数値演算エラー定数

更新 : 2007 年 11 月

#include <math.h>

解説

ランタイムライブラリの数値演算ルーチンは、数値演算エラー定数を生成することがあります。

次に示すエラーは、MATH.H 中で定義されている例外型に対応しています。数値演算エラーが発生すると _matherr 関数によって返されます。

定数	説明
_DOMAIN	引数が関数のドメイン外です。
_OVERFLOW	結果が大きすぎて、関数の戻り値の型では表現できません。
_PLOSS	有効数字の一部が失われました。
_SING	引数が不適切です。関数の引数の値が無効です。たとえば、0 以外の値が必要な関数に値 0 を渡した場合です。
_TLOSS	有効数字がすべて失われました。
_UNDERFLOW	結果が小さすぎて表現できません。