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Windows エラー報告: はじめに

最終更新日: 2010年 10月 27日

Windows エラー報告 (WER) は、Windows のエンド ユーザーからのソフトウェアのクラッシュおよびハング データをキャプチャする Windows テクノロジのセットです。Winqual サービスを通じて、ソフトウェアやハードウェアのメーカーはレポートにアクセスし、こうした問題を分析し、対応できます。WER テクノロジは、Windows XP/Windows Server 2003 で初めて実装され、現在でも Windows の現行リリースに含まれています。

エラー報告データの傾向の大まかな解析によると、影響を受けた Windows プラットフォーム上に存在するすべての問題、および受信した件数において、下記のことが示されています。

  • 報告されたバグの上位 20% を修正すれば、顧客の問題の 80% を解決できます。

  • バグの 1% に対処すれば、顧客の問題の 50% に対処することになります。

メーカーは、無償で WER を利用してエラー報告を参照できます。このサービスは、Windows ロゴの資格を得ていないハードウェアまたはソフトウェアも含め、すべての製品に対して利用可能です。ただし、Microsoft では、Windows ロゴ プログラムに対して製品を申請されることを強く推奨しています。注: サインアップしてこのサービスを使用するには、VeriSign Class 3 証明書が必要です。

エラー報告を表示する方法

Microsoft は、Windows エラー報告から受信したエラー報告を、仮想の "バケット" に並べ替えます。バケットは、ドライバー、アプリケーション、Windows 機能、またはその他コンポーネントの特定バージョンに関連付けられた、特定のエラーのすべてのインスタンスのカテゴリ分類です。

Winqual Web サイトを利用して、自社の組織に関連付けられた、ドライバー固有、アプリケーション固有、またはオペレーティング システム固有のエラーを表示できます。各エラー報告は、そのバケットに関連する詳細を提供し、各社は、関連付けられたデータのファイルを要求できます。

エラー報告を表示するには:

  1. Winqual アカウントを作成します。
    Winqual の申請サイトでは、各社を偽装から守り、エラー報告が適切な企業の担当者に確実に届くようにするため、各社が有効な VeriSign ID を持つことを要件としています。

  2. Windows Error Reporting Agreement に同意します。

  3. Winqual サイトにサインインします。

  4. [Windows Error Reports] をクリックします。

自社のエラー報告がない場合、製品のユーザーが Microsoft にエラー報告を提出していない可能性があります。ただし、エラー報告がないのは、製品に関連するエラー報告とその会社とを結びつけるだけの十分な情報を Microsoft が保持していないことが原因の可能性もあります。

ファイルをマップする方法: エラー報告を自社の製品と照合する

特定の会社のソフトウェアのエラー報告を表示できるようにするため、Microsoft では、特定のバケットと関連付けられているどのソフトウェアが、その会社組織に属しているか知る必要があります。Windows クォリティ オンライン サービスでこの接続を行うことを、"ファイルをマップする" と呼びます。

特定のエラー報告バケットを、自社に属しているとして関連付けるには:

  1. Winqual Web サイトで、Request file mapping または Request file unmapping フォームに記入します。(このページの下部の一覧にあるリソースを使用して、最新の指示を参照してください。)

  2. 自社の組織に関連付けられたファイルを参照中、一覧からファイルを追加または削除するには、ファイル名をクリックします。

システム製造元がシステム データを取得および分析できる方法

システム製造元は、システムに、"マーカー ファイル" と呼ばれる特別なファイルを含めることを選択できます。このファイルは、特定のコンピューター モデルを WER データと関連付けるのに役立ち、製造元がそれらのシステムのクラッシュ ダンプを参照および分析できるようにします。

システム製造元がカーネル モード エラー データと関連する問題を識別して解決するのに役立つよう、Microsoft は、下記の支援を提供できます。

  • ドライバー ベンダーとその他の開発者のサポート連絡先。

  • ベンダーと製造元とのディスカッションの便宜を図るヘルプ。

  • 要求に応じて、データ マイニングと傾向分析。

ミニダンプ ファイルは、使用契約書の署名条項に基づき、ケースごとに提供可能です。また、ドライバー ベンダーは、特定の OEM と直接、自社のミニダンプを共有することもできます。

Winqual の Windows エラー報告の機能


Windows エラー報告用の Winqual のホーム ページ:

  • アプリケーションおよびドライバーのクラッシュ報告へのクイック リンク

  • ユーザー モードおよびカーネル モードのクラッシュ データの概要を含む管理グラフ

カーネル モード ドライバーの報告機能とフィルター機能:

  • ドライバーのクラッシュを、ファイル名、リンクの日付、オペレーティング システムのバージョンとエディション、日付の範囲、および応答によって表示する機能。

  • サイトの任意の場所から任意のクラッシュ バケット (カテゴリ) に対し、検索、並べ替え、またはジャンプを行う機能。

  • 特定のクラッシュ バケットのミニ ダンプ ファイルを含むダウンロード キャビネット (.cab) ファイルをダウンロードする機能。開発者は、これらのミニ ダンプ ファイルを使用して、問題をデバッグできます。

  • ダウンロードした .cab ファイルを、ファイル名、リンクの日付、デバイスのプラグ アンド プレイ ID、OEM マシン、およびオペレーティング システムのバージョンとエディションによってフィルターする機能。

ユーザー モード アプリケーションの表示、並べ替え、および管理機能:

  • アプリケーションのクラッシュをメーカーに自動的にマッピング

  • 会社、製品に対する概要ビュー、および影響に関する概要: (クラッシュの X% が、自社の顧客の問題の Y% にマップされる)

  • 検索および並べ替えの機能

  • 応答管理センター

  • エンド ユーザー用の更新ヘルプ

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