィンドウに対して呼び出されます。

CWnd::OnDrawClipboard

クリップボードの内容が変更されるときに呼び出されます。

CWnd::OnDrawItem

オーナー描画の子ボタン コントロール、コンボ ボックス コントロール、リスト ボックス コントロール、またはメニューの外観を描画する必要があるときに呼び出されます。

CWnd::OnDropFiles

ドロップされたファイルを受け取るように登録したウィンドウ上で、ユーザーがマウスの左ボタンを離したときに呼び出されます。

CWnd::OnEnable

CWnd が有効または無効になるときに呼び出されます。

CWnd::OnEndSession

セッションが終了するときに呼び出されます。

CWnd::OnEnterIdle

モーダル ダイアログ ボックスまたはメニューがアイドル状態になることをアプリケーションのメイン ウィンドウ プロシージャに通知するために呼び出されます。

CWnd::OnEnterMenuLoop

メニュー モーダル ループに入るときに呼び出されます。

CWnd::OnEnterSizeMove

影響を受けるウィンドウを移動またはサイズ変更のモーダル ループを入力した後に呼び出されます。

CWnd::OnEraseBkgnd

ウィンドウの背景を消去する必要があるときに呼び出されます。

CWnd::OnExitMenuLoop

メニュー モーダル ループが終了したときに呼び出されます。

CWnd::OnExitSizeMove

影響を受けるウィンドウを移動またはサイズ変更のモーダル ループが終了した後に呼び出されます。

CWnd::OnFontChange

フォント リソースのプールの変更時に呼び出されます。

CWnd::OnGetDlgCode

方向キーおよび Tab キーによる入力そのものをコントロールが処理できるように、そのコントロールに対して呼び出されます。

CWnd::OnGetMinMaxInfo

Windows が最大表示されたときの位置や寸法、または最小や最大のトラッキング サイズを知る必要があるときに、必ず呼び出されます。

CWnd::OnHelpInfo

ユーザーが F1 キーを押したときに、フレームワークによって呼び出されます。

CWnd::OnHotKey

ユーザーがホット キーがシステム全体で押すと呼び出されます。

CWnd::OnHScroll

CWnd の水平スクロール バーをクリックすると、呼び出されます。

CWnd::OnHScrollClipboard

クリップボード オーナーがクリップボード内のイメージをスクロールし、適切な部分を無効にし、スクロール バーの値を更新する必要がある場合に呼び出されます。

CWnd::OnIconEraseBkgnd

CWnd が最小化 (アイコン化) され、アイコンを描画する前にアイコンの背景を設定する必要があるときに呼び出されます。

CWnd::OnInitMenu

メニューがアクティブになるときに呼び出されます。

CWnd::OnInitMenuPopup

ポップ アップ メニューがアクティブになるときに呼び出されます。

CWnd::OnInputDeviceChange

I/O デバイスがシステムから追加または削除されたときに呼び出されます。

CWnd::OnInputLangChange

アプリケーションの入力言語が変更されると呼び出されます。

CWnd::OnInputLangChangeRequest

ユーザーが新しい入力言語を選択するときに呼び出されます。

CWnd::OnKeyDown

システム以外のキーが押されると呼び出されます。

CWnd::OnKeyUp

システム以外のキーが離されると呼び出されます。

CWnd::OnKillFocus

CWnd から入力フォーカスが消える直前に呼び出されます。

CWnd::OnLButtonDblClk

マウスの左ボタンをダブルクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnLButtonDown

マウスの左ボタンを押すと呼び出されます。

CWnd::OnLButtonUp

マウスの左ボタンを離すと呼び出されます。

CWnd::OnMButtonDblClk

マウスの中央ボタンをダブルクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnMButtonDown

マウスの中央ボタンを押すと呼び出されます。

CWnd::OnMButtonUp

マウスの中央ボタンを離すと呼び出されます。

CWnd::OnMDIActivate

MDI 子ウィンドウがアクティブまたは非アクティブになるときに呼び出されます。

CWnd::OnMeasureItem

オーナー描画の子コンボ ボックス、リスト ボックス、またはメニュー項目が作成されるときに呼び出されます。 CWnd は、コントロールの大きさを Windows に通知します。

CWnd::OnMenuChar

ユーザーが押したメニューのニーモニック文字が、現在のメニューに組み込まれているニーモニックと一致しないときに呼び出されます。

CWnd::OnMenuDrag

ユーザーがメニュー項目をドラッグするときに呼び出されます。

CWnd::OnMenuGetObject

マウス カーソルが項目の中央から項目の上部または下部にメニュー項目の移動を入力したときに呼び出されます。

CWnd::OnMenuRButtonUp

カーソルがメニュー項目にあるときに、マウスの右ボタンを離すと呼び出されます。

CWnd::OnMenuSelect

ユーザーがメニュー項目を選択するときに呼び出されます。

CWnd::OnMouseActivate

カーソルが非マップ関数ウィンドウにあるときに、マウス ボタンを押すと呼び出されます。

CWnd::OnMouseHover

カーソルが TrackMouseEventへの前の呼び出しで指定されている期間のウィンドウのクライアント領域の上に置いたときに呼び出されます。

CWnd::OnMouseHWheel

現在のペインが Desktop Window Manager (DWM) によって構成されるときに呼び出されると、そのウィンドウが最大になります。

CWnd::OnMouseLeave

カーソルがウィンドウのクライアント領域を TrackMouseEventへの前の呼び出しで指定のままと呼び出されます。

CWnd::OnMouseMove

マウスのカーソルの移動時に呼び出されます。

CWnd::OnMouseWheel

マウス ホイールの回転時に呼び出されます。 Windows NT 4.0 メッセージ ハンドラーを使用します。

CWnd::OnMove

CWnd の位置が変更されると、呼び出されます。

CWnd::OnMoving

ユーザーが CWnd オブジェクトを移動中であることを示します。

CWnd::OnNcActivate

アクティブまたは非アクティブ状態を示すために、非クライアント領域を変更する必要があるときに呼び出されます。

CWnd::OnNcCalcSize

クライアント領域のサイズと位置を計算する必要があるときに呼び出されます。

CWnd::OnNcCreate

非クライアント領域を作成しているときに OnCreate 前に呼び出されます。

CWnd::OnNcDestroy

非クライアント領域が破棄されるときに呼び出されます。

CWnd::OnNcHitTest

CWnd がカーソルを含む場合、または SetCapture を使用してマウス入力をキャプチャした場合に、マウスを移動するごとに Windows によって呼び出されます。

CWnd::OnNcLButtonDblClk

CWndカーソルがの非クライアント領域内にあるときに、マウスの左ボタンをダブルクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnNcLButtonDown

CWndカーソルがの非クライアント領域内にあるときに、マウスの左ボタンを押すと呼び出されます。

CWnd::OnNcLButtonUp

CWndカーソルがの非クライアント領域内にあるときに、マウスの左ボタンを離すと呼び出されます。

CWnd::OnNcMButtonDblClk

CWndカーソルがの非クライアント領域内にあるときに、マウスの中央ボタンをダブルクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnNcMButtonDown

CWndカーソルがの非クライアント領域内にあるときに、マウスの中央ボタンを押すと呼び出されます。

CWnd::OnNcMButtonUp

CWndカーソルがの非クライアント領域内にあるときに、マウスの中央ボタンを離すと呼び出されます。

CWnd::OnNcMouseHover

カーソルが TrackMouseEventへの前の呼び出しで指定されている期間のウィンドウの非クライアント領域に置いたときに呼び出されます。

CWnd::OnNcMouseLeave

フレームワークは、カーソルがウィンドウの非クライアント領域を TrackMouseEventへの前の呼び出しで指定されてから離れると、このメンバー関数を呼び出します。

CWnd::OnNcMouseMove

CWndカーソルがの非クライアント領域内で移動時に呼び出されます。

CWnd::OnNcPaint

非クライアント領域を描画する必要があるときに呼び出されます。

CWnd::OnNcRButtonDblClk

CWndカーソルがの非クライアント領域内にあるときに、マウスの右ボタンをダブルクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnNcRButtonDown

CWndカーソルがの非クライアント領域内にあるときに、マウスの右ボタンを押すと呼び出されます。

CWnd::OnNcRButtonUp

CWndカーソルがの非クライアント領域内にあるときに、マウスの右ボタンを離すと呼び出されます。

CWnd::OnNcRenderingChanged

非クライアント領域のレンダリングのポリシーが変更されたときに呼び出されます。

CWnd::OnNcXButtonDblClk

カーソルがウィンドウの非クライアント領域内にある間にユーザーが XBUTTON1 または XBUTTON2 をダブルクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnNcXButtonDown

カーソルがウィンドウの非クライアント領域内にあるときに、マウスの XBUTTON1 または XBUTTON2 を押すと呼び出されます。

CWnd::OnNcXButtonUp

カーソルがウィンドウの非クライアント領域内にあるときに、マウスの XBUTTON1 または XBUTTON2 を離すと呼び出されます。

CWnd::OnNextMenu

権限が左方向キーがメニュー バーとメニュー システムの間の切り替えに使用されるときに呼び出されます。

CWnd::OnNotify

コントロール内でイベントが発生したこと、またはコントロールが情報を必要としていることを親ウィンドウに通知するためにフレームワークによって呼び出されます。

CWnd::OnNotifyFormat

現在のペインを WM_NOTIFY の通知メッセージの ANSI 形式または Unicode の構造体を受け取るかどうかを判断するために呼び出されます。

CWnd::OnPaint

ウィンドウの一部を再描画するために呼び出されます。

CWnd::OnPaintClipboard

クリップボード ビューアーのクライアント領域の再描画が必要なときに呼び出されます。

CWnd::OnPaletteChanged

呼び出されると、カラー パレットを使用するウィンドウで論理パレットが実現され、そのクライアント領域を更新できます。

CWnd::OnPaletteIsChanging

あるアプリケーションで論理パレットが実現されるときに、ほかのアプリケーションに通知します。

CWnd::OnParentNotify

子ウィンドウが作成または破棄されたとき、カーソルが子ウィンドウ上にあるときにユーザーがマウス ボタンをクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnPowerBroadcast

電源管理イベントが発生したときに呼び出されます。

CWnd::OnQueryDragIcon

最小化された CWnd をユーザーがドラッグするときに呼び出されます。

CWnd::OnQueryEndSession

ユーザーが Windows のセッションの終了を選択するときに呼び出されます。

CWnd::OnQueryNewPalette

CWnd が入力フォーカスを受け取ろうとしていることを、その CWnd に通知します。

CWnd::OnQueryOpen

最小化された CWnd を開くようにユーザーが要求したときに呼び出されます。

CWnd::OnQueryUIState

ウィンドウのユーザー インターフェイス (UI) 状態を取得するために呼び出されます。

CWnd::OnRawInput

現在のペインが未加工の入力を取得するときに呼び出されます。

CWnd::OnRButtonDblClk

マウスの右ボタンをダブルクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnRButtonDown

マウスの右ボタンを押すと呼び出されます。

CWnd::OnRButtonUp

マウスの右ボタンを離すと呼び出されます。

CWnd::OnRenderAllFormats

オーナー アプリケーションが破棄されるときに、そのフォーマットすべてのレンダリングが必要なときに呼び出されます。

CWnd::OnRenderFormat

遅延レンダリングされた固有フォーマットのレンダリングが必要なときに、クリップボード オーナーによって呼び出されます。

CWnd::OnSessionChange

セッション状態の変更を通知するために呼び出されます。

CWnd::OnSetCursor

マウス入力がキャプチャされずに、ウィンドウ内のカーソルが移動された場合に呼び出されます。

CWnd::OnSetFocus

CWnd が入力フォーカスを取得すると呼び出されます。

CWnd::OnSettingChange

呼び出されたとき SystemParametersInfo Win32 の関数がシステム全体の配置。

CWnd::OnShowWindow

CWnd が非表示または表示されるときに呼び出されます。

CWnd::OnSize

CWnd のサイズが変更されると呼び出されます。

CWnd::OnSizeClipboard

クリップボード ビューアー ウィンドウのクライアント領域のサイズが変更されたときに呼び出されます。

CWnd::OnSizing

四角形のサイズを変更中であることを示します。

CWnd::OnSpoolerStatus

プリント マネージャーのキューにジョブが追加または削除されるたびに、プリント マネージャーから呼び出されます。

CWnd::OnStyleChanged

SetWindowLong Windows 関数が 1 つ以上のウィンドウ スタイルを変更したことを示します。

CWnd::OnStyleChanging

SetWindowLong Windows 関数が 1 つ以上のウィンドウ スタイルを変更しようとしていることを示します。

CWnd::OnSysChar

キーストロークがシステム文字に変換されるときに呼び出されます。

CWnd::OnSysColorChange

システム カラーの設定が変更されるときに、トップ レベル ウィンドウで呼び出されます。

CWnd::OnSysCommand

ユーザーがコントロール メニューからコマンドを選択したとき、または最大化ボタンまたは最小化ボタンを選択するときに呼び出されます。

CWnd::OnSysDeadChar

キーストロークがシステム デッド文字 (アクセント記号付き文字など) に変換されるときに呼び出されます。

CWnd::OnSysKeyDown

ユーザーが Alt キーを押したまま、ほかのキーを押すときに呼び出されます。

CWnd::OnSysKeyUp

Alt キーと一緒に押していたキーを離すときに呼び出されます。

CWnd::OnTCard

ユーザーが authorable ボタンをクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnTimeChange

システム時間が変更された後、すべてのトップ レベルのウィンドウに対して呼び出されます。

CWnd::OnTimer

SetTimer で指定された間隔ごとに呼び出されます。

CWnd::OnTouchInput

Windows タッチからの 1 つの入力を処理します。

CWnd::OnTouchInputs

Windows タッチからの複数の入力を処理します。

CWnd::OnUniChar

キーが押されると呼び出されます。 つまり、現在のウィンドウは、キーボード フォーカスを持ち、WM_KEYDOWN のメッセージが TranslateMessage の関数によって変換されます。

CWnd::OnUnInitMenuPopup

ドロップダウン メニューやサブメニューが破棄されたときに呼び出されます。

CWnd::OnUpdateUIState

指定したウィンドウとすべての子ウィンドウのユーザー インターフェイス (UI) 状態を変更するときに呼び出されます。

CWnd::OnUserChanged

ユーザーの後に呼び出されます。またはログオンします。

CWnd::OnVKeyToItem

WM_KEYDOWN メッセージへの応答として、CWnd が所有するリスト ボックスによって呼び出されます。

CWnd::OnVScroll

垂直スクロール バーをクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnVScrollClipboard

オーナーがクリップボード内のイメージをスクロールし、適切な部分を無効にし、さらに、スクロール バーの値を更新する必要がある場合に呼び出されます。

CWnd::OnWindowPosChanged

SetWindowPos またはほかのウィンドウ管理関数を使って、ウィンドウのサイズ、位置、または Z オーダーを変更したときに呼び出されます。

CWnd::OnWindowPosChanging

SetWindowPos またはほかのウィンドウ管理関数を使って、ウィンドウのサイズ、位置、または Z オーダーを変更するときに呼び出されます。

CWnd::OnWinIniChange

Windows 初期化ファイルの WIN.INI が変更された後、すべてのトップ レベル ウィンドウに対して呼び出されます。

CWnd::OnWndMsg

ウィンドウのメッセージが処理されたかどうかを示します。

CWnd::OnXButtonDblClk

カーソルがウィンドウのクライアント領域にあるときに、ユーザーが XBUTTON1 または XBUTTON2 をダブルクリックすると呼び出されます。

CWnd::OnXButtonDown

カーソルがウィンドウのクライアント領域にあるときに、ユーザーが XBUTTON1 または XBUTTON2 を押すと呼び出されます。

CWnd::OnXButtonUp

カーソルがウィンドウのクライアント領域にあるときに、ユーザーが XBUTTON1 または XBUTTON2 を離すと呼び出されます。

CWnd::PostNcDestroy

この仮想関数は、ウィンドウが破棄された後に、既定の OnNcDestroy 関数によって呼び出されます。

CWnd::ReflectChildNotify

メッセージをソースに返送するヘルパー関数です。

CWnd::ReflectLastMsg

子ウィンドウに最後のメッセージを返送します。

CWnd::WindowProc

CWnd に対するウィンドウ プロシージャを用意します。 既定では、メッセージ マップを通じてメッセージをディスパッチします

パブリック演算子

名前

説明

CWnd::operator HWND

ウィンドウへのハンドル取得のために呼び出されます。

CWnd::operator !=

ハンドルが m_hWnd であるウィンドウとは違うウィンドウかどうかを判断します。

CWnd::operator ==

ハンドルが m_hWnd であるウィンドウと同じウィンドウどうかを判断します。

パブリック データ メンバー

名前

説明

CWnd::m_hWnd

この CWnd に関連付けられる HWND を示します。

解説

CWnd オブジェクトは、Windows のウィンドウとは異なりますが、両者は密にリンクされています。 CWnd オブジェクトは、CWnd コンストラクターにより作成され、CWnd デストラクターにより破棄されます。 一方、Windows のウィンドウは、Windows 内部のデータ構造体であり、Create メンバー関数により作成され、CWnd 仮想デストラクターにより破棄されます。 DestroyWindow 関数は、オブジェクトを破棄せずに Windows のウィンドウを破棄します。

CWnd クラスとメッセージ マップ機構では、WndProc 関数が表示されません。 Windows からの通知メッセージは、メッセージ マップを通じて適切な OnMessage CWnd メンバー関数に自動送信されます。 派生クラスのメンバー固有のメッセージを処理するには、OnMessage メンバー関数をオーバーライドします。

CWnd クラスでは、固有のアプリケーションに対応する Windows の子ウィンドウも作成できます。 アプリケーション固有のデータを格納するには、CWnd からクラスを派生させ、その派生クラスにメンバー変数を追加します。 ウィンドウにメッセージが送られたときに行われる処理を指定するには、派生クラスにメッセージ処理メンバー関数とメッセージ マップを実装します。

子ウィンドウは 2 ステップで作成されます。 最初に、コンストラクター CWnd を呼び出して CWnd オブジェクトを生成します。次に、Create メンバー関数を呼び出して子ウィンドウを作成し、CWnd オブジェクトに関連付けます。

子ウィンドウの終了時に、ウィンドウを削除しそのデータ構造体を破棄するには、CWnd オブジェクトを破棄するか、DestroyWindow メンバー関数を呼び出します。

Microsoft Foundation Class ライブラリ内で、CWnd からさらに別のクラスを派生させると、固有のウィンドウ タイプが作成されます。 CFrameWndCMDIFrameWndCMDIChildWndCViewCDialog などのクラスの多くは、複数のクラスの派生に対応するようにデザインされています。 CButton のように、CWnd からコントロール クラスを派生すると、そのクラスを直接使用したり、さらに別のクラスの派生に使用したりできます。

CWnd の使い方の詳細については、「フレーム ウィンドウ」および「ウィンドウ オブジェクト」を参照してください。

継承階層

CObject

CCmdTarget

CWnd

必要条件

ヘッダー: afxwin.h

参照

関連項目

CCmdTarget クラス

階層図

CFrameWnd クラス

CView クラス