MSDN マガジン: 注目記事Visual Studio 2010 で、楽しく、便利な、プラグインの世界へ更新日: 2010 年 3 月 15 日 この記事は オンライン版月刊技術情報誌 MSDN マガジンの中から特におすすめの記事を解説したものです。MSDN マガジンの本文は、「Managed Extensibility Framework による .NET 4 で構成可能なアプリケーションの構築」を参照してください。 Visual Studio 2010 の .NET 4 では、Managed Extensibility Framework (MEF) と呼ばれる拡張 (Extensibility) のためのテクノロジーが登場します。例えば Visual Studio 自体を拡張したい場合、従来も Visual Studio SDK などで拡張は可能でしたが、MEF により、格段に容易、かつ柔軟な拡張が可能であり、プログラマにとってのハードルは大きく下がっています。既に、業務に役立つアドイン可能な開発ツールやプロジェクト テンプレート、アイテム テンプレート、コマンドはもちろん、Visual Studio のテキスト エディター上に気に入ったイメージ (背景) を挿入できる拡張機能など、楽しいプラグインの世界が広がりはじめています。そして、Visual Studio 自体の拡張だけでなく、拡張機能をもった独自のアプリケーション構築でもこのテクノロジーが使用できます。 MEF では、インタフェースを介したエクスポート (拡張するパーツ) とインポート (パーツの組み込み) の簡単な概念を組み合わせて機能の拡張を実現します。この記事では、バイナリを配置するだけで、そのユーザーの環境にカスタマイズされた新しいビューを追加できる WPF (Windows Presentation Foundation) アプリケーションを想定し、MEF のインポート/エクスポートの概念から WPF のオブジェクト グラフの作成まで、設計ポイントごとに考え方を解説しています。 Visual Studio 2010 のこの新しい世界を学習し、日本のプログラマの知恵が誇る、楽しく、便利なソフトウェアを広げていきましょう。 MSDN: Managed Extensibility Framework Overview MSDN ブログ: Visual Studio 2010 における SharePoint 開発ツールの拡張 ページのトップへ |