Application.Volatile メソッド (Excel)

ユーザー定義関数を自動再計算関数にします。 自動再計算関数は、ワークシートのいずれかのセルで計算が行われるたびに再計算を行います。 これに対して非自動再計算関数では、入力した変数の値が変わったときにだけ再計算を行います。 このメソッドは、ワークシートのセルを計算するユーザー定義関数の内部で使わなければ効果がありません。

構文

Volatile (Volatile)

expressionApplication オブジェクトを 表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Volatile 省略可能 バリアント型 (Variant) True を指定すると、その関数は自動再計算関数になります。 False を指定すると、非自動再計算関数となります。 既定値は True です。

次の使用例は、ユーザー定義関数 My_Func を揮発性としてマークします。 アプリケーション ウィンドウ内のブック内のセルが値を変更すると、関数が再計算されます。 関数の再計算は、この関数が適用されるワークシートの変更または計算サイクルに限定されません。 そのため、計算の遅れを避けるために、適度に使用します。

Function My_Func() 
 Application.Volatile 
 ' 
 ' Remainder of the function 
 ' 
End Function

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