デバッグの準備 : Windows フォーム アプリケーション

Windows フォーム プロジェクト テンプレートは、Windows フォーム アプリケーションを作成します。Visual Studio では、この種類のアプリケーションを簡単にデバッグできます。詳細については、「方法: 新しい Windows フォーム アプリケーション プロジェクトを作成する」を参照してください。

プロジェクト テンプレートを使用して Windows フォーム プロジェクトを作成する場合、デバッグ構成とリリース構成に必要な設定は Visual Studio によって自動的に作成されます。この設定は必要に応じて変更できます。設定の変更は、[<プロジェクト名> プロパティ ページ] ダイアログ ボックス (Visual Basic の場合は [My Project]) で行います。

詳細については、「マネージ デバッグ : プロパティの推奨設定」を参照してください。

推奨される追加のプロパティ設定を次の表に示します。

[デバッグ] タブの構成プロパティ

プロパティ名

設定

[開始動作]

  • ほとんどの場合、[スタート プロジェクト] に設定します。デバッグの開始時に他の実行可能ファイルを起動する場合 (通常は DLL をデバッグする場合) には、[外部プログラムの開始] に設定します。

Windows フォーム アプリケーションは、Visual Studio 内から、または既に実行中のアプリケーションにアタッチすることによってデバッグできます。アタッチの詳細については、「実行中のプロセスへのアタッチ」を参照してください。

C#、F#、または Visual Basic の Windows フォーム アプリケーションをデバッグするには

  1. Visual Studio でプロジェクトを開きます。

  2. 必要に応じて、ブレークポイントを作成します。

    Windows フォーム アプリケーションはイベント ドリブンであるため、ブレークポイントはイベント ハンドラー コード内またはイベント ハンドラー コードによって呼び出されるメソッド内に設定します。ブレークポイントが配置される一般的なイベントは次のとおりです。

    1. Click、Enter などのコントロールに関連付けられたイベント。

    2. Load、Activated など、アプリケーションの起動またはシャットダウンに関連付けられたイベント。

    3. フォーカス イベントと検証イベント。

    詳細については、「Windows フォーム内でのイベント ハンドラーの作成」を参照してください。

  3. [デバッグ] メニューの [開始] をクリックします。

  4. デバッガーのロードマップ」で説明されている方法でデバッグします。

参照

処理手順

方法 : デバッグ構成とリリース構成を設定する

概念

C# デバッグ構成のプロジェクト設定

Visual Basic デバッグ構成のプロジェクト設定

その他の技術情報

マネージ コードのデバッグ

デバッグの準備: プロジェクトの種類が C#、F#、および Visual Basic のプロジェクト

実行中のプロセスへのアタッチ

Windows フォーム